素人親父の少年野球メモ。
今回は”低学年向けのバット”について書いてみたいと思います。
早いものでウチの子も少年野球をはじめてから、もう少しで2年が経とうとしています。
途中で嫌になるかと思いきや、「やめたい!」と言ったことは一度なく、むしろ野球熱は常にマックスの状態です。
これから高学年になってきたら、もっと怒られるようになることは黙っておきましょう。(笑)
で、今回は実際に息子が経験してきたことをもとに、低学年向けのバット選びについて書いてみます。
低学年のバット選び
低学年のバット選びは非常に難しいですね。
バットを見に行くと、長さやら重さやらいろいろ書いてありますが、ハッキリ言ってどれを選んだらいいか全くわかりません。(笑)
本来は実際に振ってみて、しっかり振りることができるバットを選ぶのですが、こちらでは目安的なものを書いておきます。
ネットで買った方が安い場合も、往々にしてあるので。(笑)
長さ
バットの長さに関しては、身長と照らし合わせた目安がありますが、ウチの子の場合にはほとんど当てはまりました。
実際にバットを振って決めましたが、選んだサイズもこの表のとおりです。
学年 | 身長 | バットの長さ |
1年生~2年生 | ~120センチ | 68~72センチ |
2年生~3年生 | 120センチ~ | 72~76センチ |
大分おおざっぱに見えるかもしれませんが(汗)、息子は小学校1年の時に68センチを買いました。
実際にスポーツ店で振ってみて、その時の体形にジャストで合わせた長さが68センチでした。
ただ、1年生でジャストサイズを購入するのがよかったのかはわかりません。
そのうち、どんどん身長が大きくなって、息子より身長の低い子が何人もいるのに、息子が一番短いバットを使っているという不可思議な状況になりました。(笑)
その後、3年のはじめころに二本目を購入しましたが、そのときには76センチにしました。
バットの長さは76センチ、78センチ、80センチでラインナップされていることが多いので、この辺りから選べる種類も幅が広がります。
重さ
重さは実際に振ってみないとわからないかと思いますが、基本的には長さに比例して重くなっていきます。
ただ、今流行りの複合バットや木製バットは、他の素材に比べて重めです。
また、バットには”バランス(重心)”というものがあり、重さとあわせてこちらも振りやすさに大きく影響してきます。
トップバランス
重心がバットの先端にあります。
遠心力でヘッドスピードを上がり飛距離が伸びるため、パワーヒッター向きといわれています。
その分、筋力が必要になるので、ある程度身体が大きくなってきてから使うといいそうです。
ミドルバランス
重心がトップバランスよりも真ん中寄りにあります。
振りぬきやすいので、最初のころはミドルバランスをすすめられることが多いです。
中距離ヒッター向けといわれていますが、山田哲人などプロで活躍する強打者もミドルバランスを使っているといわれているので、少年野球ではあまり気にしなくてもいいのではないでしょうか。
カウンターバランス
重心がグリップ側にあります。
存在は知っていますが、自分は正直使ったことはありません。(汗)
少年野球向けのバットにもカウンターバランスは見かけたことはないので、こちらを選ぶことはないでしょう。。
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それでは、低学年向けのバットを見ていきましょう。
あっ、その前に少年野球の公式戦で使えるバットに記載されているマークを確認しておいてください。
- 少年軟式用
- J.S.B.B.
バットのグリップのすぐ上にこの記載が無い場合には、公式戦で使うことができないので、ご注意ください。
1年生~2年生(はじめてのバット)
ここは非常に難しいです。(汗)
まず、あまりに短いサイズはそれほど売ってません。。
小学校1年生の初めころで、しかも身体が大きくない子は、選ぶ範囲が絞られてきます。
ミズノ
有名メーカーで、そこまで短いバットとなるとミズノのワイルドキッズあたりでしょうか。
60センチから用意されてるので、未就学の小さいお子さんでも使えますが、J.S.B.B.(全日本軟式野球連盟)マークの記載が無いので少年野球の公式戦では使うことはできません。
68センチ~になるとラインナップが増えてきますが、まだまだ選択肢はそれほど多くはありません。
我が家ではミズノを買いましたが、当時はプロモデルなる有名プロ野球選手のバットを模した少年野球用がありましたが、今は販売していないみたいですね。(汗)
ミズノの現行モデルで68cmくらいですとコスモヒーローです。
ゼット
ゼットではスイングマックスが有名です。
”小学校1~3年生でもフルスイング!”というコンセプトで、まさに低学年向けのバットです。
超々ジュラルミンという上位モデルにも採用されている素材で本格的。
さらに65センチ~75センチという幅広いラインナップになっています。
2年生~3年生(体が大きくなってきて二本目)
この辺りから選べる範囲がメチャクチャ広がります。
一般用での人気モデルのジュニアバージョンや人気の複合バットも選択肢に入ってきます。
ミズノ
比較的リーズナブルな価格帯ながら高品質で有名なセレクトナイン。
バットだけでなく、グローブやスパイクも、もはや定番化しています・
高校野球で人気のV KONGを少年野球サイズにしたシリーズもいいですね。
で、ミズノといえばビヨンドマックス!ということで、比較的短くて軽めなものだとビヨンドマックスEVが76センチからラインナップされてます。
上位機種よりもリーズナブルなので、実際に低学年でも使っている子をよく見かけますね。
ゼット
ゼットで人気の定番バットはゼロワンステージ。74センチから選べます。
テーパーネック加工や縦磨き加工など、”飛ぶ”仕掛けも施されています。
複合バットではブラックキャノンが76センチから用意されていますが、低学年にはハイスペックすぎるので、廉価版のブラックキャノンNTがおすすめです。
ブラックキャノンのおいしい部分はしっかりと受け継がれているので、かなり飛びますよ。
SSK
SSKでは、先ほどのV KONGと高校野球界の人気を二分するスカイビートのジュニアバージョンがあります。
高校野球では、言い過ぎではなくミズノのV KONGか、SSKのスカイビートか、みたいな人気ぶりですからね。
複合バットではライズアーチ193。
76センチで560グラムと数字だけ見ると一般的ですが、重さのわりに振りぬきやすいと評判です。
ローリングス
ローリングスでは超人気の複合バット、ハイパーマッハ3をご紹介したいです。
とにかく振りやすいと評判のハーパーマッハ3は、どのレビューを見てもかなりの高評価。
74センチ500グラム(か、軽い)から用意されていて、トップバランスかミドルバランスかも選ぶことができます。
低学年の複合バットならコレ!と言い切ってもいいようなバットではないでしょうか。
我が家でも二本目の候補に挙がりましたが、ちょっとお高いので断念しましたが。(泣)
イーストン
少年野球ではイーストンのバットを使っている子も非常に多いです。
アメリカでバットシェアNo1という驚異的なインパクトをもって日本に上陸したのが2016年。
いかにも国産じゃないようなカッコいいルックスも目を引きます。
イーストンのバットはモデルチェンジを繰りかえしているみたいですが、現時点(2020年1月)での現行品で低学年に合いそうなバットはビーストスピード。
74センチ480グラム~と軽くて使いやすいうえに、トップミドルバランスというヘッドの重さを感じながらも振りぬきやすいという仕様になっています。
最後に
ということで、実体験も踏まえたうえで、低学年向けのバットについて書いてみました。
1年生の入りたてのころは、まだまだ未知数な部分もおおいので、チーム所有のバットを借りたりするのもいいでしょう。
ただ、マイバットっていうのは子供にとって特別です。
めちゃくちゃテンション上がって練習に行きたがります。(笑)
素振りも率先してやるかもしれません。。
いきなり数万円もする複合バットを買う必要はないと思いますが、野球が好きならやっぱり買ってあげたいですよね。
我が家はそろそろ高学年。とうとう数万円もする複合バットを買わなければならないときがくるのか。(汗)