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【ビヨンドマックスvsカタリスト】少年野球で人気の高級バットの違いを比較してみる!

更新日:

子供が少年野球をやりはじめて早半年。

入団のタイミングがちょうど12月だったので、運よくクリスマスにおじいちゃんからマイバットをプレゼントしてもらってたんですが、もう次のバットが気になってるようです。(笑)

それもそのはず、高学年の子たちは何やらカッコいいバットを使っているんですよね。
そこで知ったバットがビヨンドマックスとカタリスト

うーん、自分が少年野球やってる頃はこんなバット無かった気がするんだけどな...。

レガシーvsカタリスト3ti

この記事を公開したのは2018年。

それから毎年のように新型バットがリリースされましたが、2021年にビヨンドマックスレガシーが登場して事態は一変しました。

なので、2022年時点での情報を追記しようと思います!

ビヨンドマックスレガシー

レガシーJr

毎年進化していたビヨンドマックスですが、ギガキング02からレガシーにリニューアルした際、大幅に性能が上がりました。

一般用レガシーはギガキング02に比べて7%の飛距離アップに成功。

今回のレガシーは一般用と少年用で仕様も異なり、少年用は前モデルに比べて3.3%アップにと止まっているため、小学生でも一般用レガシーを使う子が増えています。

>> 『ビヨンドマックス レガシー』一般用と少年ジュニア用の違いとは?

7%というのがどれくらいかイメージしにくいかと思いますが...これ、まじでエグいくらい飛びます。(笑)

それくらいかと言うと、小学生の打球がグラウンドを飛び越えて校舎にぶち当たるくらいです。(実際に見てます。。)

ということで、”飛距離”という観点でいえば、2022年現在 一般用レガシーが最強と言えると思います。

カタリスト3ti

カタリスト3

カタリストもここで大きく仕様が変更となりました。

高品質カーボンの下にラバーシートを挟むという、ニュートロンと同じような構造になりました。

構造が同じような感じになったので、今後はニュートロンがなくなりカタリストに統一されるのかもしれません。(いや、完全に勝手な個人的意見ですが。。)

やはり表面がカーボンなので打感はしっかりと感じられますし、仕様変更により飛距離も伸びているはず。

カタリスト3tiを使っている子もいますが、ライナー性の強くて速い打球が多いように思います。

そして相変わらず見た目がカッコいい。(笑)

とにかく飛距離を求めるなら一般用レガシーをおすすめしますが、レガシーはちょっと異常な伸び方(技術と結果に違いがありすぎ)をしてしまうので...(汗)

しっかりした打感、捉えたときの弾丸ライナー...などを求めるならカタリストの方がいいかもしれません。

>> 【2022年版】飛びすぎ!おすすめ少年ジュニア軟式野球用複合バットまとめ

----------追記ここまで----------

関連PR:プロ野球選手になるために小学生のうちにやっておくべきバッティング練習

とにかく打球が飛ぶバット

バッティング

僕なんて小学校5年生まで木製バットを使ってたんですが、今は最新技術を駆使した飛ぶバットが人気みたい。

僕も実際に使ってる子供たちを見ましたが、まさにドーピングバットと言えちゃうくらいマジで飛びますね。(笑)

その人気もあってか、各メーカーからいろんな”飛ぶバット”がリリースされてますが、僕の周りではビヨンドマックスとカタリストが多いです。

ちなみに各メーカーからリリースされている飛ぶバットはこちら。

  • ミズノ:ビヨンドマックス
  • ルイスビルスラッガー:カタリスト、ニュートロン
  • ウィルソン:ディマリニ・フェニックス
  • SSK:MM18、ハンターマックス
  • ゼット:ブラックキャノン
  • アシックス:バーストインパクト

いやー凄いっすね。
どこのメーカーもこぞってリリースしています。

ちなみに有名なビヨンドがなぜ打球が飛ぶようになるのかというと、インパクト時にボールが変形しない工夫がされているから。

さらに、ボールが変形しないとなぜ打球が飛ぶようになるかというと、変形したボールが球体に戻るまでの時間が短くなることで打球の初速が高くなるという仕組みだそうです。

一方カタリストはバットのしなりを抑えた構造とカーボン素材によるトランポリン効果でボールを飛ばすそうです。

この辺の詳しいことは後述します。

ビヨンドマックスとカタリストの違いを比較しよう

それでは本題。
僕の周りでも使ってる子が多いビヨンドマックスとカタリストを比較してみましょう。

ビヨンドマックス

ビヨンドマックスギガキング

飛ぶバットの代名詞ともいえるビヨンドマックスは、前途のとおり日本の老舗スポーツメーカーであるミズノからリリースされています。

そして本ページ執筆時での最新モデルは、ビヨンドマックスギガキングです。
もうなんか怪獣みたいな名前ですな。(笑)

ビヨンドマックスの特徴はなんといっても打面部分のポリウレタン。
要はゴム素材になってるんですね。

これまでは打面が硬い方が打球が飛ぶとされていた概念を覆し、柔らかい方が飛距離が伸びるという新常識を打ち出しました。

ビヨンドマックスの構造

ボールじゃなくてバットの方を凹ませるなんて、よく考え付いたもんだ。。
素人的には上のイラストを見ても、一般的なバットの方が飛びそうな気がします。(笑)

でも、これマジで凄いです。
ホントに力強い打球が飛ぶので驚きますよね。

ただ個人的には打った瞬間の「ボフッ!」といった独特の音が好きじゃない。(笑)
やっぱり金属の「カーン!」って音の方が気持ちいですよね。

まぁ、飛距離とはまったく関係ないですが。。

使いやすいビヨンドを探してるならミドルバランスの2019年モデルを!

カタリスト

カタリスト

続いてアメリカの老舗ベースボールメーカー、ルイビルスラッガーのカタリスト。
現時点での最新モデルは、カタリスト2tiです。

カタリストはカーボン製なんですが、ミート部分にチタンが巻かれ、しなりを抑えています。
このしなりを抑えることで、バットの反発力を極限まで高めているんですね。

同じ飛ばすバットでも、ビヨンドとは全く発想が違うのがオモシロい。。

さらに打てば打つほどカーボンが変化してトランポリン効果を生み、飛距離が伸びていくそうです。
どうやら、カーボンが揉みほぐされていくとカーボンバット本来の性能が引き出されるみたいです。

なるほど....というか、そうなんだーと感心してしまいます。。

そしてカタリストは打感も金属に近く、使いやすそうなのもメリットですね。

ちなみにルイビルスラッガーには、カタリストとビヨンドの”いいとこ取り”のような、ニュートロンというバットもあります。

ニュートロン2020構造

こちらは、カーボンとラバーシートを使用した複合バットで、やはり”飛ぶ!”と評判です。

カタリストの上位機種...というわけではないんでしょうけれど、若干お値段高め。

カタリストとビヨンドで迷っているなら、こちらも候補に挙がってくると思われます。

関連記事:スラッガーの高性能バット【ニュートロン】カタリストとの違いや少年用のスペックは?

比較してみる!

構造としての違いは明らかですが、その他のスペックはどうなんでしょうか。
比較してみましょう!

※ちなみにスペックはジュニア用です。

長さ重さ素材実売価格
ビヨンドマックスギガキング78cm~80cm590g~600g69cmカーボン+グラス+フラルゴPUフォームカーボン3万円台後半
カタリスト2Ti76cm~80cm540g~600g67cm100%パフォーマンスコンポジット3万円台前半

そもそも構造も使い勝手も違うので一概に比較するものじゃない気もしますが.....。
価格としてはビヨンドの方が若干高いようですね。

見た目的には、カタリストの方がカッコいい気がします。
バッティングとは全然関係ないですが。(汗)

結局どっちが良いんだ?

ミート部分にウレタンを巻きボールの変形を抑えることでパワーロスを少なくするビヨンド。

インパクト時のしなりを抑えることでパワーロスを少なくするカタリスト。

構造は違えど、”よく飛ぶ”という点において、どちらも高評価を得ています。

そうなると、少年野球で使うことを前提に考えて、結局どちらを選んだ方が良いのでしょうか。

ネット上で交わされている意見を取りまとめてみたのがこちらです。

  • 少年野球くらいの球速では、そもそもバットのしなりが生まれにくいのでカタリストの本領が発揮できない
  • カタリストの性能を十分に引き出すためには、ある程度のスイングスピードが必要になる
  • カタリストは使い続けることでさらに飛びやすくなるので、1本を大事に使う少年野球では有利かも
  • ビヨンドは軽く振っても芯にさえ当たれば飛ぶ
  • ビヨンドはヘッドが重い分、多少タイミングを外されたりフォームが崩れたりしても遠くに飛ぶ
  • 打ってみればわかる、ビヨンドはとにかく飛ぶ
  • 重さや長さが体に合っていてしっかり振りぬくことができていれば、どちらを使っても飛ぶ

なんか皆いろんなことを言ってましたが(笑)、多分どちらもバッターを満足させてくれるほど高性能で飛ぶバットということでしょう。

個人的には、最後の”しっかり振れるならどちらを使っても飛ぶ”というのがしっくりきます。

結局はそこなんでしょうね。

ただ、あえてどちらかを推すとすれば、ビヨンドの方が飛ぶという意見が多かったです。

こちらの動画は、カタリストではないけれどカーボン系の複合バット、ミズノのディープインパクトとビヨンドを比較しています。

カタリストとは構造が違うので比較対象にはならないかもしれませんが(汗)、バットに乗せて運ぶ感覚があるというビヨンドの方が遠くに飛ばすというイメージにつながりやすいようにも思いますね。

最後に

自分の子には高学年になるまで買い与える気はないんですが、このように見ていくと何故か欲しくなっちゃいますね。

いろいろ見てみた感じだと、とにかく飛ばしたいスラッガータイプはビヨンド、シャープなスイングやバントなどオールマイティに使いたい場合にはカタリスト、という印象でしょうか。

どうなんでしょう、あってますよね。(汗)
うーん、そう考えるとカタリストなのかな......なんて思ったりしてます。

このようなことを考えながら子供と一緒に頭を悩ませるのも楽しみのひとつかもしれませんね!

ニュートロンのレビュー
  • 飛距離
  • 価格
  • 打感
4.5

ビヨンド以外で飛ぶバットをお探しなら

ニュートロン サムネイル

ルイビルスラッガーのバットといえばカタリスト...ですよね。(笑)
自分もそう思ってましたが、調べてみるとこちらのニュートロンがなかなか良さそうだったので購入しました。
カタリスト同様の高品質カーボンを使用し、ラバシートを含む多重構造にすることで、飛距離を向上させた複合バットになります。
実際に使ってみて、他の人にも使ってもらい得た感想としては...「これは飛ぶ!」。(笑)
インパクトしてからバットを離れるまで少しの間ボールがバットに貼りついているような不思議な打感です。(個人的にはこの打感は気持ち悪い。笑)
ビヨンドと比べて型落ちの値下げ幅が大きい(ような気がする)のもポイント。

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