サンドボールで練習

野球トピック

サンドボールをバッティング練習に使うメリットとデメリット【少年野球メモ】

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打撃力をアップするための野球ギアのひとつに「サンドボール」という道具があります。

主にはインパクト時にボールを押し込む感覚を養うためのものですが、どうしてもショボい打球しか飛ばない(笑)息子のバッティング改善に取り入れてみようかと画策中。

メリットだけでなくデメリットもあるようなので、購入する前にいろいろと調べてみました。

サンドボールを使ったバッティング練習

UNIX(ユニックス) 野球 練習用品 トレーニングボール 重打撃ボールHit‐Punch300g BX77-01

サンドボールとは、その名のごとく中に砂(厳密にいうと砂鉄)が入っているボール状の野球練習ギアです。

見た目は普通の野球ボールと変わりませんが、砂鉄のおかげでずっしりと重くなっています。

これを使ってトスバッティングなんかをやることで、打撃力がアップするというもの。

通常よりも重たいものを使って行う練習方法になりますので、メリットだけでなくデメリットもありそうなので、特に小学生が使うには検討する必要がありあそうです。

メリット

まずはメリットから見てみましょう。

芯でとらえる感覚を養う

サンドボールは、やみくもにバットに当てても全く飛びません。

芯を外れるとボテっと前に落ちるだけです。

しっかりと芯で捉えなければ良い打球にならないのです。

特に今のバットは高性能でどこに当たっても普通に飛んでしまうので、芯で捉える感覚を身に着けることは非常に大切ですね。

インパクトでの押し込みを強くする

よくいわれる、「インパクトで押し込む」とか「バットにボールを乗せて運ぶ」といった感覚を養うことができます。

インパクトの時に手首をこねてしまうようなスイングでは内野ゴロばかりになってしまいます。

そのため、インパクトで押し込む感覚を覚えるのは重要で、これができると力強く飛距離のある打球になるといわれています。

その点、サンドボールは重いので、しっかりインパクトしないと飛ばないので、非常に効果的に思えます。

関連記事:バッティングでは左手主導or右手押し込み、どちらが大事?

省スペースで練習できる

サンドボールは芯でミートしても、軟式球のようには飛びません。
当然ですが。(笑)

そのため、球拾いするような人員も必要なく、打ち手と投げ手の二人だけでも練習することができます。

親子で練習するときなんかは、この辺が地味にメリットだったりしますね。

デメリット

続いてデメリットを。

やりすぎると怪我につながる

重いボールを打つわけですから、当然このようなリスクは考えられそうです。

あまりに重いサンドボールで多くの回数打ちすぎると、特に体ができていない小学生では手首を痛める危険性があるとのこと。

フォームが崩れる

こちらは重いバットを使った素振り練習でもいわれることですが、重い道具を使って無理に振ろうとすると、そのことばかりに意識が集中してしまい、本来のフォームを崩してしまいます。

サンドボールを使った練習でも、飛ばないボールを遠くに運ぼうとしてアッパー気味になったりするようです。

バットが傷む

通常のバットはサンドボールを打つように設計されていません。

また、ビヨンドに代表される複合バットは打撃面がゴムだったりするので、想定外のボールを打ち続けると劣化が早まる可能性があります。

サンドボールを使う場合には、そのために安価な木製バットを用意する人もいるようですね。

関連PR:プロ野球選手になるために小学生のうちにやっておくべきバッティング練習

メーカーによって重さが違う

サンドボールはメーカーによって重さも色々とあるみたいです。

一覧にしてみたのでこちらをどうぞ。

メーカー重さ
ユニックス300g
ダイト(緑)350g
ゼット(青ロゴ)350g
ナガセケンコー(青ロゴ)350g
ゼット(赤ロゴ)450g
ナガセケンコー(赤ロゴ)450g
ダイト(青)500g

一番軽いもので300g、重たいもので500gまで幅がありました。

J号球が約129gなので、一番軽いサンドボールでも倍以上の重さがありますね。

となると、手首への負担なんかを考えると、一番軽い300gのものがよさそうですね。

サンドボールにも寿命がある

追記:購入して使っていたら、2か月くらいで破けました。(笑)

サンドボール+置きティーで、毎日バッティング練習していたら、2か月くらいでゴムが破けて砂鉄が出てきました。。

(ドバーっと出てくる感じじゃありません。亀裂が入っていて「?」と思って触ると少し手に付着するくらいです。)

トスではなく、置きティーなので、インパクト時の衝撃は抑えられていたはずなんですが。。

レビューを見ると、それくらいで何かしらの劣化が出てきている人もいたので、これくらいは寿命なんだと思います。

そんなに回数振らせてなかったんだけどな。。

ちなみに、気づかないでいると、砂鉄がいろんなところに付着するので気をつけてください。(笑)

大き目のサンドボールで筋力アップ&体幹向上?!

ちょっと話はそれますが、サンドボールは少し大きめのものですと、筋力トレーニングや体幹トレーニングにも使えるそうです。

さすがにこれは小学生ではやる必要はないとは思いますが(笑)、なかなか良いトレーニングになりそうですね。

最後に

ということで、サンドボールを使ったバッティング練習について調べてみました。

その効果は確かにありそうですが、一番気になるのはやはり手首への負担でしょうか。

それほどストイックに反復練習しなければ大丈夫かとは思いますが、自分は専門家ではないので、ここでは明言できません。(汗)

ただ、今のところは効果に期待して、やりすぎない範囲で導入してみようかと思っています。

どちらにしろ、ウチの子はズーっと真面目に反復練習できるはずもないので。(笑)

さて、スポーツ店に行ってこようかな。。

ユニックスのサンドボールのレビュー
  • 価格
  • 耐久性
4

軽めのサンドボールなら!

ユニックス サンドボール

他メーカーのサンドボールは350gと450gの2種類が一般的な中、こちらは300gと若干軽め。
ジュニア世代で使いたいなら軽い方がいいと思うので、こちらがおススメ。
値段は他メーカーのものとそれほど変わらず。
全てのメーカーのサンドボールを使ったわけではないので耐久性はちょっとわかりませんが、毎日数十回打っていて、3カ月ほどで亀裂が入り砂鉄がこぼれ出したりしました。
でも、他のメーカーのものを使ってもそれくらいで破損しましたので、特別弱いとかじゃないと思います。
ちなみにせっかく描いてくれてるボールの模様は使っていると消えてしまい、ただの白いボールに変化します。(笑)

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