タイミングの取り方

打つ

バッティング|タイミングの取り方とコツ。シンクロ打法とは?【素人親父の少年野球メモ】

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少年野球をやっている子供に負けないよう、野球のことについてリサーチしてます。
今回はバッティングでのタイミングの取り方についてです。

ウチの子がバッティングを練習している中で、一番苦戦していたのがタイミングの取り方でした。

フォームなんかは「こうした方がいいよ!」と伝えて形を作ってあげたりすると、目に見えて体で感じることなので、わかりやすいみたいなんですよね。

一方タイミングの取り方は?というと、目に見えないのでよくわからないようです。(苦笑)
さて、どうしたものかと調べてみたのですが......。

基本的なタイミングの取り方

テイクバック~踏み出し、構えた状態から打つ体勢に入っていくときには、ピッチャーの動きに合わせてこちらもタイミングを取らなければなりません。

  1. ピッチャーの足が上がったらテイクバックする
  2. ピッチャーが踏み出したらこちらも踏み出しをはじめる

このようなタイミングの取り方が基本といわれています。

ただ、タイミングの取り方は人それぞれで、ピッチャーのタイプによって複数の取り方を持っている人もいるそうですから非常に奥が深い。

下半身で合わせる

基本的には下半身でタイミング取るといわれています。
テイクバックした状態から踏み出す際には、ピッチャーの動きを見ながら下半身でタイミングを取る。

具体的には、膝、つま先、投手側のお尻でタイミングをはかります。

イチロー選手なんかはわかりやすいですね。
あきらかに足でもタイミングをとっています。

足や膝でタイミングを取る方法が、もっともフォームを崩しにくく安定しているため、目線がブレずにミートしやすくなります。

なので、基本として推奨されることが多く、特に変化球のない少年野球では、まずこの方法を練習することが大切だと言われています。

一本足や振り子打法も足でタイミングを取っていると言えますが、動作が大きくフォームも崩れやすいため、基本を学ぶ際には除外した方がいいかもしれませんね。

上半身で合わせる

上半身、特に腕を上下させたりしてタイミングを取る方法もあります。
特に外国人選手なんかでよく見かけるのではないでしょうか。


タイミングどころかフォーム全体が基本といわれている動作と違う気もしますが(笑)、このような打ち方も詳しく研究していくと理にかなっているものなんですよね。。

この辺がはバッティングが難しいといわれる所以です。

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シンクロ打法

バッティングのときのタイミングの取り方を調べていると、よくこの言葉を目にすると思います。
『シンクロ打法』。

1999年にスポーツ科学者の手塚一志さんが書いたこの本で世に知られることとなりました。

バッティングの正体

当時強打者として活躍していた江藤智氏のフリーバッティングを見ていたことがきっかけで、シンクロ打法を発見したんだとか。

シンクロ打法とは簡単にいうと、ピッチャーの投球動作における上下動にあわせて、バッターも同調するように動くことでタイミングを取る方法のこと。

ピッチャーの動きにシンクロするようにバッターも動くことから、シンクロ(同期する)打法といわれているんですね。

(普通バッターがタイミングを取るときにはピッチャーの動きに合わせるので、全ての打ち方がシンクロ打法と言えるような気もしますが。。)

この理論はさらに掘り下げられて、シンクロのタイミングにもいくつかのパターンがあるようですが、一番有名なのは、ピッチャーが前方に踏み込もうとするとき(重心が下がるとき)に、バッターもシンクロして動き始めるというもの。

シンクロ打法発見のきっかけとなった江藤智氏の動画で確認してみましょう。

構えのときに上げていた前足の踵に注目してください。
ピッチャーが沈み込むタイミングに合わせて『コツン』と地面を踏んでタイミングを取っているのがわかりますよね。

このようにピッチャーのどこかの動きと同調すると凄くタイミングが取りやすいよ!って方法です。

自分のフォームを崩さない

タイミングを取るといっても、ピッチャーはこちらの思い通りに投げてはくれません。
(当然ですが。)

投球フォームのクセ、緩急、クイック、投球術など様々な要素が絡んできます。
少年野球には変化球はありませんが、速いボールには始動が遅れてしまったり、遅いボールには待てずにフォームを崩してしまったり.....。

単純にボールにバットを当てることができればタイミングが合っている、ということではありません。

自分が理想としているフォームで、しっかりとボールをとらえることこそが、タイミングが合うということです。

逆にフォームを崩してしまっては、タイミングを合わせられるはずもありません。
まずは、繰り返し練習して自分のフォームを体に覚えさせることですね。

関連記事:バッティングの基本とコツ!正しいフォームを練習する!

最後に

いろいろ調べている中で、タイミングこそバッティングで一番重要!とまで書いてあるものもありました。

確かに、そうかもしれません。
どんなにパワーがあって、バッティングフォームが綺麗でも、タイミングが合わなければ打てませんものね。(笑)

さぁ、これをどうやって子供に伝えればいいのか。(苦笑)
『ピッチャーの動きにシンクロするんだよ!』と言ってもわからないだろうな。。

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