素人親父の少年野球メモ。
今回は”守備用手袋”について書いてみたいと思います。
最近息子が投げるボールがそこそこ速くなってきて、思い切り投げさせると少し痛い。(笑)
冬になってきたらさらに痛い(泣)
そこで親子ともども守備用手袋の購入を検討しているところです。。
守備用手袋とは
文字通りと言えばそうなんですが、守備のときにグローブ側の手に着ける手袋のこと。
ラジオ聞いてて、えっ野間くん守備用手袋してたっけ…!?ほんまや!!ってなってる。シーズン終わってから知ったわー… pic.twitter.com/1JtcBS73mW
— しおやき🎏 (@ppp_carp) December 9, 2019
プロ野球選手だけでなくアマチュアでも、それこそ少年野球でも多くの選手が使っています。
守備手袋の効果
当然ながら、カッコつけるために使っているわけではありません。
主な効果としては”捕球時の衝撃を緩和する”ということです。
簡単にいえば、強い打球や送球を捕るときに手が痛くならないようにする、ということです。
野球をやったことがある人ならわかると思いますが、この時の衝撃ってなかなかのもので、かなり痛いんですよね。
しかし、守備手袋を着ければ、グローブと素手の間に手袋が入るわけですから、当然ながら手に伝わる衝撃は緩和されます。
これは、ただ「痛くなくなって良かった!」って話ではありません。
怪我の予防はもちろんのこと、痛みを知ってしまって無意識に強い打球から逃げてしまい、捕球体勢が崩れてしまうことも防ぐことができるわけです。
特に、少年野球では一度恐怖心を感じてしまうと、すぐにプレーに影響しますので、効果は大きいかもしれませんね。
また、副次的な効果としては、守備手袋が汗を吸収するため、グローブの劣化や臭いを防ぐ効果もあります。
守備手袋を洗ってしまえば汚れもキレイにリセットできます。
着けない人の理由
前途のとおり、使用するメリットは大きいのですが、少なからず守備手袋を使わない選手もいます。
その理由は、守備手袋を着けた状態でグローブをはめた時の違和感です。
わかる気もしますが、こういうのって気にしだすとメチャクチャ気になるものなんですよね。(笑)
素手の方がダイレクトに感触が伝わるため、繊細な動きが出来そうな気がするのも、もちろんわかります。
実際にその部分だけ考えれば、素手の方が良いのも事実でしょう。
この辺りが、いわゆる”つけない派”が一定数存在する理由になると思います。
バッティング用との違い
”捕球時の衝撃を緩和する”という意味からすると、バッティング用手袋をそのまま守備用として流用すればいいんじゃないか?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、もちろんその構造にも違いがあるんです。
まず、こちらはバッティング用手袋。
で、こちらが守備用手袋。
見た目的にはほとんど同じように見えますが、手首の部分に注目してみると、バッティング用は丈が長くテープも大きくガッチリしているのに対して、守備用はシンプルな作りになっているのがわかると思います。
守備用は細かいグラブさばきを邪魔しないように、あえてバンド部分を短くシンプルにして、手首の自由度を確保しているのです。
また、守備のときにずっと着用していることを考慮して通気性が良い構造になっていたり、衝撃を吸収するパッドがついていたりするのも特徴です。
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それでは各野球メーカーから販売されている守備用手袋の種類を見てみましょう。
ミズノ
こちらはミズノプロの守備用手袋。
様々な種類がラインナップされてますが、画像のものはキャッチャー用とのことです。
捕手専用なんて手袋もあるんですね。
連続してボールを捕ることを考慮して、人差し指と親指部分は厚めのパッドが施されています。
指先の腫れまで考慮して、その部分には伸縮性のある素材をしようしているんだとか。
凄いですね。
ゼット
こちらはゼット。
なんとなくですが、ゼット製はデザインがいいイメージがあるのですが、皆さんはどうでしょうか。
画像のものは、どちらかというと中~上級者向けということで、操作性を損なわないように薄手の生地を使いながらも補強されています。
さらに樹脂を染み込ませてグリップ力もアップされています。
ゼットは少年用も豊富にバリエーションされてますので、選ぶのも楽しみですね。
アシックス
こちらはアシックス。
アシックスの守備手袋はベルトレスタイプが多く、デザインがすっきりしているため、リスト周りが動かしやすそうです。
これなら操作性が損なわれる心配も少ないですね、
商品の特徴を見ているとアシックスの守備手袋は、素手感覚を追求し手を動かしても違和感が少ない素材を使用したり、グローブをはめた時の手の形状に近づけた立体構造を採用するなど、操作性を重視していることがわかります。
アンダーアーマー
こちらはアンダーアーマー。
アンダーアーマーの守備手袋は、比較的薄手な部類に入ると思います。(実体験。)
保護パッドも入っていませんし、素材自体も薄い感じ。
その分、操作性は確保されてますが、とにかくガッチリと衝撃を抑えてほしい場合には、少し物足りないかもしれません。
リスト周りもスッキリしているので、やはり違和感なく素手感覚で使いたい方向けの守備手袋といった印象です。
ローリングス
こちらはローリングス。
色違いのカモフラ柄もありますが、他メーカーの派手な守備手袋に比べると、比較的シンプルなデザインですね。
素材は柔らかくて薄手なので、素手感覚で使いたい人向けみたいです。
操作性を重視するなら、こちらもおススメ。
ただ、使っているうちにロゴが剥がれてるというレビューが多数。
もちろん機能的には問題ありませんが、「このローリングスのロゴがカッコいいんだよ!(泣)」という方も多そうです。(笑)
スラッガー
最後はスラッガー。
スラッガーにも、もちろん様々なデザインの守備手袋がラインナップされてますが、ちょっとオモシロいグッズも発見。
フィンガースリーブという商品みたいですが、手袋ではなくサポーターみたいなデザインとなっています。
久保田スラッガーさんのフィンガースリーブ!
ショックを吸収するような材質で、付け心地もかなりいいです。
守備手袋と全然違う感触はかなり好印象ですね。
ひとつ気になるのはスラッガーのマークが剥がれることです。
ぼくのやつじゃないですが、かっこいいですね! pic.twitter.com/17xHn9jGBj
— まこと兄やん@野球ブログ (@makoto_bb721) August 19, 2019
部分的にサポートするタイプですが、これで済むならば機能性は間違いなく最強ですね。
一般的には、人差し指と中指の付け根あたりをカバーしたいところですが、どうなんでしょうか。
コメントにもありますが、確かにルックスはカッコいいですね。(笑)
最後に
ということで、守備手袋についていろいろと書いてみました。
そして親子ともども守備手袋を購入したんですが、息子のは保護パッド付(クッション性重視)、自分のは薄手タイプ(操作性重視)でした。
でした....というか、この記事を仕上げる前だったので仕様をあまり確認しないで、見た目と価格だけを見て購入してしまいました。(汗)
いや、自分は練習をお手伝いするだけなので、操作性とかあまりいらなかったです。(笑)
むしろ、息子の練習に付きあうときに手が痛いと凹むので、分厚いやつがよかったです。
皆さんは、用途と合った守備手袋を購入してくださいね。(笑)