僕も子供のころは少年野球をやっていましたが、そのころのバットは金属か木製でしたね。
それから20年経った今、子供が野球団に入ってからビックリ。。
バットが柔らかくなってる?!
小学校以来、野球をやっていなかったのでビヨンドマックスなどの複合バットの存在を知りませんでした。(汗)
で、その複合バットを今の高学年の子たちは皆使っているのですが、これがホントに飛ぶんですよね。。
複合バットが飛ぶ理由
簡単言ってしまえば打面が柔らかいから。
そんな理由でホントに打球が飛ぶようになるとは、最初に知った時はとても信じられませんでした。(笑)
むしろ逆っぽいですよね。
バットが硬い方が「カキーン!」と飛んでいきそうな気がします。
でも違うみたい。。
複合バットの中でも一番人気であるビヨンドマックスを例にとって見てみましょう。
柔らかいバット?!
ビヨンドマックスが登場したのは2002年だそうです。
元々は、野球のレベルが上がるほど投手戦になってしまう状況をどうにかしようと、全日本軟式野球連盟から”今よりも飛ぶバット”の開発を要望されたのがきっかけなんだとか。
試行錯誤の結果、ボールの仕様を変えられないならバットの方を変えちゃおう!ということで、ウレタン素材を使用したビヨンドマックスが誕生しました。
まだこの当時は”柔らかいバットの方が飛ぶ”という常識はなかったはずです。
ミズノさすがですね....。
ボールを変形させない
それでは、なぜ柔らかいバットの方が飛ぶのか?という部分について見てみましょう。
肉眼ではとてもわかりませんが、軟式ボールはインパクト時にグニャっと大きく変形しているそうです。
それこそペチャンコになるくらいに。
ここで何が問題なのかというと、大きく変形したボールが元の形に戻るときにパワーのロスがあり打球の初速が遅くなることなんですって。
逆にいえば、ボールの変形を抑えればボールが元に戻ろうとする時間も短くなって初速が上がる→打球が飛ぶ、ということ。
この理屈から、バット側を柔らかくしようとしたのがビヨンドマックス。
バット側がつぶれることで、ボールが変形しにくいようになっているんですね。
ちなみに、よくテレビ番組なんかでプロ野球選手が素人と対決して思いのほか打てなかったなんてオチのバラエティ番組がありますよね。
あれは、プロ野球選手のスイングが凄すぎて、軟式ボールがメチャクチャ変形しているからという理由が大きいそうです。
ウチの野球団でも、野球経験が豊富な人ほど「軟式は打ちにくい」と言います。
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それでは実際にビヨンドマックスを使っている動画を見てみましょう。
皆さん驚きをもってその凄さを伝えています。
内野ゴロが強襲ヒットに、外野フライがホームランに、というのも言い過ぎではないくらい飛びます。(笑)
最後に
僕は実際に子供たちが使っているのを見ていますが、これがホントに飛ぶんですよね。(笑)
高学年の子たちが複合バット使うと、ホントにえげつない打球が飛んできます。
守備のお手伝いしていても、心の底から自分のところに飛んできてほしくないでと思います。(笑)
いつか自分の子にも複合バット買ってあげたいな。
高いけど。。