2021年末に待望の少年ジュニア用が発売されて、さらに盛り上がっているビヨンドマックスレガシー。
自分の周りでも予約してこぞってレガシーを購入しています。(笑)
そこで...待ちに待ったレガシージュニアのスペックと、一般用との違いをまとめてみました。
少年用ビヨンドマックスレガシーJr.(ジュニア)のスペック
それでは、少年用の基本スペックから見てみましょう。
ラインナップされているのは2種類で価格は39,600円(税込)。
長さ | 重さ | バランス | 定価(税込) | |
1CJBY16178 | 78cm | 560g | トップ | 39,600円 |
1CYBY16180 | 80cm | 570g | トップ | 39,600円 |
少年用のバットは76cmから用意されることが多いですが、レガシージュニアは78cm~となっています。
しかしあいかわらず、小学生が使うバットとは思えない金額ですね。(汗)
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飛距離
ギガキングと比べて3.3%の飛距離アップが見込めるとのこと。
(実はここに違いがあるのですが)一般用ではギガキングと比べて7%アップという紹介がされているので、そこと比べると控えめな数字ではありますが、それでもさらに進化した少年用ビヨンドになっています。
重さ
それでは重さは?というとギガキングに比べて約30g軽くなっています。
「ビヨンド=重い!」というイメージがあるかと思うのですが、レガシージュニアにおいては飛距離アップしているにも関わらず軽量化にも成功しているようです。
これはビヨンドは振れないと諦めていた子供たちにも朗報ですね!
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さあ、本題です。
先ほど少し触れましたが...ビヨンドマックスレガシー一般用と少年ジュニア用の違いは、ウレタン部分の構造です。
すみません、画像が分かりにくいですが...(汗)、パッと見では同じように見えますが、実はウレタン部分の構造がまったく違います。
まず、使用されているウレタンは、両方とも新開発されたミズノレガシーPUフォームという素材に変更されています。これは同じです。
しかし、ウレタンの範囲と厚さが違います。
一般軟式用はバットの芯を細くしてウレタンを肉厚にすることで反発性を高めていますが、少年ジュニア用はギガキングに近い芯を使用してウレタンだけが新素材に変更されました。
すごく雑にいうと少年ジュニア用は、ギガキングの新素材ウレタン採用バージョンなんです。
これは、一般用をそのままサイズダウンして少年用を作ろうとすると、ウレタンの厚みによって重量が増えすぎるなど色んな問題が出てきたからなんだとか。
一般用を使う小学生が増えてる!
ということで、一般用と少年ジュニア用の大きな違いは”ウレタン部分の構造”です。
で、これがバットの性能にも関係してきています。
飛距離の向上でいうと、一般用レガシーは約7%もアップしているのに対し、少年ジュニア用は約3.3%アップに留まっています。
これだけ性能に違いがあるので...実は一般用レガシーを使う小学生が増えてます!
ニュースを見て衝撃を受けた人も多いかと思いますが、ドラゴンズジュニア(小学生で構成されるNPB下部の期間限定チーム)の小久保くんが神宮球場のスタンドに満塁ホームランをぶち込みました。。
両翼70mの学童用ネットじゃないですよ、両翼97.5mの球場のスタンドです。(笑)
この時に使っていたのも一般用レガシーです。
それを見て(かは、わかりませんがww)自分のチームでも、試合でご一緒した他チームでも、一般用レガシーの83cmを使っている子供が増えてるんです。
さらなる飛距離を求めるなら、一般用レガシーを検討してみてはいかがでしょうか!?
ルール上、少年ジュニア用のバットを中学以上で使うことはできませんが、一般用バットを学童野球で使うことはできます。(下のバットを上で使うことはできないが、上のバットを下で使うことはできる。)
⑶ バットの使用区分は、次による。
ア 少年用と表示されているものは、J号およびD号ボールに使用
イ 少年用と表示されているもの以外は、M号およびJ号ボールに使用
出典:全日本軟式野球連盟規程細則 第12条の3