バッティングやピッチングを上達させるための野球ギアっていろいろあってオモシロいですよね。
ウチもいくつか買いましたが、とても試しきれないくらい色んな練習道具があります。
「よく思いついたな!!」なんて感じてしまうほど、奇妙(笑)な道具がたくさんあって見ているだけで楽しいです。
そんな野球ギアたちをまとめてみました!
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バッティングフォーム矯正ギア
バッティングフォームの矯正に役立つ野球ギアはこちら。
ウチダ『モンスタースラッガー』
ウチダのモンスタースラッガー。
その効果はこちら。
- ミート力を向上させる
- スイング時の軸を安定させる
- 飛距離をアップさせる
- 打球スピードを速くする
- 筋力を強くする
- 良いフォームに矯正する
様々な効果が得られそうですが、インパクト時にしっかりと力を入れてボールを捉える感覚を身に着けられるのがいいですね。
スイングした時にコマが動いてインパクト時の打感を快音と共に感じることができます。
長さと重さのラインナップが非常に幅広いので、小学生でも使えるのが◎。
バッティング用野球ギアとして超有名なモンスタースラッガーですが、今はバランスを改良した新モデルのパワースラッガーというものが販売されています。
こちらもラインナップが豊富で使いやすそうです。
印象的だったのが、野球をやっているわけではないのにストレス解消として使っている人の商品レビュー。(笑)
コマが動いて「ガツン!」となるインパクトの衝撃と快音が気持ちいいんだとか。。
そういう使い方もあるんですね。(笑)
アシックス『カウンタースイング』
アシックスのカウンタースイングという野球ギアです。
その効果はこちら。
- ドアスイングを改善する
- 身体の開きを抑える
- 逆方向に良い打球を打てるようになる
- アウトコースを打てるようになる
- タメを利かせられるようにする
- ヘッドを利かせたスイングをする
バットに二つの動くコマが設置され、その音によってスイングの良し悪しを判断するというものです。
理想的なスイングの場合には二つのコマが一緒に動いて「カチ!」と1回だけ音がします。
バットが遠回りすると遠心力がかかり、コマが別々に動くため「カチ!カチ!」と2回音が鳴る仕組みになっています。
音で簡単に判断できるので、非常にわかりやすいですね。
Insider Bat『インサイダーバット』
こちらはメジャーリーガーも愛用しているというインサイダーバットです。
その効果はこちら。
- 正しいバットの握り方を覚えられる
- 押し手の返しが早くなるのを直す
- バットの軌道が遠回りしないようにする
- バットを最短距離で出せるようにする
- ミート力をアップする
- スイングスピードを上げる
見るからにおかしな形状のバットですが、スポーツ科学に基づき、しっかりと計算された意味のあるフォルムになっているそうです。
メジャーリーガーや米女子ソフトボール代表選手など、アメリカでは絶大な支持を得ています。
ただ一つ難点は、このインサイダーバットを使って打った打球の軌道を確認する必要があるので、一人で練習できる類の野球ギアではありません。
このバットを使ってしっかりとボールを打つことが必要になります。
SPF『素振り修正巻き付きトレーニングバット』
とてもバットとは呼べない形状の(笑)素振り修正巻き付きトレーニングバット。
名称もなんというか、ものすごい硬派ですね。。
商品名どおりの、その効果はこちら。
- バッティングに必要な”タメ”や”間”を体感できる
- インサイドアウトの軌道を確認できる
- レベルスイングを身に着けることが出来る
- 軸の回転を覚えることができる
明らかにバットの形状ではないのでわかるかもしれませんが、こちらは樹脂ゴムでできています。
これを使ってスイングすることで、バット(便宜上そう言います。笑)が身体に巻き付き、よく言われる”バットが身体に巻き付く感覚”を文字通り体感できるわけです。
このバットを使って理想のスイングをするのはなかなか難しいようですが、良いときには「これだ!」とハッキリ体感できるみたいですよ。
バッティング練習ギア
バッティング練習を効率化する野球ギアはこちら。
スキルズ『ヒット・ア・ウェイ』
スキルズのヒット・ア・ウェイ。
こちらは一人で練習するにも関わらず、永遠にバッティングができるという野球ギアです。
単純ちゃ単純な仕組みですが、「よく思いついたな!」って感じですね。(笑)
確かに永遠にボールを打ち続けることができます。
しかしながら、設置する支柱ありきなので、使える場所は限られてくるかもしれません。
公園や学校など公の施設ではちょっと気が引けますしね.....。
野球上手な大人だったらまだいいですが、子供はほぼ間違いなく支柱をぶっ叩くでしょう。(笑)
......と思ったら、同じシリーズで支柱付きのラインナップもありました。
ちょっとオモチャっぽいですが、同タイプのジュニア用もありましたよ。
これなら安心かも。(笑)
にしても、一人でバッティング練習ができるというのは、かなり魅力的です。
フィールドフォース『オートリターンネット+トスマシン』
フィールドフォースのオートリターンネットとトスマシンのセットです。
こちらも”永遠に打てる系”の野球ギアですね。
トスマシンから出たボールを打つ→ネットに入る→ネットの底の穴からトスマシンに戻る......以降無限ループ。
といった感じでトスマシンの電池が切れるまで(笑)、ずーっとトスバッティングができます。
これは便利ですね。
やはりこちらも一人でもバッティング練習ができるというのが強みです。
広めのスペースは必要ですが、駐車場やちょっとした庭がある家なんかだったら十分設置可能ではないでしょうか。
自分専用のバッティングセンターみたいで羨ましいですね。。
スキルズ『360ティー』
同じくスキルズの360ティー。
無段階で調節できるティースタンドなので、前後、上下、左右、いろんなコースにセットしてバッティング練習することができます。
コースによってバットの出し方も変わってきますので、かなり練習になりそうです。
そうか、意外とこういうティースタンドって売ってなかったんですね。。
フィールドフォース『スウィングパートナー・バックスピン』
釣り下げ式ティースタンド、フィールドフォースのスウィングパートナー・バックスピンです。
メジャーでフライ革命と呼ばれる理論が生まれ、フライ=悪!という認識もなくなりました。
その流れから登場した釣り下げ式のティースタンド。
その名のとおり、バックスピンをかけて遠くに飛ばす練習になります。
従来のティースタンドではボールを置くタイプなので、ボールの下部を叩く練習は難しいですからね。
ただ、バックスピンをかけて遠くに飛ばす技術は、硬式球こそ意味があると聞いたことがあります。
軟式球ではそういう打ち方は良くないそうなので、少年野球で導入するかは要検討ですね。
トスマシン(シャトルマシン)
各野球道具メーカーから、自動でボール(もしくはシャトル)を上げてくれるトスマシンが販売されてます。
先ほどのオートリターンネットの時に少しだけ触れましたが、改めてご紹介します。
専用のウレタンボールを使うタイプから、本物の軟式球、硬式球、練習用の穴あきボールに対応しているものまで、さまざまなトスマシンがあります。
前途のとおりオートリターンネットと組み合わせれば、一人で練習することもできますし、そうでなくてもボールの補充係さえいてくれれば練習可能。
野球ができないママや、どうかしたら妹でも練習パートナーになってもらえます。(笑)
関連記事:おすすめのトスマシンはどれ?人気機種を比較してみます
そしてこちらはシャトルマシン。
同じような用途ですが、こちらはボールではなくてシャトルを発射するタイプです。
シャトルといってもトスするようなふわっとした軌道ではなく、スピードシャトルという専用のシャトルを使うことによって、なかなかの速度で飛んでくるそうです。
安全性の面から考えると、こちらの方が使いやすいかもしれませんね。
スピードシャトルは打つことを想定されてるので丈夫ですし、普通に手投げのシャトル打ち用としても重宝しそうです。
関連記事:『シャトル打ち』のやり方。少年野球でも効果的なバッティング練習方法!?
どちららも数千円~1万円ちょっとで購入できます。
FIELD FORCE スイングスピードメーター
こちらはスイングスピードを計測する機器です。
自分の使っているバットに取り付けるタイプで、機器自体も35gということですから、普段のスイングとそれほど違和感なくスピードを計測できそうです。
スイングスピードの計測はもちろんのこと、スイング回数の表示、目標のスイング回数までのカウントダウンなど、ちょっとした便利機能もついています。
これ自体でスイングがどうこうなるものではありませんが、退屈になりがちな素振りなどの反復練習もモチベーションが上がりそうですね。
ちなみに、球速を測るスピードガンも機種によってはヘッドスピードなども計測できるタイプがあります。
ちょっとお高いので個人で購入するのはなかなか難しいかもしれませんが、興味のある方はそちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
関連記事:球速スピードガンって高い?安い?色んな機種を性能比較してみる
ピッチング・スローイング フォーム矯正ギア
ピッチング、スローイング上達に関する野球ギアはこちら。
デサント『ジャイロスティック』
理想的なピッチング・スローイングフォーム体感できるデサントのジャイロスティックです。
穴に指をひっかけてシャドーピッチングをするのですが、理想的な腕の振りになると「ピュッ!」と笛のような音がします。
振り方が悪いと鳴りません。
まじで無音です。(笑)
音で判断できるためわかりやすく、ギア自体もコンパクトなので練習しやすいですね。
- ボールコントロールが良くなる
- 球のキレが向上する
- ストレート、変化球のキレが増す
イマトーメソッド『なげる~ん』
「もうちょっとカッコイイ名前にすればよかったのに......。」と思ってしまいますが(笑)、超有名なピッチング・スローイング野球ギア、なげる~んです。。
見てのとおり棒を振るようにしてシャドーピッチングします。
重さも色んな種類があり、体格や年齢に合わせて最適な練習をすることができます。
- 正しい体の使い方を身につけることができる
- 怪我を防止できる
- 肘や肩に負担を掛けず練習できる
- 正しい腕の振りになるため球速がアップする
- インナーマッスルを強化できる
ミズノ『スピントレーナー』
ミズノのスピントレーナー。
このリボンのような形状がポイントで、リリースが安定していると綺麗に縦回転しますが、不安定だとメチャクチャな回転で飛んできます。
視覚的に確認できるので、良しあしが判断しやすいです。
ただ、ゴムとはいえけっこう硬いので、外で練習する方が無難。
室内でテレビなどに当たったら多分壊れます。(笑)
そして大人にはちょうどいいサイズですが、子供にとっては少々大きめなので投げにくいかもしれませんし、捕るのもちょっと怖いみたいです。。
- 視覚的にボール回転の良し悪しが判断できる
- ボールに近い感覚で練習できる
MFT『スローマックス』
スローイングフォームの矯正ギア、スローマックスです。
見るからに矯正器具!って感じのこちらのギアは、見た目とおり腕に装着して使用します。
世界で初めて開発されたスローイング矯正専用のトレーニング用具ということです。
これを装着しながらスローイングすることで正しい肘の角度に矯正され、理想的なフォームを覚えることができます。
肘が下がったり、腕が内から外に逃げたりするような癖のあるフォームになってしまっている人には役立つアイテムなるでしょう。
サイズも小学生から使えるようなものから大人用までラインナップが豊富です。
特に子供のころから正しいフォームで投げることは、肘や肩の故障を防止することにもつながります。
おかしなフォームが直らないならば、試してみる価値はあるかもしれませんね。
- 肘を上げて投げるフォームが身につく
- 肘の角度が安定する
- 理想的な腕の振りになることで故障を防止する
捕球練習ギア
捕球練習に関する野球ギアはこちら。
ミズノ 『キャッチトレーナー』
ミズノの『キャッチトレーナー』というゴロ捕球の基本を練習するための野球ギアです。
小学生はグローブをはめていると、妙に過信しすぎて、すぐに基本がおろそかになったりします。
グローブはあくまで捕球を補助するための道具で、素手でボールを捕る感覚を忘れてしまうんですよね。
そこで、このような野球ギアが役立ちます。
見てのとおり板状になっていて、グニャっと掴むような動作はできません。
捕球の瞬間に手を引きながら、投げる方の手で蓋を閉めるようにフォローする、といった動きができなければ、当然ボールは板に弾かれてしまいます。
その基本動作を身に着けることができるわけです。
野球初心者のころはもちろん、ちょっと野球に慣れて調子に乗り始めて基本をおろそかにしがちな年代にも役立ちそうですね。(笑)
こちらの動画はミズノのキャッチトレーナーではないですが、同じ用途で販売されているスキルズのソフトハンズという野球ギアを使っています。
こちらの方が、少々リーズナブルです。
動画を見てわかるとおり、大人でも思わずポロっと落としてしまうこともあるんですよね。
フィールドフォース『フィールディングトレーナーネット』
フィールドフォースの『フィールディングトレーナーネット』という野球ギア。
一見普通のネットのように見えますが、投げたボールの当たる位置によってゴロが飛んで来たり、フライが飛んできたりと、一人で守備練習ができるという便利ネットです。
もちろんライナーで返せば、一人キャッいボールも可能です。
ただ、キレイにゴロを転がしたりフライを上げたりするには、良いポイントに投げるコントロールが必要みたいなので、小学生には少し厳しいかもしれません。(笑)
そして、寸法を見るかぎりけっこうデカいので設置する場所が限られます。
ちょっと用途は異なりますが、似たような用途でこのようなネットも販売されてます。
プロマークのピッチキャッチというネットですが、40cm×30cmくらいの大きさなので、ちょっとしたスペースでも設置できます。
小さい分そこに当てるコントロールも必要になりますが、慣れてくれば手軽に一人キャッチボールができますね。
投球分析
投球分析に関する野球ギアはこちら。
SSK『テクニカルピッチ』
SSKのテクニカルピッチ。
これはまじで凄い野球ギアです。
センサーを内蔵した硬式球を使用し、スマートフォンアプリと連携させることで、様々なデータを抽出することができます。
計測できる数値はこちら。
- 球速
- 回転数
- 回転軸
- 球種
- 変化量
- 腕の振りの強さ
- 構えてからリリースするまでの時間
ここまで数値として表されたら、もはや丸裸ですね。(笑)
かなり本格的な野球ギアなので、完全にガチでやっている人やチームレベルでの所有になりそうです。
とはいえ、価格も目ん玉飛び出るくらいの金額ではないので(笑)、十分個人でも購入できる範囲です。
特に指導者の方は数値に基づいた的確な検証ができるので、非常に便利ではないでしょうか。
抽出されたデータはアプリに蓄積されていくので、継続してピッチングの解析に役立つことでしょう。
ミズノ『MA-Q(マキュー)』
ミズノのMA-Q(マキュー)。
こちらも先ほどのテクニカルピッチ同様、センサー内蔵のボールと専用アプリを連携して投球分析するギアです。
数値化できるデータはこちら。
- 速度
- 回転数
- 回転軸
計測データがテクニカルピッチよりも少ないですね。
しかし、MA-Qは充電式で継続的な仕様が可能になっています。
(テクニカルピッチは約10000球計測可能な電池が内部に埋め込まれてしまってるので、電池が切れたらそのボールは終了という仕様みたいです。)
まだまだ新しいギアなので、この辺の情報も少ない印象です。
MA-Qはテクニカルピッチよりも後発なので、計測できるデータの数よりも、他の部分において優れている点があるのかもしれません。
動体視力向上
バッティングでもキャッチングでも非常に重要な動体視力を向上させるギアです。
『スイベルビジョンゴーグル』
スイベルビジョンゴーグルは、計算された範囲まで視野を狭くすることで、集中力や動体視力を向上させるギアです。
メジャーリーガー、女子ソフトボール代表選手、プロアメフト選手などのトッププレイヤーが使っているという驚きの実績。
ボールに対する視認精度がアップするそうで、バッティングでしたらミート力が上がって三振が減り、守備では難しい打球やイレギュラーへの反応が良くなるんだとか。
「ホントかいな?!」と思ってしまいますが、メジャーでは10球団が導入して、使用した選手も大絶賛しているということですから、凄いですね。
バンドが調節できるので、小学生でも使えるみたいですよ。
『ビジョナップ』
世界初の動体視力トレーニングメガネといわれるビジョナップ。
レンズの点滅で見難い状態をつくり、脳を活性化、眼筋を強化することで、集中力や動体視力を向上させるそうです。
で、やっぱり「まじで?!」と思うわけなんですが(笑)、こちらも導入実績が凄い。
日本のプロ野球、サッカー、テニスや卓球、バスケットボール、ホッケー、フェンシング、F1ドライバー...etcのチームで採用されているそうです。