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2.03 塁
一塁、二塁、三塁は、白色のキャンバスまたはゴムで被覆されたバッグで表示し、巻頭2図に示すように地面に正しく固定する。
一塁と三塁のバッグは、完全に内野の内に入るように設置し、二塁のバッグは、図表の二塁の地点にその中心が来るように設置する。
キャンバスバッグはその中に柔らかい材料を詰めて作り、その大きさは15㌅(38.1㌢)平方、厚さは3㌅(7.6㌢)ないし5㌅(12.7㌢)である。
このとおり、一、二、三の各塁についてもその規格についても詳しく決められています。
素材はキャンバス地(帆布)のバッグ、もしくはゴム製とされています。
もともとがゴムではなく、砂を入れたキャンバス地のバッグを使用していた背景もあり、いまでも塁そのもののことを、キャンバスと言ったりしますね。
「セカンドキャンバスが無人だ~」みたいな。
プロ野球の解説でも、ベースだったりキャンバスだったり人によって言い方が違います、が意味は同じです。
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専用の球場はガッチリ備え付けのベースになっているでしょうけれど、多くの場合はこのようなブロックで固定するのではないでしょうか。
- グラウンド寸法を測り、各塁の位置を出す
- ゴムベースを仮置きして上に乗り踏む
- ベースの底にある16分割の跡がつく
- 多くの場合は中心の対角二か所にブロックを打つ
- ベースをパコっとはめる
こんな感じでベースを固定します。
杭を最深部まで打ち込んでしまうと後で外すのが大変なので、杭の頭が出ない程度に止めておくといいです。
また、無理矢理に抜こうとすると、高確率でゴムブロックが破損します。(苦笑)
杭を抜く道具も用意しておいて、効率よく作業できるといいですね。