素人親父の少年野球メモ。
親子ともども野球Youtuberさんの動画を見ながら、勉強する毎日でございます。
今日は「慣性モーメントとバッティングの関係」についての動画です。
今日の動画はコレ!
この動画、非常にわかりやすいです。
バットが描く弧の半径によってスイングスピードが変わるということを、実験を踏まえて(キャプチャ画像の椅子に座ったお兄さんのやつ。笑)解説してくれています。
これは慣性モーメントという理屈で説明ができるそうです。
慣性モーメントとは
慣性モーメントは、大学の物理で初めて出てくる言葉だそうです。(汗)
なので、まともに理解しようと思うと、なかなかのパワーを必要とします。。
簡単に言うと、”物体の回しにくさ”と”止めにくさ”を決める量で、その値が大きいほど回しにくく止めにくいということみたいです。(詳しく知りたい方は、Wikipediaでも見てください。。)
同じ質量だとして、大きい水車と小さい水車は、手で回そうとしたときに、どちらが回しやすそうですか?そして止めにくそうですか?
このような理屈は、弧を描くバットの軌道についても同様のことがいえるそうです。
バッティングに置き換えると...
慣性モーメントの理屈をもとにスイングスピードのことだけを考えると、バットの軌道が小さい円を描いた方がスイングスピードは上がる、ということです。
逆に、大きい円(ヘッドが遠回り)になると、このようなデメリットが。
- 慣性モーメントが大きくなり、スイングスピードが遅くなる
- 早い段階で手首が返りやすくなる
いわゆる”ドアスイング”というやつですね。
後ろ小さく前大きく
ここまでは、スイングスピードについてだけ書いてきましたが、バッティングはスイングが早いだけでは、良い打球は打てません。
慣性モーメントが大きい方が、スピードは遅くなるけれど、生まれる力は大きくなるそうです。
先ほどの水車の話をイメージするとわかりやすいですが、大きい水車の方が回りだしたら止めにくそうですよね。
それだけ力が生まれているということ。
バッティングに置き換えると、限りなく小さな円を描けばいいだけでなく、バランスをとらなければなりません。
ここで、バッティングのアドバイスでよく聞く、”後ろ小さく前大きく”が登場です。
- 小さい円で振り出すことでスイングスピードが上がりミートしやすくなる
- インパクトからフォロースルーを大きくとり円を大きくしていくことで力強いスイングとなる
そういうことなんですね。
関連PR:プロ野球選手になるために小学生のうちにやっておくべきバッティング練習最後に
難しい言葉で説明されると、最初は凹みますが(笑)、しっかりと理解できるのでスッキリしますよね。。
特に最近は、構えた時にヘッドを寝かせたり、立てたり、入れたり、ということで色々考えていましたが、このような考え方だとメリットやデメリットがそれぞれあるんですね。
このような理論も頭に入れておくと、より内容の濃い練習ができそうです。
勉強になります。。