正確な情報は、実物の公認野球規則「3.04 捕手のミット」を見てください!
3.04 捕手のミット
捕手の皮製ミットの重量には制限がない。
その大きさは、しめひも、皮のバンドまたはミットの外縁につけられているふちどりも含めて外周で38㌅(96.5㌢)以下、ミットの先端から下端までは15½㌅(39.4㌢)以下でなければならない。
ミットの親指の部分と人さし指の部分との間隔は、その先端で6㌅(15.2㌢)以下、親指の叉状の部分で4㌅(10.2㌢)以下でなければならない。
親指と人さし指との間にある網は、両指の先端をつなぐ部分の長さは7㌅(17.8㌢)以下、先端から親指の叉状の部分までの長さは6㌅以下に作る。
網はひもで編んだものでも、皮革で被覆したひもで編んだものでも、または、手のひらの部分の延長となるように皮革をひもでミットに結びつけたものでもよいが、前記の寸法を超えてはならない。
このように公認野球規則では、キャッチャーミットの寸法も細かく記述があります。
〇〇センチ...といわれてもピンと来ないかもしれませんね。
試しに調べてみましたが、先端~下端という書き方の情報がなく...といったところでハタケヤマのサイズ表を発見。
手入れ口~人差し指の先端という書き方でしたが、色んなのモデルを見てみると20~22センチくらい。
先端から下端の上限は39.4センチということなので、まだまだ大きいミットも作れるということですね。
マンガで見るようなナックルボール用ミットも、規則に反していないということになります。
関連PR:プロ野球選手になるために小学生のうちにやっておくべきバッティング練習仕様など
キャッチャーミットは、他のグラブに比べて独特なゴツい形状が特徴的ですね。
ピッチャーの投球を受け続けるので重厚感があり、特に硬式用となると頑丈な作りになっています。
一方でソフトボール用になるとファーストミットと兼用のタイプもあります。
他のグラブ同様に、キャッチャーミットにも様々なタイプがあり、プレースタイルによって形状にも拘って選ぶこともできます。
- 捕球面が広い→変化球など広範囲の投球にも対応しやすいが、キャッチングが難しい
- 小さめ→ミットを動かすのが容易で失投にも対応しやすい、その反面ピッチャーからすると的が小さく見えて投げにくさを感じる
また、ミットの閉じ方にも違いがあり...
縦型→左右のコースに対して扱いやすいが、捕球面が小さい傾向がある
横型→高低に対して扱いやすいが、左右のフレーミングがしにくい
などの特徴があります。