素人親父の少年野球メモです。
今回はタイブレークについて書いてみたいと思います。
2018年の春から高校野球にも取り入れられたタイブレーク。
先日、ウチの子が入っている少年野球団の公式試合でも適用されたので、備忘録的に書いてみます。
タイブレークとは
野球のタイブレークは、決められたイニング以降の延長戦で初めからランナーをおいて試合を開始するルールで、主には試合の時間短縮を目的としています。
特に少年野球では子供の体力的にも、試合予定スケジュールを円滑に進めるためにも必要な措置となります。
タイブレークの内容については、その地域や大会運営規定などによって違いがあるようです。
何回から?
少年野球に於いては、一般的には10回以降からタイブレークに入ります。
通常の規定イニングは7回ですから、8回、9回と延長したにもかかわらず決着がつかない場合にはタイブレークに突入するわけですね。
前途のとおり、内容は大会ごとに違うことがありますので、決勝戦以外は8回からタイブレークという場合もあるそうです。
開始の状況と打順
少年野球のタイブレークでは、無死満塁の状況からスタートするのが一般的です。
前回の最終打者が一塁走者、そこから打順を遡って二塁走者、三塁走者となります。
少年野球ではかなり得点が入りやすい状況からのスタートであることがわかりますね。
ちなみに、高校野球や国際試合などでは無死一・二塁からとなっています。
それでも決着がつかなければ?
こちらも少年野球の公式試合で実際に経験しましたが、タイブレークに入っても決着がつかず、制限時間になってしまった場合にはくじ引きとなります。
こちらも大会によって違うんでしょうけれど、その時は印をつけたくじを9本、無印のくじを9本用意して、それぞれのチームが引き合うものです。
印をつけたくじを引いた数が多いチームが勝ちになります。
くじ引きする9人は最終的に試合に出ていたメンバーでした。
結局ウチのチームが勝ったんですが、運営も子供たちも親たちも手探り状態で、勝った瞬間も「・・・?おぉっ、勝った・・・のか??」と微妙な盛り上がりだったのを覚えています(笑)
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少年野球についてはメリットの方が圧倒的に大きいと思います。
投球数が多くなればピッチャーにも負担が掛かりますからね。
試合もテンポよく消化していかないと色んな方面にしわ寄せがいきます。
やっぱりタイブレーク導入は良いことでしょう。
しかし、一般的にはデメリットの方も話題になりますね。
「延長〇回サヨナラ~!!!」みたいなラストも感動は半減してしまうのでドラマチックさに欠けますし、個人記録の透明性が損なわれてしまいます。
しかし、高校野球にも導入されたことで、今後は認知されていくことでしょう。
甲子園でも初のタイブレーク
100回記念大会では甲子園史上初のタイブレークがありました。
ドラマチックさが損なわれるという懸念もありましたが、これはこれでドキドキするものですね。(笑)
選手たちはもちろんですが、采配ひとつで結果が変わりそうな感じなので監督も緊張しそう。。
ただでさえ高校野球のピッチャーは負担が大きいので、このようなカタチでも勝敗が決するのは良いような気がします。
15回まで延長して再試合なんて大変ですから。。