少年野球をやっている子供に負けないよう、野球のことについてリサーチしてます。
今回は、”グリップエンドの握り方”についてです。
最近、子供のバッティングを見てたら、グリップエンドに小指?薬指?をかけて振っているようでした。
プロ野球選手がやっているのは見かけますが、これってどういうメリットがあるんでしょうか?
とりあえず、「調子に乗るな!(笑)」とは言っておきましたが。。
グリップエンドに指をかける意味
グリップエンドの小指をかけて打つ選手、たしかにいます。
プロ野球選手で調べてみたら、松井秀喜、イチロー、山田哲人、長野久義、(一時期の)柳田悠岐、中村紀洋....などの名前があがっていました。
さて、それにはどのような意味があるのでしょうか。
振り抜きが良くなる
振り抜きが良くなる....は結果ですが、そもそものメリットとしては、余計な力が入らないので手首周辺が動かしやすくなる、ということがあるようです。
グリップエンドに小指(人によっては薬指まで)をかけるということは、ある意味では不安定な状態であるため、不必要な力みが生まれません。
そのため、適度に力が抜けた状態になるわけで、その結果としてこのようなメリットが生まれます。
- バットを操作しやすくなる
- スムーズに振りぬける
- 早い段階での手首の返りを抑える
- ヘッドの重みを感じることができる
バットを長く使える
当然、指をかける分だけバットを長く使えるのですが、素人の自分がからすると、そのような効果を得たいなら単純に長いバットを使えばいいんじゃないかと思いますが(笑)、どうなんでしょうね。
バットを長く使えることで遠心力が高まるともいわれますが、こちらも同じような意味に感じます。
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それではデメリットとしては、どのようなものがあるのでしょうか。
ある意味ではバット本来の使い方をしているわけではないので、何かしらありそうですよね。(苦笑)
- スイングが大振りになる(長くなった分、重心が外にいくからか?)
- 力が逃げる(押し込みは逆の手でやるから関係ないようにも思いますが)
結局は自分に合うか、合わないか
このように見ると、確かにメリットもあるように感じます。
しかし、こんな話があります。
当時ジャイアンツで打ちまくっていた松井秀喜氏がグリップエンドに指をかけていて、それを見た高橋由伸氏が真似ようとしたら、まったく合わず早々に止めた、とのことです。。
ソフトバンクの柳田選手も、指をかけたり、元に戻したりと、プロ野球選手も試行錯誤して自分なりの理論を持っています。
絶対にやった方がいい方法というわけではないようなので、合うか合わないかは個人差がありそうです。
また、バットの使える部分が長くなる分、元々スイングスピードが遅かったり、身体が出来上がっていない場合には、メリットを享受できないこともあるようです。
そうすると....小学生の我が子には難しいのかな?(汗)
まぁ、気持ちよくふっているようなので、しばらく放っておこうと思いますが。。