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9.22 各最優秀プレーヤー決定の基準

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プロフェッショナルリーグの打撃、投手、守備における各最優秀プレーヤーの決定は、次の基準による。
(a) リーグの首位打者、最高長打率打者、最高出塁率打者は、最高の打率、長打率、出塁率をあげたプレーヤーに与えられる。ただし、メジャーリーグではそのシーズン中の1クラブあたり組まれている試合総数の3.1倍以上、マイナーリーグでは2.7倍以上の打席数を必要とする。
打席数とは、打数、四球、死球、犠牲バント、犠牲フライおよび妨害または走塁妨害による出塁数の各々の合計をいう。
【原注】 1クラブあたり162試合が組まれているメジャーリーグでは、その3.1倍の502、1クラブあたり140試合が組まれているマイナーリーグでは、その2.7倍の378が規定打席数である。端数は四捨五入する。たとえば、162の3.1倍は502.2だが、端数を切り捨てて502が規定打席数となる。
Aが、500打数181安打、打率3割6分2厘で、502打席以上の打者中最高打率を記録したとしても、490打席のBが440打数165安打、打率3割7分5厘を記録した場合、首位打者はBである。なぜなら、Bの打数に12を加えた打率を算出すると3割6分5厘となり、Aを上回るからである。
(b) メジャーリーグの最優秀防御率投手は、少なくともそのリーグで1クラブあたりに組まれている試合総数と同数以上のイニングを投球していなければならない。
マイナーリーグでは、少なくともそのリーグで1クラブあたりに組まれている試合総数の80%の数と同数以上のイニングを投球していなければならない。
【原注】 1クラブあたり162試合が組まれているメジャーリーグでは、162イニングが規定投球回数である。161⅔イニングの投手は資格がない。1クラブあたり140試合が組まれているマイナーリーグでは、112イニングが規定投球回数である。端数は、最も近い3分の1の値に切り捨てまたは切り上げる。たとえば、1クラブあたり144試合が組まれているマイナーリーグでは、144の80%は115.2で、115⅓イニングが規定投球回数となる。1クラブあたり76試合が組まれているマイナーリーグでは、76の80%は60.8で、60⅔イニングが規定投球回数となる。
(c) 守備の最優秀プレーヤーは、各ポジションにおける最高の守備率を得た野手に与える。
(1) 捕手は、少なくともそのリーグで1クラブあたりに組まれている試合総数の半分以上の試合に、捕手として出場しなければならない。
(2) 内野手および外野手は、少なくともそのリーグで1クラブあたりに組まれている試合総数の3分の2以上の試合に、そのポジションの守備につかなければならない。
(3) 投手は、少なくともそのリーグで1クラブあたりに組まれている試合総数と同数以上のイニングを、投球していなければならない。
ただし、規定投球回数に満たない投手が、規定に達した投手よりも守備機会数(刺殺、補殺、失策の合計)をより多く記録し、なお守備率が最高の場合には、その投手が最高守備率投手となる。
【9.22注】 我が国のプロ野球では、〝組まれている試合総数〟を〝行なった試合数〟に置きかえて適用する。数の算出にあたり、端数は本条(a)(b)各[原注]に準ずる。

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