少年野球のお父さん審判についてのメモです。
今回は”審判用のインジケータ―”について調べてみました。
僕自身もそうでしたが、普通の人はこのような小道具があることすら知らない人が多いことでしょう。
審判用道具のひとつですが、最初はどのように使うかもわかりませんでした。
最近、自分が持っているインジケータ―と他の人が使っているものが違う仕様になっていることに気づき、買い替えを検討しているタイミングでこのページを書いてみました。
インジケータ―とは?
野球審判用のインジケータ―とはこんなやつです。
審判が使う道具で、ボール・ストライク・アウト等をカウントしておくもの。
試合中にボールカウントを間違えないようにするため、審判は常に持っていて、ジャッジするたびにカウントしておくわけです。
使い方
基本的にインジケーターは左手で持ちます。
右手はジャッジするためにフリーにしておきます。
左手のひらで握り、親指で左上(上記の画像ではボール)、人差し指で右上(上記の画像ではストライク)、中指で真ん中(上記の画像ではアウト)、薬指か小指で右下(上記の画像では得点)のダイヤルを回してカウントしていきます。
- 投球のたびにボールとストライクをカウントする
- 打席が終わったらボールとストライクのカウントをゼロに戻す
- アウトになったらカウントする
- 得点があったらカウントする
- その回が終わったら全てをゼロに戻す
こんな感じの繰り返しです。
ちなみに、右手をフリーにするためマスクを外すときも左手に持ちます。
ちょっと難しいのですが、その際には左手にマスクとインジケーターを同時に持つわけです。
親指、人差し指、中指でマスクを掴み、薬指と小指でインジケーターを挟み込む感じになります。
仕様の違い
僕がインジケーターを購入した時にはたいして下調べもせずに、「野球道具ならミズノ!」とこちらにしました。
最初に載せた画像との違いがわかるでしょうか。
ボールとストライクの位置が違います。
こちらはSBO仕様(という呼び名かは知りませんが)で、言ってみれば古いタイプなんですね。
今はBSOでカウントしていきますから、ボールとストライクの順番が違うわけです。
僕は知らずにこちらを購入してしまいましたが、SBOの方が馴染みがある先輩方は好んでこちらを使うことも多いようです。
なぜトップメーカーのミズノが今もこのタイプを作り続けているのかはわかりませんが、他の有名メーカーのほとんどはBSO仕様になっています。
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それでは各メーカーから販売されているインジケーターを特徴別に見てみましょう。
ベーシックなプラスチックタイプ
先ほどから度々載せているインジケーターは、もっともベーシックなプラスチックタイプです。
価格は数百円で購入しやすいですし、それでいて使いやすいです。
とくにこだわる理由もなければ、用途としてはプラスチックタイプで十分対応できます。
頑丈なアルミタイプ
形状やダイヤルの位置は変わりませんが、ケースがアルミ製になっているタイプです。
アルミ製なので明らかにプラスチック製よりも頑丈だと思います。
価格も1000円ちょっとなので、驚くほど高いわけではありません。
ただ、汗などで濡れた状態で放置しておくと酸化して変色してくるという話もありますので、取り扱いには注意が必要かもしれませんね。
見た目はすごくカッコいいですね。
長方形タイプ
これまでのインジケーターは手の形に合わせた曲線状のフォルムでしたが、こちらはシンプルな長方形タイプとなっています。
一見握りにくそうな感じもしますが、レビューを見ると慣れている人はむしろ使いやすいみたいですね。
こちらはボールカウントと得点に加えて、タイムの回数もカウントできるようになっています。
デジタルタイプ
最後はデジタルタイプ。
そうですよね、機能性を求めれば当然このような流れになりそうです。
ですが、インジケーターは屋外で使用することがほとんどなので、パっと考えただけでも色々と問題点が浮かんできます。(笑)
便利さを求めて機能を増やせば当然部品も多くなり、その結果、故障するかもしれない個所も増えてしまいます。
また、雨天時でのトラブルや日差しの強いときには液晶が見にくいなどの問題もあるでしょう。
正常に動いて使い方に慣れると、とても便利ではありそうです。
が、トータルで考えると、やっぱり普通のインジケーターの方が使いやすそうな気がしますね。(笑)
最後に
ということで今回は審判用のインジケーターについて書いてみました。
自分の持っているインジケーターがSBO仕様だったことに、今さら気づくという.....。(笑)
僕のインジケーターを他のお父さんに貸したときに、二度見されてカチカチ回して予行練習してたのはこのためだったんですね。
よし、カッコよさを求めてアルミ製に買い替えようかな。。