上手くなるために!

父母会のこと

少年野球が上手くならない?子供を”上手くなる子”にする方法を考えてみる

更新日:

子供が野球をやりはじめたら上手くなってもらいたいと思うのが親の心情。

少年野球団には、元々運動神経が良い子だったり、経験が長い子だったり、自分の子よりも上手い子たちがたくさんいます。

やっぱりそういう子たちにも負けてほしくないんですよね。(笑)
ホントに勝手な親で申し訳ありませんが。。

今日は打てた!捕れた!と小さなことに一喜一憂しています。
ただ、ムキになって怒りすぎたりして反省することも多々ありまして....。
子供との接し方について悩んでいることも事実です。

そこで、監督&コーチたちに教えてもらったこと、お父さんコーチとして外から見て思ったこと、自分が少年野球をやってたときに感じていたこと、などを整理してみました。

今後の自分の動き方についての指針であります。(笑)

監督&コーチに教えてもらったこと

少年野球のコーチ

まずはこれまでに監督やコーチたちに教えてもらったことを書いてみたいと思います。
野球団の首脳陣も、元々は団員の親だった人がほとんどですから、やっぱりその意見は非常に参考になります。

感情で怒るな!

もうこれは皆さん口をそろえて仰います。(笑)
そして、いろんなウェブサイトや書籍を見てみても、必ず書いてあります。。

「怒るな!」

もうこれはゼッタイなんだと思います。
「怒るな!」と言っている人たちは、総じて自分たちが過去に自分の子を怒り倒してきて、もれなく失敗してきているそうです。。

もちろん何でもかんでもニコニコと接するという意味ではありませんが、感情のままに怒るのは絶対にダメ。

.....と、わかっていても出来ないのが父親なんですが(苦笑)、良いところを褒めてあげるように意識しなければなりませんね。

家でも練習する

上手くなるためには家での自主練習は欠かせません。
自主練習なんてストイックなものでなくてもいいようですが。

野球団の通常練習では、個人に費やす時間を作るのはなかなか難しいのが現状です。
通常練習時には、チームとしてレベルアップすること、人数が多い時にしかできないこと、を行います。

練習で指導された個人的な課題については、それ以外の時間に練習するべきなんですね。
そして、この家での練習をするか、しないかでレベルアップにも大きく関わってくるそうです。

ちなみにウチでは家でこのような練習をしてます。

■シャトルバッティング

バトミントンのシャトル(羽根)をつかってバッティング練習してます。
普通のシャトルでもいいですし、これから買うならば野球用のシャトルも販売されてます。

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これプロ選手もよくやっていた練習方法で、非常に効果があるといわれています。
打っても比較的安全ですし、フラフラと飛んでくるシャトルを打つことで、ミート力の向上も期待できます。

広い部屋があるお家なら普通のバットを使ってもいいでしょうけれど、ウチは狭いのでスポンジのバットを使ってます。

シャトルは投げやすいので、ママでも練習に付き合えるのもメリットです。
子どもと攻守交替して、遊びながら試合形式みたいにするのも盛り上がりますよ。

関連記事:『シャトル打ち』のやり方。少年野球でも効果的なバッティング練習方法!?

■素振り

これは定番ですね。
僕も少年野球時代には、よく一人でやってました。

でも、ウチの子はまったく素振りをやりたがりません。(汗)
まぁ低学年の子にとっては、ちょっとつまらなく感じるのはわかる気がしますが。

多分、「おい、ちょっと外行って素振りやってこい!」と言って自分は家でお酒飲んでても、子供はやりたがりません。(笑)

父も一緒に素振りしたり、投げる真似をしてあげて「ちゃんとボールが向かってくるのをイメージして!」とかやってると、ヤル気スイッチが入ったりします。

お試しください。。

■ゴム球でキャッチボール

あとはゴム球でキャッチボールなんかもやってます。
そこから、軽く転がしてゴロの捕球姿勢や、そこからのスローイングを確認したりしてます。

ずっとキャッチボールしていても子供が飽きてきますから、いろいろ工夫してみるといいのではないでしょうか。

ただゴム球では変に弾いちゃったりするので、最終的にはJ球持ってきてキャッチボールしちゃいますが。(笑)

バレたら怒られるので、ママがお風呂に入ってる時だけですが。。

関連記事:ピッチング送球での腕の振り方のコツと練習方法

ゲームやマンガの時間を作る

ということで、家での練習は非常に重要なんですが、ちゃんと遊ぶ時間も作ってあげることも大切だそうです。

ストイックに自主練習!とまでやらくてもいい、というのはそのような意味もあります。
やっぱり、オンとオフを使い分けなければ、野球=苦痛となってしまいます。

遊ぶ時間も大切です。
ニンテンドースイッチを買ってあげましょう。(笑)

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遊びだけじゃなく、もっとも大切な勉強の時間も作らなければなりませんからね。
そこを疎かにして野球ばっかりやってたら、間違いなくママが激怒することでしょう。(笑)

適度に野球道具を買ってあげる

ひと昔前は「道具欲しがる前に練習しろ!」と言われたものですが(笑)、適度に野球道具を新調してあげると子供のテンションも上がります。

ウチの団では、むしろお父さんたちの方が頑固です。。
「たまには買ってあげると子供のやる気が出るよー」とコーチ陣になだめられたりしてます。

もちろん、グローブやバットを買ってあげるのは難しいですが、1~2千円くらいのバッティンググローブやシューズケースなんかでも、子供たちは十分喜びます。

謎にオモチャを買ってあげるより、よっぽど意味がありますからね。

関連記事:子供にバッティンググローブ(バッ手)は必要?おすすめは?

同年代の上手い子と競わせる

これは大人になってわかったことなんですが、野球団の子監督やコーチたちはとてもよく子供たちのことを見てくれています。

そんな中で、誰か一人をあえて上のチームにあげてみたり、ポジションを変えたりしているそうです。

で、やっぱりその辺のバランスがカチッとハマると、「あいつに負けねーぞー!」となるわけです。(笑)

そうなればシメたもの。。
勝手に練習してどんどん上手くなっていきます。

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お父さんコーチとして思ったこと

野球を見守る保護者たち

続いては親として少年野球団の活動に参加して思ったことを書いてみます。
まだまだ入団したばかりなので経験は浅いですが、やっぱり野球は親も運営に深くかかわりますので、色々と思うところが出てきますね。

練習に付き合う

僕は仕事から帰ったばかりで疲れているときでも、子供から「野球やろう!」と言われたら、絶対に断りません。

夏場なんかは仕事終わりの時間でも、まだしばらく明るいので結構長時間になりますが、やります。(笑)

そうやって付き合っていくと、どんどん上手くなりますね。
そのうち近所の友だちたちも集まってきて、野球教室みたいになってしまうんですが。。

ウチは家でもけっこうやります。
キャッチボールやバッティング練習など、屋内でもできるように工夫して毎日練習してます。

関連記事:バッティングが上手くならない?打てるようになるための練習の記録

野球団の練習で出来なかったことを復習する

ウチの子はあまり勘のいい方ではないので、監督やコーチの指導を一度で理解できないことも多いです。

理解できていたとしても、すぐに習得できるほど身体能力が高いわけでもありません。
なので、できなかったことの復習は意識してやるようにしてます。

そして、この時ばかりは極力褒めながら盛り上げるようにします。
できなかったことを復習するのは、子供にとってかなり負担が大きいのです。

怒るのは非効率的と途中でわかりました。(笑)

練習内容を工夫してみる

子供と付き合うなかで、ひたすらに反復練習するのもモチベーションが続かないと気づきました。

そこで、「先にエラーした方が負けな!」とかルールを決めて勝負っぽくしたり、スマホで撮影してみたりしたところ、かなり盛り上がりました。

ちょっと遊びっぽく練習内容を工夫してみると子どもの食いつきが違います。
ぜひお試しください。

関連記事:バッティングフォームを撮影する!これは効果ありそう!

親も野球の知識を身に着ける

僕は独自にバッティングフォームや送球フォームを矯正したりません。
というより、そんな指導できません。(汗)

先ほども書きましたが、練習で教えてもらったことの復習が日々の練習のメインとなります。

ここで中途半端にお父さんコーチ独自のアドバイスを入れてしまうと、場合によってチームの指導方法と違いが出てきてしまいます。

そうなると、子供としては「監督とお父さんの言ってることが違うぞ.....」となってしまうんです。

これは子供的にかなりパニックになります。(笑)

ただ、指導者の方たちのアドバイスを子供がちゃんと理解していない場合があります。
そこで「それはこういう意味だよ!」と伝えてあげなければなりません。

そのためには野球の知識やその練習の意味、上手な言い回しを覚えておいた方が子供の理解も深まります。

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家族で野球の話しで盛り上がる

あまり技術的なことを話してもママたちは「?」ですが、「〇〇君がこういうプレイして凄かった!」とか「あいつ新しいバット買ってもらったな!」とか、野球関連の話しをすると、夕食の団欒時も盛り上がります。

「〇〇コーチとお酒呑んだときに、こんなオモシロいこと言ってた!」とかくだらない話しでもいいかと思います。

野球を身近に感じるようになると家族も寛容になるので、野球をやりやすい雰囲気になっていきますね。

特にウチの子なんかは父に褒められるよりママに褒められる方が嬉しいみたいなので(笑)、良い話題は家族で共有した方がいいと思います。

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少年野球をやっていた自分が感じてること

守備練習する野球少年

最後に、実際に少年野球をやっていた僕が、今振り返ってみて感じることを書いてみます。
あの頃は気づかなかったけど、大人になったら気づくことなんかもたくさんあるんです。

適度に休む

野球団の方針やスケジュール、他の人の目もあると思うので難しい部分はありますが、適度な休みは欲しいと思っています。

というか、僕が子供のころは思ってました。(笑)
決して野球がキライなわけじゃありません。

ただ休んでみたいんです。
子供ってそういうところがあると思うんですよね。

ウチの子はまだ野球やりたい一心なので休みたいとは言いませんが、その時のテンションを見極めて適度に休ませることも必要なんじゃないかな?と考えています。

繰り返しになりますが、自分がそうだったので。(笑)

考えて野球をやるようにする

これも大人になって気づきました。
自分が少年野球をやっていたころは、ほとんど何も考えずにやっていたような気がします。(笑)

ただ思い切りバットを振る!投げる!走る!みたいな。。

今思い返すと、狙い球を絞って打った時にはホームランになったりしたことがありました。
その時に良い結果がでているのに何で継続しなかったのかは謎ですが。(笑)

野球って、けっこう考える時間があるスポーツなんですよね。
守備のときにも、「自分のところに飛んで来たらこういう風に動こう.....」と考えを整理する時間は十分にあります。

そのように、次の考えるようになると上手くなる.....というか、良いプレイできるようになると思います。

プレッシャーを与えすぎない

僕はもう凄くドキドキしてました。(笑)
打順がクリーンナップだったりしたこともあるのですが、大きなプレッシャーを感じてました。

そうすると頭が真っ白になっちゃうんですよね。
適度に緊張感を持つのは必要かと思いますが、必要以上にプレッシャーがかかると、萎縮してしまって良いバッティングどころではありません。

監督&コーチ陣は怒らなければならない場面もあるので、ポジティブな声をかけて緊張をほぐしてあげるのは父母たちの役目だと個人的には思います。

希望のポジションをやらせてみる

僕はピッチャーやってみたかったんですが、結局やらせてもらえませんでした。
一応テストっぽいのがあって、その時はバシバシとストライクが入っていたにも関わらずです。

後から聞いた話では、チームの構想でピッチャーじゃなく他のポジションをやらせたかったというのがあったそうです。

やっぱり少しでもチャンスを貰いたかったというのは正直なところ感じていましたね。

今の野球団はその辺は寛容です。
もちろんチームの方向性もあるのですが、まずやらせてくれます。

やっぱりチャンスを与えてくれると子供たちもやる気が違いますね。

関連記事:野球の各守備ポジションにおける役割

最後に

個人的には、親がアツくなって「子供に上手くなってもらいたい!」と思うのは良いことだと思います。

他人と比べない、温かく見守る、焦らない.....というようなことも理解できますが、やっぱり家族で熱入れてやる方が盛り上がると思いませんか。

むしろ、少年野球の醍醐味ってそこにあるような気がします。
普通の習い事ではなく、父も母も参加して運営していくというのは、むしろこの瞬間でしかできないことです。

一緒に盛り上がりたいのです!
ただ、唯一悩ましいのは、高校や大学までガッツリと野球をやっていたお父さんたちのように技術的なことを教えてあげられないことかな...。(泣)

関連記事:元プロ選手が教える野球上達方法

的確にアドバイスできて、自分も上手に野球がやれたらカッコいいんだけどな......。(笑)
野球が上手なお父さんが羨ましいぞ!!

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