公認野球規則 速攻サーチ!

8.01 審判員の資格と権限

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(a) リーグ会長は、1名以上の審判員を指名して、各リーグの選手権試合を主宰させる。
審判員は、本公認野球規則に基づいて、試合を主宰するとともに、試合中、競技場における規律と秩序とを維持する責にも任ずる。
(b) 各審判員は、リーグ及びプロフェッショナルベースボールの代表者であり、本規則を厳格に適用する権限を持つとともに、その責にも任ずる。審判員は、プレーヤー、コーチ、監督のみならず、クラブ役職員、従業員でも、本規則の施行上、必要があるときには、その所定の任務を行なわせ、支障のあるときはには、その行動を差し控えさせることを命ずる権限と、規則違反があれば、規定のペナルティを科す権限とを持つ。
(c) 審判員は、本規則に明確に規定されている事項に関しては、自己の裁量に基づいて、裁定を下す権能が与えられている。
(d) 審判員は、プレーヤー、コーチ、監督または控えのプレーヤーが裁定に異議を唱えたり、スポーツマンらしくない言動をとった場合には、その出場資格を奪って、試合から除く権限を持つ。審判員がボールインプレイのときプレーヤーの出場資格を奪った場合には、そのプレイが終了して、初めてその効力が発生する。
(e) 審判員は、その判断において、必要とあれば、次の人々を競技場から退場させる権限を持つ。すなわち、
(1) グラウンド整備員、案内人、写真班、新聞記者、放送局員などのように、仕事の性質上、競技場に入ることを許されている人々。
(2) 競技場に入ることを許されていない観衆またはその他の人々。

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