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9.02 公式記録の報告書

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リーグが公式記録の報告書を指定する場合、次に列記する各項目の数字が記入できるものでなければならない。
(a) 打者または走者の記録の項目は次のとおりである。
(1) 打撃を完了した回数、すなわち打数(アットバット……AB)
ただし、次の場合は打数には算入しない。
(ⅰ)犠牲バントおよび犠牲フライ(ⅱ)四球(ⅲ)死球(ⅳ)妨害(インターフェア)または走塁妨害(オブストラクション)によって一塁を得た場合。
【注】 打者の打球に対して野手が選択守備を終わった後、その打者がオブストラクションによって一塁を許された場合には、打者に打数を記録する。また打者がオブストラクションによって一塁を得た場合でも、記録員がその打球を安打と判断したときには、打数を取り消さないで、打者に安打を記録する。
(2) 得 点(ラン……R)の数
(3) 安 打(ヒット……H)の数
(4) 打 点(ランスバッテッドイン……RBI)の数
(5) 二塁打(ツーベースヒット……2B)
(6) 三塁打(スリーベースヒット……3B)
(7) 本塁打(ホームラン……HR)
(8) 塁 打(トータルベース……TB)
(9) 盗 塁(ストールンベース……SB)
(10) 犠牲バント(サクリファイスバント……SH)
(11) 犠牲フライ(サクリファイスフライ……SF)
(12) 四 球(ベースオンボールス……BB)
(13) 故意の四球を区別して記載する。(インテンショナルベースオンボールス……IB)
(14) 死 球(ヒットバイピッチ……HP)
(15) 妨 害(インターフェア……Int)または走塁妨害(オブストラクション……Ob)で一塁を与えられた数
(16) 三 振(ストライクアウト……SO)
(17) フェアゴロによる併殺打(GIDP)、すなわち、フォースダブルプレイ
【原注】 打者走者が前位の走者の妨害行為によってアウトの宣告を受けた場合には、その打者に併殺打を記録しない。
【注1】 たとえば、走者一塁のとき、一塁手が打者のゴロを捕って3-6-3のダブルプレイを行なえば、リバースフォースダブルプレイとなり、アウトをとる順序を変えて3-3-6のダブルプレイを行なえば、リバースフォースダブルプレイとなる。
また、走者満塁のとき、三塁手が打者のゴロを捕って三塁に触れた後、5-2で三塁走者をタッグアウトにしたときのように、第1アウトが一塁以外の塁でのフォースアウト、第2アウトがフォースアウトにされるはずであった走者が、塁に達する前にタッグアウトになったときも同様、リバースフォースダブルプレイである。
なお、打者の打った飛球、ライナーを野手が落として(故意落球ではなく)前記のような併殺を行なっても、併殺打とはみなさない。
【注2】 打者が併殺打となるようなゴロを打ったとき、第1アウトが成立した後、第2アウトに対する送球を野手が捕らえ損じたためにその野手に失策が記録されたときのように、併殺が完成されなかった場合でも、その打者には併殺打を記録する。
(18) 盗塁刺(コートスティーリング……CS)の数
(b) 各野手の記録の項目は、次のとおりである。
(1) 刺 殺(プットアウト……PO)の数
(2) 捕 殺(アシスト……A)の数
(3) 失 策(エラー……E)の数
(4) 併 殺(ダブルプレイ……DP)に関与した数
(5) 三重殺(トリプルプレイ……TP)に関与した数
(c) 各投手の記録の項目は次のとおりである。
(1) 投球した回数(イニングピッチド……IP)
【原注】 投手の投球回を決めるにあたっては、アウト一つを3分の1回とする。先発投手が6回1アウトのとき退けば、その投手には5回3分の1の投球回を記録する。先発投手が6回0アウトのときに退けば、その投手には5回の投球回と6回に面した打者の数の説明をつける。救援投手が打者2人をアウトにしただけで退けば、その投手には3分の2の投球回を記録する。

【注】 投手の連続イニング無失点を決定するにあたって、たとえば、5回まで無失点、6回1アウトをとった後に走者を残して退き、この走者が得点(自己の責任)した場合は、この3分の1回を加算せず、無失点イニングは5回とする。これに反して、6回1アウト走者二塁で救援に出て、次打者に安打されて二塁走者に得点(前任投手の責任)を許しても、それ以後この回に自己の責任となる得点を与えず、アウト二つをとった場合は、この3分の2回は加算する。
(2) 各投手のもとにおける打者数
(3) 各投手のもとにおける打数(9.02a1参照)
(4) 各投手が与えた安打の数
(5) 各投手が与えた得点(失点)の数
(6) 各投手が与えた自責点(アーンドラン……ER)の数
(7) 各投手が与えた本塁打の数
(8) 各投手のもとにおける犠牲バントの数
(9) 各投手のもとにおける犠牲フライの数
(10) 各投手が与えた四球の総数
(11) 各投手が与えた故意四球の数
(12) 各投手が与えた死球の数
(13) 各投手が奪った三振の数
(14) 各投手の暴投(ワイルドピッチ……WP)の数
(15) 各投手のボークの数……BK
(d) 次の細目を付加する。
(1) 勝投手名(ウイニングピッチャー……W)
(2) 敗投手名(ルージングピッチャー……L)
(3) 各チームの先発および交代完了の投手名(ゲームスタート、ゲームフィニッシュ……GS・GF)
(4) セーブを与えた投手名(セーブ……S)
(e) 各捕手の逸球(パストボール……PB)の数
(f) 併殺および三重殺に関与したプレーヤーの氏名
【原注】 たとえば次のように記入する。
併殺=ジョーンズ──ロバーツ──スミス(2)。三重殺=ジョーンズ──スミス。
(g) 各チームの残塁(レフトオンベース……LOB)の数
残塁数とは、走者となって、得点もせず、アウトにもならず、塁に残った全走者の数をいい、たとえば、内野ゴロを打って他の走者をアウトにしたために第3アウトが成立し、一塁に達するまでにその回が終わったときの打者走者を含む。
(h) 満塁本塁打を打った打者の氏名
(i) 最終回の裏3アウトになる前に勝敗が決まった場合には、決勝の得点が記録されたときのアウトの数
(j) 各チームの各イニングにおける得点
(k) 次の順で審判員名──球審、一塁塁審、二塁塁審、三塁塁審、必要とあれば、左翼審判、右翼審判
(l) 天候状態、停電あるいは試合に関係ない技術的障害による遅延を差し引いた正味の試合時間
【原注】 プレーヤー、監督、コーチ、審判員の負傷手当のための遅延は試合時間に算入する。
(m) ホームチームにより提供される公式入場者数

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