人気の高性能バットとしてビヨンドマックスと双璧をなす、スラッガー製カタリスト。
その進化版として、ニュートロンという新しいモデルがあります。
僕はもともと詳しくないので、高性能バットといえばビヨンドマックスとカタリストくらいしか知らなかったんですが、このニュートロンはかなり凄そうですね。
ニュートロンは飛ばない?飛ぶ?
わが子の少年野球生活最後に買うバットとして最有力候補か?!
ニュートロンはこんなバット
カタリストの進化版と言えるような構造を持つニュートロン。
その仕組みはこのようになっています。
それはまさにビヨンドマックスとカタリストの良いとこ取り。
どのような構造になっているかというと、カーボンの上にラバーを巻いて、さらにその上をカーボンで覆うという3層構造になっているみたいです。
ビヨンドマックスでいうポリウレタン素材の部分はニュートロンではラバー素材なんですね。
この何が凄いかというと、メイン素材であるカーボンの効果でバットのしなりを抑えて反発力を高めているのはこれまでと同様。
さらにラバー素材の効果でボールの変形を抑えて打球の初速を高めています。
文字として書いても、やっぱり良いとこ取り。(笑)
これは凄そうですよね。。
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スペックを比較するとこのとおり。
長さ | 重さ | 径 | 素材 | 実売価格 | |
ニュートロン | 76cm~80cm | 540g~600g | 67cm | 100%パフォーマンスコンポジット+ラバー | 3万円台後半~4万円前半 |
カタリスト2Ti | 76cm~80cm | 540g~600g | 67cm | 100%パフォーマンスコンポジット | 3万円台前半 |
構造は違えど、サイズ感は一緒ですね。
価格は新製品だからかカタリストより高め。
ビヨンドマックスギガキングと同じくらいでしょうか。
>> 飛びすぎ『ビヨンドマックス レガシー』使った人たちの評判や口コミは!?
最後に
ニュートロン、何だか良さそうですよね。
ビヨンドマックスのように飛距離も期待できるし、シャープな鋭いスイングやバントなど細かいプレイにも対応できそう。
そしてなによりカッコいい。(笑)
ウチの野球団では使っている子がいないので、一度触ってみたいなぁ。。
でも高い。(泣)
...と思っていましたが、その後、やっぱりニュートロン買っちゃいました!
カーボンとゴムシートの複合バットは他のバットで経験済みだったのですが、なぜかわかりませんがニュートロンの打感は全く違いました。
ボールがバットに乗ったまま、しばらく吸い付いているような不思議な感覚です。
個人的には、「気持ち悪っ...」と思いました。(笑)
ただ...メチャ飛びます!(これまじ)
あと、ビヨンドと違って使っている子が少ないので目立ちます。(笑)
ニュートロンの新モデルを追跡!
ということで、実際に購入し「ニュートロンすげぇ...」となっている我が家としては、その後のモデルチェンジも気になるところなので、その後のニューモデルを追跡していきたいと思います。(飽きたらやめます。笑)
2019年モデルが発表されるも大幅なリニューアルはなし
J号球への対応で2017年~18年にかけて強度とバランス調整を行ってるニュートロン。
2019年は大幅なリニューアルはないようです。
ジュニア用はカラーリングのみ変更ということで、構造の変化はありません。
ということは、安くなってれば型落ちの方がお得なのかな?
バットの性能自体は変わりませんからね。
2020年モデルは新キャップ採用
2020年モデルは、構造はそのままにバット先端のキャップをリニューアル。
軽量、硬質な材質に変更したことにより、振り抜きやすさと、インパクト時の力の分散を抑える効果が向上したそうです。
このモデルは、ルックスが非常にカッコいいですね。
メインカラーがホワイトというのもクールだし、最近ではあまり見かけないデザインになってます。
2021年モデルはニュートロンⅡとして大幅に性能向上!
ニュートロンⅡと名称が変更されただけあり、珍しく(?)大幅に性能が変わった2021年モデル。
ラバー素材が改良されたことで反発係数がアップ。
従来の反発係数が20%だったところ、なんと64%に猛烈アップ!?
実際にどれくらい違いがあるのかはよくわかりませんが(汗)、数字の向上だけみると凄そうですね。。
より飛ぶバットになったニュートロン。気になりますね。。
ルックスは2020年モデルの方が好きですが。(笑)
2022年モデルでは大きな変化なし?
ニュートロン2022年モデルですが、”打球部ラバー素材の反発力アップ”ということですが数値的な記載はないので、大きな変更は無かったのでしょうか。
カラーリングも2021年モデルとそれほど変わらない。(笑)
となれば、型落ちとなった2021年モデルが買い時ですかね。
本ページ更新時(2022年4月時点)では、2021年モデルが20,000~25,000円くらいで販売されてました。
ちなみに、今回カタリストでは大きな変更がありました。
”3”が命名された2022年モデルのカタリストは、カーボンとカーボンの間のシートを、プラスチックからラバーに変更されたとのこと。
丈夫になったことでカーボン部分がさらに薄くなり、たわみがアップ。
その結果、飛距離が伸びているとのことです。
間のラバーシートって...ニュートロンの仕様ですよね。。
厳密にいえば構造は違うのかもしれませんが、どのようなすみ分けがされているのでしょうか。
素材だけ見るとニュートロンに近づいたように思いますが...。
ネームバリューのあるカタリストの方に統一していくんでしょうかね?
あっ、ちなみにこのカタリスト3を買った人がいるのですが、凄く良いバットでしたよ!
打球の初速が速いというか、遠くに飛ばすというよりもライナー性の打球を打ちたい人向けのように思いました。
2020年モデルのニュートロンのようですが、ホワイトを基調にした見た目もカッコいい!