低学年向けグラブ

野球トピック

小学校低学年におススメな【軟式少年野球用グローブ】は?ウチはこれ買った!

更新日:

ウチの子が少年野球団に入る前のこと。
「おもちゃみたいなグローブじゃ行かせられん!」ということで、本格的な少年軟式用のグローブを購入しました。

個人的にも、自分のお金でグローブを買ったのは初めてのことです。
いざ購入しようと思うと、どんなグローブを買ったらいいのか、さっぱり見当もつきませんでした。

店員さんにアレコレ聞いてようやく買ったんですが、今回はその時のエピソードを書いてみたいと思います。

とにかくスポーツ店に行ってみた

スポーツ店のカート

まずネット検索して調べてみたんですが、小学校低学年向けグローブの選び方でバシッとくるようなページが見当たらない。(汗)

おすすめグローブ!みたいなページもなくはないですが、なんだか信ぴょう性に欠けるような・・・。
野球経験者とかスポーツ店員さんのブログとかがあればよかったんだけど。

ということで、とにかくスポーツ店に行って店員さんに聞いてみることに。

店員さんに聞いてみた

地元ではわりと大きめのスポーツ店に出向いて、野球コーナーの店員さんに聞いてみました。

私「小学校低学年向けのグローブって、どんなの選んだらいいんですか?」

店員さん「遊びで使うんだったら、一番安いやつで十分だよ。」

なぜか冷たい対応。(苦笑)

遊びで使うグローブ買うくらいであなたに質問しませんよ!・・・とは言いませんが、気を取り直して

私「少年野球団に入ろうと思うんで、ちゃんと使えるグローブを探してるんですけど、どれがいいですかね?」

店員さん「小学校低学年向けというグローブは無い。」

はぁ??

さらに聞いてみる

この店員さん接客向いてない。(苦笑)
でも知識は確かなはず。

ということでさらに聞いてみると、小学校低学年くらいではグローブ選びにこだわれるほど種類が無いらしい。

少年軟式グローブの棚には多くのグローブが並んでいるように見えますが、まだ手の小さい1、2年生くらいで使えるものに絞るとそれほど数が無いようでした。

(店員さん、このくらいでようやくカウンターから出てきて本気モードに入る。遅いよ。。)

で、ここからはちゃんと選び方のポイントを教えてもらうことができました。

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小学校低学年がグローブの選ぶときの3つのポイント

黒いグローブとボール

ここからは、ようやく(笑)聞き出した小学校低学年がグローブを選ぶときのポイントをご紹介していきます。

基本的なことも含まれていますので、どの年代でも共通している部分があるかと思います。
それではいってみましょう。

ポイント1:手の大きさに合ったサイズを選ぶ

当たり前じゃん!と思われるかもしれませんが、洋服然り、靴然り、少しでも長く使ってもらいたくて大きめを買いたくなるのが親心理。

でも、やっぱり手の大きさに合ったサイズを選ぶのが基本中の基本だそうです。

メーカーによっても違うかと思いますが、グローブもSSやSなど洋服のような表記でサイズ分けされていることが多いです。

例えば、ZETT(ゼット)のグローブにはこのようなサイズ表記がありました。

SSSMLLL
~120cm120~135cm130~145cm140~155cm155cm~

下の行は身長の目安なので、小学校低学年ですとSS、S辺りでしょうか。

身長からみた平均的な手長を参考にしているようですが、手の大きさは個人差がありますからね。
実際にグローブをはめてみるのが一番でしょう。

ウチの子は小学校1年生で125cmくらいでSSがジャストサイズでしたが、ホントにピッタリすぎるのでSがいいのかと思ってます。

ポイント2:なるべく柔らかいグローブを選ぶ

今は新品時でも柔らかくボールを掴みやすく加工されているグローブがあるようです。
というか、軟式少年野球用グローブはそのようなものが多いみたい。

新品のグローブはとにかく固いですからね。(苦笑)
特に小学校低学年では、まだ握力が弱いのでこの部分は重要かもしれません。

実際にはめてみて、柔らかく掴みやすいグローブを選びましょう。

ポイント3:できれば本革で

私はそこそこ高いグローブはみんな本革だと思ってましたが違うようです。

外側は本革、内側(指を入れるところ)がクッション(合成皮革)になっているグローブも多いとのこと。

もちろんそのような仕様のグローブにもメリットがあります。

  • 全本革に比べてリーズナブル
  • 柔らかく掴みやすい

確かにウチの子も「これ使いやすい!」といったのは、このようなグローブでした。

ただ、店員さん曰くデメリットも大きいそうです。

  • クッションが破ける
  • グローブの中が臭くなりやすい

特にクッションが破けるのは致命的だそうで、しかもかなりの高確率で破けてしまうとのこと。

「最初は固くて掴みづらいけど、本革で頑張るのがやっぱり良い」と力説されてました。

おすすめされたグローブ3種類

ということで、選ぶときのポイントはわかりました。
店員さんは続けておすすめのグローブをいくつか紹介してくれました。

陳列棚にはたくさんのグローブが置いてあったのに、すすめてくれたのはたったの3種類。(苦笑)
やっぱり選ぶほど種類がないんだな。

良いように考えれば、悩むことが少なくて選びやすいかも?!

アシックス:NEOREVIVE(ネオリバイブ)

こちらのアシックスのグローブは、先ほどの外側が本革、内側が合成皮革という仕様になってます。
実際に柔らかく小学校1年の子どもでも簡単に開閉できていました。

マークの位置も変わっててなんかカッコいい。(笑)
しかも定価ベースで1万円切っているのはこちらのグローブだけです。

店員さんも内側のクッション部分が心配なだけで、入門編で手に取りやすい低価格と機能性についてはおススメできるといっていました。

SSK:スーパーソフトシリーズ

ソフトスムースレザーという天然皮革を使用しているスーパーソフトシリーズ。
こちらも柔らかくて高品質なグローブとして有名だそうです。

いわれてみると革の質感も上品な感じだったような。
確かに良さそうなグローブでしたが、おススメされた3種類の中では一番高価だったのが悩みどころかな。

ミズノ:セレクト9

最後はミズノのセレクト9というシリーズ。
ミズノとしても新しいコンセプトのシリーズみたいですよ。

”選ばれし9人になる”というキャッチフレーズで展開されている、少年野球向け(初心者向け)のグローブになっています。

柔らかい革を使用しているのはもちろん、開閉しやすいようにグローブの構造自体も工夫されてるんだとか。
価格も1万円ちょっとなのが魅力。

【追記】ミズノ:セレクト9 Soft Plus(ソフトプラス)

セレクトナイン ソフトプラス

2021年に、おススメしていたセレクト9から、Soft Plus(ソフトプラス)という新しいシリーズが登場しました!

名前からお察しのとおり、”柔らかさ”に特徴のある、本ページのテーマにピッタリな(笑)グローブみたいです。。

  • グローブの折れる部分に特殊ヒンジ構造を採用し、柔らかく握りやすくなっている
  • ミズノ独自のウェブ構造で開閉しやすい
  • Soft Plus専用に開発された、新品時から柔らかい革を使用

これは期待大ですね。。

少年軟式用では、オールラウンド用のみ展開されていて、サイズはSS~Lまで幅広くラインナップされています。

SS、Sであれば、小学校低学年にも対応可能。

これは、野球始めたばかりの小さい子には、注目のグローブですね!

買う時のポイントまとめ

ということで、我が家のグローブリサーチが終了しました。
絡みづらい店員さんにしつこく聞いて(笑)、教えてもらったポイントは3つ。

  • 手に合ったサイズ
  • なるべく柔らかい
  • できれば本革仕様

そうですよね。
やっぱり本革使ってもらって、「なんだこれ!?硬すぎて使えるわけねぇ!」という定番のセリフは聞きたいです。(笑)

親としては、”手に合ったサイズ”というのが、なかなか曲者。
大き目を買いたくなるのは、どの親でもそうでしょう。(苦笑)

ということで、これらのポイントとおススメされたグローブを考えたところ、我が家の第一候補はミズノのセレクト9になりました!

ミズノのSELECT9(セレクトナイン)

あらためてミズノのセレクトナインについてご紹介しておきます。

セレクトナインの公式サイト

私たちが子供の時には「野球道具といえばミズノ!」というくらい人気のメーカーでした。

そのミズノが”選ばれし9人になる。”というコンセプトで展開している比較的新しいシリーズがセレクトナインです。

当時に比べて野球人気が低迷しているようにも思いますが、そのレベル自体は年々向上していて、はじめる年齢も早くなっているんだとか。

それに伴い「上達したい!」、「勝ちたい!」という思いが強くなっている子供が多く、それをサポートするためにスタートしたそうです。

確かに私たちのときには少年野球団に入れるのは4年生からでしたが、今では1年生から入団できるのでその門戸は広くなっているといえます。

グローブの特徴

セレクトナインシリーズにはバットやスパイクなど野球用品全般がラインナップされていますが、グローブに関しては特にこのような特徴があるそうです。

セレクトナインの特徴

大きく分けて4つのポイントがありますので、要点を抜粋してみます。

  1. 開閉しやすい構造(小指部分の2か所が開閉しやすい構造になっている)
  2. より良い重厚感と耐久性(セレクトナイン専用の当て布を採用)
  3. 専用マーク(セレクトナイン専用のゴールドを基調としたロゴ)
  4. フィット感あふれるレザー(しなやかな感触とフィット感を高めている)

こんなところに注意して購入

スポーツ店の店員さんから聞いた情報ですと、小学校低学年くらいでグローブを選ぶときのポイントはこの3つでした。

  • 手の大きさに合ったサイズを選ぶ
  • なるべく柔らかくて開閉しやすいものを選ぶ
  • なるべくなら総本革仕様で

今のグローブは(特にジュニア用は)本革でも柔らかいものが主流みたいなので、一番大きなポイントはサイズ感でした。

購入したとき小学校1年生の息子の体格はこんな感じ。

  • 身長125センチくらい(クラスでも大きい方)
  • 手の大きさは13センチくらい

ちなみにセレクトナインのサイズチャートはこのようになっています。

グローブのサイズチャート

ということで、グローブのサイズでいうSサイズ(身長120~135センチ、小学校1年~3年くらいが対象)を買いました。

使ってみた感想

こんな条件でグローブを購入したところ、使用感はこんな感じでした。

ちょっと大き目だった

グローブをはめた

これは最初からわかっていた部分ではありますが、今の時点ではちょっと大きかったようです。

ただこの下のSSサイズをはめてみたら丁度良すぎて、子供も「なんかちょっときついかも?」と言い出すくらいのジャストサイズ。

ちょうど今のタイミングでは、SSサイズは丁度良すぎて多分使えて数か月、Sサイズでは少し大きめという結果に。

やっぱりサイズ感は難しかったですね。

なんというか凄くカッコいい

ミズノのグローブ

とりあえず袋から出した時に子供と一緒に「おぉ~、カッコいい!!」と声を上げてしまいました。(笑)

やっぱり本格的なグローブは見た目もカッコいいですね。
おもちゃレベルのグローブとは段違いのオーラです。

新品もキレイで良いですが、やっぱり使い込んでくるとさらに良い雰囲気になってきます。
この見た目も重要で、子供も何をするわけでもないけど、とりあえずいつもはめてました。(笑)

最初はやっぱり硬い!

グローブの内側

繰り返しになりますが、今のグローブは柔らかいことをウリにしたグローブが多いです。

このセレクトナインも同じで、柔らかい革を使用しているうえにグローブの作りも開閉しやすい構造になっているとのこと。

・・・でも固い!

最初のころは、まったくを持って思うように開閉できていませんでした。(汗)
今のグローブは柔らかいとはいえ、やっぱりいきなり掴むことはできないようです。

確かに、ふにゃふにゃでは耐久性にも問題が出てきそうですしね。
ただこれは誰しもぶつかる壁なので、なんとしても乗り越えてもらいましょう!

最後に

セレクトナインのグローブはカッコいいし作りも良さそうなので、やっぱり入門編のグローブとしては優秀なんだと思います。

セレクトナインを狙っている親御さんはこのようなところをポイントに。

  • サイズ選びは慎重に、実際にはめてみるのが一番
  • 今のグローブは柔らかいといわれてるけど、やっぱり固かった(苦笑)
  • 見た目はすごくカッコいい!

この情報が皆さんのグローブ選びの参考になれば幸いです。

セレクトナインのその後について

せっかくこの記事を書いたので、我が家が買った低学年用グローブ、セレクトナインのその後についても書き記してみたいと思います。

追記:使いはじめて1年後

固い!なんて言ってるのも最初の頃だけ。
1か月もすればかなり柔らかくなっていました。

そして1年後、二人でグローブ磨きしていて気付きましたが、ちょっとビビるくらい使い込まれた感が出てきた。(笑)

気になったのは革紐がだいぶ伸びてきてて、ものすごい広がってきてる。

子供は愛着が沸いているようで「俺はこのグローブを6年生まで使う!」と言っていますが、どう考えてもぶっ壊れそうです。(笑)

で、他の人にも聞いてみましたが、革紐って交換できるんですね。
交換・修理用として各メーカーからも普通に販売されてます。

SSK(エスエスケイ) 野球 グラブ修理紐(軟式・ソフトボール用) シルバー 180cm YF105SL

これ自体は1,000円前後みたいですね。
でも、こんなの自分で交換できるのか?(汗)

と思って業者委託も調べてみましたが、部品と工賃を含めても2,000円くらいみたいですね。
うーん、これは要検討だな。。

ということで、セレクト9のグローブはやっぱりおススメです!
子供も非常に気に入ってますよ!

さらに追記:使いはじめて2年後

昨年追記したときにグローブの交換用革紐で補修しようか考えているようなことを書きましたが、その後練習中に高学年の痛烈ライナーを捕りに行って紐が引きちぎれました。(笑)

次の日に試合が決まっていたので、慌ててスポーツ店に行き、時間もないので紐交換もお願いしました。

やっぱり弱った状態のまま使い続けるのはよくありませんね。(苦笑)
何か起こる前にメンテすべきです。(当たり前か。)

で、このページを書いたときに買ったグローブは、もはや使い込まれて手に馴染みまくっています。

いまだに気に入っていて買い替える気はなさそうですが、やはり色んなところが傷んできますし、そもそもサイズが合わなくなってきています。

さらに盲点だったのが、ポジションによってファーストミットやキャッチャーミットが必要になる可能性があり、ウチの子はそのすべてを通過しそうな流れになってます。(汗)

なので、最初のグローブから奮発しなくてよかったなぁと思っているところです。。

皆さんも、欲かいて大き目買ってみたり、最初から高級なグローブを買うのはやめましょう。

どうせ買い替えることになります。(笑)

そう考えても、セレクトナインは価格的にも機能的にも低学年のときにはピッタリだと思いますよ。

で、頭の片隅で「そろそろ次のグローブ考えとかなきゃなぁ」と思い始めてたところ、このような動画を発見。

やっぱり今もミズノは人気なんですね。

ウチも次買うときはセレクトナインからグローバルエリートに格上げしようかな。(笑)

最後の追記:買い換えました...

小学4年の後半で、ついにグローブを買い換えました...

本人は馴染みまくった初号機をこよなく愛しており、「新しいの買うか!?」といっても「うーん...」と微妙なリアクション。(笑)

そんなやり取りを繰り返していましたが、確実にサイズが合わなくなってきているので、(半ば説得するようなカタチで...)新しいグローブを購入しました。

同じミズノで、先ほども名前があがったグローバルエリートというシリーズです。

B084JJVNDW

セレクトナインが入門用だったのに対し、グローバルエリートはちょっとだけ上のランクになります。

購入の際に気づいたことはこちら。

  • セレクトナインと比べてもバカみたいに値段が跳ね上がるわけではない
  • 種類が豊富でウェブのデザインや色などラインナップが幅広い
  • ○○モデルなど、お気に入りのプロ野球選手と同じ型がある
  • 革の質が良い

細かい仕様については語れるほどの知識を持っていませんが、明らかにわかったのは革の質感が全然違う!ということです。

セレクトナインに比べて、しなやかさと重厚感が格段にアップしています。

素人目で見ても、「良い革、使ってるなぁ...」とわかるくらいです。

少し前と意見が変わりましたが、最初からグローバルエリートというのも、ひとつの選択肢としてアリかと思うようになりました。

先ほども書きましたが、値段が何倍もするわけじゃありません。

その分、革質はあきらかに変わります。

そして、(子供達にとって凄く重要だと思いますが)坂本モデル!や菊池モデル!など、憧れのプロ選手と同じ型のグローブがあります。(笑)

予算に余裕があれば、是非グローバルエリートも検討してみてください。

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