子供が少年野球をやっている親父のメモです。
最近ようやくイイ感じのヒットが打てるようになってきて、自分的にもバッティングが気持ちよくなってきたようです。
いろんな野球選手のバッティングを見て自分なりに研究(笑)しているようで、真似しながらよく素振りしてます。
それが良いときも悪い方に転ぶときもあるのですが、楽しんでるならいいかな?と思って放っておいてますが。。
で、最近では大谷翔平選手のフォームも気になっているみたいですが、最近は独特の『ノーステップ打法』が話題になってますよね。
でもこれって小学生が参考にしていいフォームなのか?と思って色々と調べてみました。
大谷翔平選手のバッティングフォーム
いやー素晴らしい、そしてカッコいい。
子供が真似したくなるのもわかるわ。。
で、本題ですが今の大谷選手のバッティングフォームは『ノーステップ打法』といわれる打ち方となっています。
関連PR:プロ野球選手になるために小学生のうちにやっておくべきバッティング練習ノーステップ打法
読んで字のごとくなんですが、投手側の足(大谷選手でいうと右足)をステップせずに構えた状態のままタイミングをとってタメをつくりそのまま打つという方法です。
大谷は日本ハムファイターズ時代は一本足打法に近いような、大きくステップするフォームだったので、突然のフォーム変更で世間も驚きましたよね。
こちらは日ハム時代のフォーム。
見比べて見ると全然違いますね。。
この頃はわりと大きく足を上げていますが、メジャーでのフォームはこの動作がまったく無くなっています。
メリット
動作がシンプルになるので、その分ボールが見やすくなりバットで捉えやすくなるそうです。
いわゆるミート力が上がるということです。
大谷選手もメジャーレベルの速球や鋭い変化球に対応するためにノーステップにしたといわれてます。
その結果あれだけの活躍をしているわけですから、確かに効果があったのでしょう。
ここだけ見ると、まず最初は”とにかくバットに当たるようにしたい”子供たちにはイイような気がしますが...。
デメリット
体全体を使ってパワーを生み出すことができないので飛距離が伸びない。
またこれを補おうとすると軸足の踏ん張りが必用で、下半身にかなりの負担がかかるそうです。
なるほど。
大谷選手がノーステップ打法でもあれだけホームランを打てるのは、しっかりした下半身とパワーがあるからなんですね。
先ほどの動画を見ても、下半身が力強く動いているのがわかります。
確かに、ここまでの動作は小学生では厳しいかもしれませんね。
プロ選手も試行錯誤を繰り返している
先ほどから繰り返し出ている大谷選手は、メジャークラスのボールに対応するためノーステップにしたとされています。
その他にも、実はノーステップ打法にチャレンジした日本人選手はたくさんいます。
- T-岡田(オリックス)
- 中田翔(日本ハム)
- 鈴木誠也(カープ)
- 筒香嘉智(DeNA)
最近ではこのような名前が挙がってきますね。
どの選手もスラッガーとして名を馳せている強打者ばかりです。
そして、このフォームを継続している選手もいれば、違うフォームを模索してノーステップを止めた選手もいます。
大谷選手も、ずーっとこのフォームでいくわけではないようです。
(もちろん成績が出ていれば、そのままでしょうが。)
何かのきっかけをつかむために、ノーステップにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
少年野球の子供が真似するのはどうなんだ?
このように考えると、個人的には小学生(特に低学年)には向かないのかな?なんて思います。
ノーステップでも理想的なフォームを維持するためには、それなりの筋力が必用になるのではないでしょうか。
そこを支えられるだけの筋力が無ければ当然フォームも崩れますから、ミート力を上げるどころか逆に打ちにくくなってしまうことでしょう。
低学年のころは、しっかりとステップする基本形を覚える方がよさそうです。
いや、もちろん遊びで真似するのは大いにやっていいと思いますが。(笑)
大谷選手のホームラン、カッコいいですからね!