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5.02 守備位置
試合開始のとき、または試合中ボールインプレイとなるときは、捕手を除くすべての野手はフェア地域にいなければならない。
まぁ、そうでしょうね。(笑)
わざわざファウルゾーンに位置する野手もいないでしょう。意味ないし。。
捕手の位置
(a) 捕手は、ホームプレートの直後に位置しなければならない。
故意の四球が企図された場合は、ボールが投手の手を離れるまで、捕手はその両足をキャッチャースボックス内に置いていなければならないが、その他の場合は、捕球またはプレイのためならいつでもその位置をはなれてもよい。
上記に違反した場合には、いわゆる”キャッチャーボーク”となります。
ボークに関しては、初心者のような自分にとっては非常に難しいルールです。(笑)
公認野球規則6.02に詳しく記載されています。
ただ、今は選手の負担軽減の観点から球数を減らすため、申告敬遠が採用されています。
(a)の”故意の四球”に関しては、いわゆる昔の敬遠ですね。
投球のたびに捕手が立ち上がってストライクゾーンを外し、わざとフォアボールにするやつです。
この場合には、投球されてからキャッチャーボックスを出ないとキャッチャーボークとなります。
投手と他の野手の守備位置
(b) 投手は、打者に投球するにあたって、正規の投球姿勢をとらなければならない。
(c) 投手と捕手を除く各野手は、フェア地域ならば、どこに位置してもさしつかえない。
(b)にある”正規の投球姿勢”については、公認野球規則5.07に記載されています。
こちらにはワインドアップやセットポジションなど動作についても書かれていますが、本項の守備位置に関することでいうと、投手板(ピッチャープレート)に触れた状態で捕手のサインを確認するなどの動作を行うと規定されています。
(c)に書いてあるように、投手は投手板に触れる、捕手はホームベースの後ろに位置する、と決められていますが、他の野手についてはフェアゾーンにいる限りどこに位置してもOKとのこと。
ただ、この規定に違反していたとしても具体的なペナルティは決められていないと【注】に書いてあります。
まずは警告してフェアゾーンに位置させる。
警告する余裕がなくプレイが行われた場合には、守備側に有利な結果となったらそのプレイを無効。
攻撃側に有利な結果となったら、無効とせずそのまま流すそうです。