素人親父の少年野球メモ。
子供が野球をはじめて毎日のように練習に付き合っていますが、子供を上達させるって凄く難しいですね。(汗)
上手くならない.....というか、昨日できてたことが、今日になったら突然できなくる、やらなくなる、みたいな。(笑)
特にバッティングは苦戦してます。
少しずつフォームがカッコよくなってきたと思っていたら、急に変な打ち方になって「坂本のインコース打ち!」とかやってます。(汗)
勘弁してくれ。(笑)と思いつつも、バッティングが良くなるための日々の練習を記録してみたいと思います。
※練習した内容や結果は随時追記していきます!
バッティングを良くするために奮闘する日々
ウチは庭とかはないので金属バットで素振りしたり、ネットを用意してトスバッティングなどはできません。
素振りなんかはやらなくもないんですが、テレビが破壊されそうですし、ママが激怒するのでやりたくありません。(笑)
ということで、主には室内で出来る練習になります。
ただ悪いことばかりではなく、「バッティング練習やろうか?」→「やろう!」みたいに思い立ったらすぐ行動できるのはメリットです。
この辺のハードルを思い切り下げておくと練習に向かいやすくなります。
外に出ていこうと思うと、寒いだ暑いだと行動するのが億劫になってしまいますからね。(特に父が。笑)
なのでちょっと重さのあるスポンジバットがメインの道具になってます。
もちろん普通のバットを持って外に出ていくこともありますが、日照時間とか公園やグラウンドの空き具合にも左右されるので、平日はなかなか難しいですね。
なので、今は”室内8:外2”くらいの割合で練習してます。
関連PR:プロ野球選手になるために小学生のうちにやっておくべきバッティング練習練習の記録
それでは、そんな環境の中でこれまでに行ってきた練習を記録していきたいと思います。
1.普通のバット×ゴムボールでバッティング
まずはじめに、ウチの子はまったく素振りをやりたがりませんでした。(笑)
これだけでダメダメなんですが、低学年なので仕方ないと諦めました。。
そりゃ僕も言ったんです、「まずは素振りだ!20回振ってみろ!」。
はい、一応やりましたが、猛烈につまらなそうでした。明らかに嫌々やってます。(笑)
素振りって色んなイメージをしながらやるから意味があると聞いていましたので、こんなやり方では多分効果はあまりないと思い作戦変更。
ゴムボールを使って普通に打たせました。
確かに楽しそうでしたし真面目にバットを振っていましたが、バッティングフォームも身についていない段階なので、ボールに当たることすら奇跡に近い状態です。
あまりにバットに当たらないと段々とふて腐れてくるので、とても効率的とは言えませんでしたね。。
それに加え、当たりやすそうなポイントに投げるコントロールが必用だったので父も大変でした。(汗)
最終的には、機嫌の悪くなった子供にこちらも腹を立てて、かなりの高確率で「もう帰るぞ!!」となります。(笑)
- 楽しく練習できるけど、あまりに打てないと機嫌が悪くなる
- 限られた時間でやるとなると、ちょっと非効率的
- 投げる方もかなり大変
- ある程度打てるようになってからだと良いと思う
2.シャトルバッティング
素振りもやらない、ゴムボール打ちも効率的じゃない、と困っていたところ、バトンミントン用のシャトルをいただいたのでシャトル打ちをやるようになりました。
ウチのは普通のシャトルですが、先端が色付けされた野球用シャトルも販売されています。
シャトル打ちは先端を狙って打つことでミート力を上げる意味もあるので、野球用も使いやすそうですね。
ウチでは普通のシャトルの先端にマジックで色を塗っています。
で、このシャトル打ちがメチャクチャいい感じです!
室内でも練習しやすいですし、やっぱり”打つ”という行為になるので、子供も楽しんでやってくれます。
ボールを投げるよりもコントロールしやすいので、ママでも練習相手になれます。
もちろん下投げでもいいですしね。
関連記事:『シャトル打ち』のやり方。少年野球でも効果的なバッティング練習方法!?
この練習方法を覚えたのは大きかったです。
これ以降は、フォームを直すにしろ、タイミングを養うにしろ、シャトル打ちをベースにして練習することになりました。
- 室内でも比較的安全に練習できる
- ミート力とか色んなものが向上する
- プロ選手も推奨している人多し
- ママでも練習相手になれる
3.バッティングフォームを撮影する
この頃からバッティングフォームも気にするようになりました。
監督やコーチから練習時にアドバイスがあったポイントを家で復習するのが定番の流れです。
僕自身は指導というレベルで教えられる知識がありませんので、とにかくひたすらに言われたことを身につける練習をしていました。
しかし、子供得意の”プロ野球選手のバッティングフォームの真似”に何度も阻まれ(笑)、なかなか身についてこなかったので、どうしようかと考える日々。
そこで、シャトル打ちしている姿をスマホで撮影することにしました。
関連記事:バッティングフォームを撮影する!これは効果ありそう!
これが効果てきめんで、指導されたことができていないばかりか、自分のイメージに反してフォームがダサいことに気づいたらしく(笑)、素直に言うことを聞くようになりました。。
この辺から、だいぶバッティングフォームが様になってきた気がします。
- 自分で自分のフォームを見られるのは効果大!
- 簡易三脚を購入するとさらに練習しやすい
- 後で見るとけっこう笑えて楽しめる
4.ポイントを絞ってフォームを直してみた
「ココを直した方がいいよ!」とかフォームをいじるようなことは、ほとんどしてきませんでしたが、少しずつ始めてみました。
とはいっても、復習の延長線上の範囲です。
講習会なんかも行かせてもらうようになって、そこで学んだことですが、その時はトップを作ることの大切さを教えてもらいました。
僕は野球経験がほとんどないのでこのような専門的なことはなるべく避けてきましたが、さらにレベルアップしていくためには必要なんだと思います。
もちろんちゃんとできているわけではありませんが、意識することでバットの芯に当たることが増えたり、強くて鋭い打球もチラホラと見かけるようになってきました。
いきなりガチガチにフォーム矯正しても逆効果だと思いますので、ポイントを絞って直していくのがいいのではないでしょうか。
- ポイントを絞って直していく
- 直す前に監督やコーチに聞いてみる
- 上手くできるようになると明らかにレベルアップを感じることができる
5.タイミングの取り方を意識させる
この頃にはバッティングフォームはかなりカッコよくなってきました。
新入団員ではなく、ちょっと野球経験者感が出てきてます。(笑)
でも、バットに当たらない!(汗)
というのも、打つタイミングが合っていないからです。。
ウチの子はカンが良い方ではないので、タイミングの取り方がまったくわかっていないようでした。
「タイミング合わせて!」と声を掛けられて合わそうとしているのですが、今度はそこに意識がいきすぎてフォームが崩てしまいます。
そこで、「ピッチャーの動きに合わせて自分がどう動いたらタイミングが合うか、色々試してみる?」といってシャトル打ちをやりました。
タイミングの取り方にはさまざまな方法があると思います。
「1・2・3!」とかはよくやりますね。
ウチの子がハマったのは「そ~れ!」でした。(笑)
ピッチャーが足を上げてお尻が下がり始める時に「そ~」、リリースするときに「れ!」です。
ピッチャー役の僕がその声を発しながら投げると、ホントに驚くくらい突然打てるようになりました。
子供ってわからんもんですね。。
監督も「力よりもタイミング。タイミングがバッチリ合うと力がなくても打球は飛ぶ。」と言っていました。
それくらいタイミングは重要なことなんだそうです。
- タイミングは超重要
- 自分なりのタイミングの取り方を探す
6.体の成長に合ったバットを使う
子供の成長は早いもので、どんどん体が大きくなってしまいます。
ウチの場合も、身長に比べて気づいたらバットが短く?というか軽く?なってしまったようです。
あまりに重いバットを使うとフォームが崩れてしまって正しいスイングができないとはよく聞きますが、軽すぎてもダメなんですね。
ブンブンと軽々振れ過ぎても逆にボールへ当たらないこともあるんだとか。。
で、どのサイズのバットがいいのかとリサーチをはじめてみました。
いろいろ調べてみましたが、こちらの記事がとてもわかりやすかったです。
低学年は「腕の長さ☓1.3」程度がちょうど良いサイズになります。
腕の長さですが脇の付け根から、指先までの長さをメジャーで測定してみて、これである程度の当たりを付けた上で微調整を行うと良いでしょう。
あくまで私の経験に基づいた意見ですが、小学校高学年・中学生からは最短でも82cmからのバットを使うようになります。
そして最長で83cmか84cmに収まるケースが多いです。
もちろん「腕の長さ☓1.3」で当たりを付けても良いのですが成長期という事もあり、厳密な計算式のようなものは存在しません。
出典:baseball365「小中学生のご両親必見!少年野球のバットの選び方を教えます!」
なるほど。このようなポイントを基準にして探すといいんですね。
スポーツショップの店員さんが解説しているということでも信頼感があってわかりやすいです。
さてどのようなバットにしようか....。
新しいバットは子供のモチベーションも上がりますからね。(体に合った.....とかより実はそちらの方が効果が大きい気もする。笑)
関連記事:飛ぶ!カッコいい!新J号球対応【少年軟式野球用複合バット】を比較してみる!
7.とにかくミート力を上げたい
以前からやっていたシャトル打ちを継続しつつ、いろんなことも取り入れてみました。
タイミングの合わせ方もそうですが、とにかくミートしなければ何もはじまりません。
そこそこスイングも様になってきて本人も調子に乗ってきたのか、大きい打球を狙った結果、ボールを見ることも忘れているご様子。(汗)
しっかりボールを見て振るという意識を高めるべく、練習も工夫してみました。
シャトルの先端に色を塗って何色か判断してから打ったり(○○色!と言いながら打たせてます)、ピンポン玉くらいの小さいボールを使って打たせたりしてます。
このような方法で打たせると、しっかりとポイントまで引き付けてバーンと打つ意識が高まります。
「いや、やれるんなら最初からやれよ!」とも思いますが。(笑)
継続してやってみて、実際のバッティングでも自然と体が動く位に癖づけられればと思います。
8.トスマシンを導入
この頃には、もはや家の一部屋がバッティング部屋になっておりまして...。(笑)
素振りもその部屋でやれることで、雨だろうが寒かろうが継続してバッティング練習できるようになりました。
ただ対面から投げるような広いスペースではないので、やることが限られてきます。
トスバッティングをやらせようと部屋の片隅からトスを上げたりしましたが、かなりの高確率で父の方に打球が飛んでくる...痛い...怖い。。
ということで、トスマシンなるものを導入してみました。
調べてみるとたくさんの種類があり、数千円~で購入できるので手が出しやすい。
1万数千円のものだとオモチャっぽさは皆無で、軟式球でロンティーなんかもできちゃいます。
部屋の中で使うなら、穴あきボールをトスしてくれるやつが良いと思います。
穴あきボールだったら、ネットが無くてもカーテンなどで十分ボールの勢いを殺してくれます。
「これで、いつでもトスバッティングやりたい放題だ~!」とテンションMAXでしたが、機械のトスだとタイミングが取りづらいらしく、当てに行こうとしてフォームが崩れるというデメリットもあり...。
ある程度フォームが固まってきて自分のスイングができるようになったら効果的かと思います。
関連記事:おすすめのトスマシンはどれ?人気機種を比較してみます
9.置きティーでひたすらフォームを固める
とりあえずトスマシン作戦を保留にして(笑)、原点に返って置きティーを使ってフォームを固めることにしました。
素振りはやりたがらないですが、ボールを打つという事で、怠慢なうちの子でも継続してやれてます。
ちょっと工夫したのは、まず床に白のカラーテープを貼ってバッターボックスを再現しました。
それでしっかりとコースにティースタンドを置いて、ひたすら反復練習。
使うボールも穴あきにすれば、気兼ねなくフルスイングできます。
で、置きティーをやりながら修正したい部分を意識して、徹底的に打つ!打つ!打つ!
特にアウトコース低めは、ずーっと打たせました。
試合でも、基本的にピッチャーはそこを狙って投げてきますので。
これはなかなか効果があって、アウトコースの苦手感がなくなります。
バットは長いので、しっかり狙って打てばアウトコースでもバットは届く...ということを身体で覚えるようです。
関連記事:『バッティングティースタンド』吊り下げやタナーティー等おすすめ機種まとめ!
-----今ココ!毎日練習中!-----
今のところ我が家はビヨンドマックスを一度も使わせず奮闘中!
ですが、2021年にリリースされたビヨンドマックスレガシーはヤバいぐらい飛ぶ。。
非力で長打が打てなかった子たちが、一瞬にして弾丸ライナーを飛ばすようになっているのを見ると...心が揺れますね。(笑)
子供に打たせたい親たちのパワーは凄まじく、我がチームでもレガシー使いが爆増しています。。