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バッティング|トップを作った状態で素振りをする効果【素人親父の少年野球メモ】

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先日、息子が所属する少年野球団の案内で父母向けの指導者講習会に行かせていただきました。

自分自身がそれほど野球経験が無いので、非常に楽しみにしていたんですが、いろんな指導方法を教えていただいて、とても参考になりました。

で、キャッチボールからはじまり、守備練習、バッティング練習とひと通りのテーマについてのレクチャーがあったので備忘録的に内容を書いておきたいと思います。

まず気になったのが、バッティング練習。
バッティング練習というか素振りを見ながらフォームをチェックしていたんですが、このやり方が参考になりました。

バッティングにおける”トップ”とは?

まずバッティングにおける”トップ”という言葉の意味ですが、講習会ではバットを振りだす直前の状態のことをさすといっていました。

(構える→テイクバックする→タイミングをとって踏み出す→ココ!→バットを振りだす)

こちらのYOUTUBE動画で言うと、13秒あたりの部分です。

足を一歩踏み出しながらグリップは後方に置き前側の腕がグーッと伸びている状態の部分ですね。

大切な理由

まさにスウィングを開始する直前ですから、バッティングにおいて大切なことは何となく想像がつきます。

ちゃんとトップが作られていないと・・・

  • ボールがしっかりと見極められない
  • 速いボールや変化球に対応できない
  • パワーが出ない
  • スウィングの軌道が安定しない
  • 体が突っ込みすぎる

などなど、多数の不具合が起きてしまいます。

トップの作り方

プロ選手のフォームを見てもわかるとおりそれぞれ微妙に違いはありますが、おおよその目安としてグリップの高さが耳の辺り、位置が軸足の辺りと言われています。

先ほどの大谷選手のスウィングをみても、大体この位の位置でトップを作っているのがわかります。

このような状態になっていると、最後までボールを確認しやすく、伸びている筋肉をスウィング時に収縮させることでパワーも出るといわれています。

逆に腕がたたまれて縮こまったような状態を”トップが浅い”と表現するそうで、先ほどのような不具合が発生しやすくなります。

関連PR:プロ野球選手になるために小学生のうちにやっておくべきバッティング練習

トップを作ったまま素振りする!

本題ですが、講習会でのバッティング指導ではトップを作った状態からの素振りでフォームを矯正してました

構える→テイクバックする→タイミングをとって踏み出す・・・をばっさり省略してトップを作った状態からスウィングをはじめるんですね。

で、このフォームって大谷選手がメジャーに行ってから採用した打ち方と同様です。
1分4秒くらいからのスロー映像がわかりやすいです。

最初からスタンスを広げてグリップを後方に残した状態でボールを待っているのがわかります。
大谷選手はメジャーの超速球や鋭い変化球に対応するためこのようにフォームを変えたそうです。

「それなら素振りだけじゃなくてこういうフォームにした方がいいんじゃないか?」と思うかもしれませんが、小学生ではなかなか難しいようです。

この辺は別記事でも書きました。

関連記事:大谷翔平選手のような『ノーステップ打法』は子供にできる?

簡単にいうと遠くに飛ばそうと思うと下半身に負担がかかるので、筋力の発達していない小学生には向かないフォームみたいなんです。

あくまで”一番大事なトップを意識する”ための素振り

講師の先生も仰ってましたが、この練習は”一番大事なトップを意識する”ための素振りだそうです。
この素振りのフォームをそのまま採用するのではなく、あくまで確認と意識。

小学生のうちは、きちんと構えてテイクバックしてからタイミングをとって踏み込む・・・といった基本動作を覚えるのがやっぱり一番とのことでした。

トップを意識して作るということを低学年のうちに覚えておくと、高学年になるころには凄く良いバッターになってるはず、とも。

やっぱり専門的な知識をもっている経験者の人たちの意見は参考になりますね。

関連記事:元プロ選手が教えるバッティング上達方法

ということで、低学年のウチの子にも家帰ってさっそく教えました。(笑)

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