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3.08 ヘルメット-着用の義務、フェイスガード(Cフラップ)について

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正確な情報は、実物の公認野球規則「3.08 ヘルメット」を見てください!

3.08 ヘルメット

プロフェッショナルリーグでは、ヘルメットの使用について、次のような規則を採用しなければならない。
(a) プレーヤーは、打撃時間中および走者として塁に出ているときは、必ず野球用ヘルメットをかぶらなければならない。
(b) マイナーリーグのプレーヤーは、打撃に際して両耳フラップヘルメットを着用しなければならない。
(c) メジャーリーグのプレーヤーは、片耳フラップヘルメット(プレーヤーが両耳フラップヘルメットを選んでもよい)を着用しなければならない。
(d) 捕手が守備についているときは、捕手の防護用のヘルメットを着用しなければならない。
(e) ベースコーチは、コーチスボックスにいるときには、防護用のヘルメットを着用しなければならない。
(f) バットボーイ、ボールボーイまたはバットガール、ボールガールは、その仕事にたずさわっているときは、防護用の両耳フラップヘルメットを着用しなければならない。

基本的に公認野球規則は、MLBで使用されている規約を翻訳してもの...というのがよくわかりますね。(笑)

メジャーの選手は片耳フラップでもOKで、マイナーは両耳じゃなきゃダメなんですね。

また、これらの規約に背いた場合には、審判員の注意から始まり、是正することがなければその対象者を退場させることができるとのこと。

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フェイスガード(Cフラップ)

ヘルメット関連でいうと、2019年ごろから日本でも浸透し始め、今やプロ野球選手の多く使用しているCフラップというものがあります。

ヘルメットに加工して取り付けるもので、顔の広範囲をカバーするフェイスガードです。

今やほとんどのプロ野球選手がつけてるんじゃないか?ってくらいよく見ますよね。

見てのとおり安全性が格段に高まるのですが、黎明期にはいち早く取り入れていたホークスの柳田選手が「カッコいいからAmazonで買った」とコメントしたのも話題になりました。

そして今では、バッティング時の集中力が高まるという隠れたメリットを狙って使用している選手もいます。

視界が狭くなることでピッチャーの投球に対する集中力が高まり、よけいな動作(無駄な力みなど)が抑えられること。

そのような効果もあってか、元々は厳しいインコース攻めに遭うことが多い強打者に愛用者が多い傾向がありましたが、調子が上がってこない選手がきっかけ作りのためにしようすることも多いそうです。

で、多方面からメリットがありそうなこのCフラップですが、今のところプロ野球でしか使用が認められていません。

アマチュア野球では使用することができないのです。

なぜかというと...

  • Cフラップについてのルールが制定されていない
  • ヘルメットに穴をあける二次加工でSGマーク保証対象外になる

ということみたいです。

技術的に劣るアマチュア野球の方が、導入意義があると思うのですが...。(汗)

ただ、このあたりのルールも求められる声が多くなれば改善されていくことでしょう。

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