少年野球というと、指導者が厳しいというイメージがあるんじゃないでしょうか?
確かに僕が少年野球をやっていたころは当然のように厳しく怒られていましたね。(汗)
時代が変わって今はどうかというと…実はあまり変わってない。。
この辺のことについては人によって色んな意見があるのでしょうが、自分も怒られてた側の経験者、また自分の子供を入団させている保護者という立場から、怒る?怒らない?問題について考えてみたいと思います。
※ここからは個人的な感情が大いに含まれた文章になります。そういうの嫌な人は見ないでください。(笑)
自分は怒られてもそのことで野球が嫌にはならなかった
親的な感情は置いといて、実際に怒られてる子供たちはどのように感じてるのでしょうか?
あくまで自分の気持ちなので他の人がどうかはわかりませんが、僕は怒られたことが理由で野球を嫌になったということはありませんでした。
ミスしたら怒鳴られた。これって普通じゃないですかね?
失敗したのに「いいよ、いいよ、次頑張ろう!」なんて言われたらむしろ怖いです。(笑)
監督どういうつもりなんだ?と、むしろ心配になります。。
怒鳴ること自体が問題視されがちですが、僕と同じように思う子もいると思いますよ。
ただ、チーム方針は色々あって、ウチの近隣にはどんなプレイをしようが本当に怒らないチームもあります。
お子さんが怒られるのが苦痛と感じるならば、チームを変えちゃうのが手っ取り早いと思いますね。
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で、今度は少年野球をやっている親目線で感じることですが、僕的には怒ってもらっても全く構わないし、むしろ厳しくやってもらいたい。
「そりゃ自分が経験者だからでしょ!」と思われるかもしれませんが、意外とそういう親御さんは多いです。
今のチームにも、誰も子供を怒らない風潮が嫌だとか、家族以外の大人に怒られるという経験をしてほしい、という人たちが何人もいます。
しかし、自分のお子さんが他の大人に怒鳴られているのを見ていられない親御さんもいらっしゃることでしょう。
そうなると、怒る系の野球チームは合わないかもしれません。
監督コーチの考えは実は深い
自分が子供のころは知りませんでしたが、大人になって監督コーチと練習以外でも話すようになり、色んなことがわかりました。
みんな色々と考えてくれてます。。
低学年は絶対に怒らない
ウチの野球団は近隣でも有名な怒る系チームですが、低学年には絶対に怒りません。
低学年のころは、とにかく野球を身近に感じてもらいたいし、楽しんでもらいたい、からなんだとか。
おかげで小さい子達はのびのびと野球をやっています。
チーム責任として怒る
で、高学年になるとメチャ怒られます。(笑)
自分たちもそうですが、先ほどの怒られない低学年が何かしでかした時にも、まず高学年が怒られます。。
野球やるだけでなく、チームで団結して行動すること、後輩の面倒を見ることを教えたいんだそうです。
ウチの子もそうですが、後輩が入ってきた時の行動をみていると、少し面倒見が良くなってきた気がします。
オンとオフを徹底する
接し方がグラウンド内と外では全く違います。
繰り返し言ってるようにグラウンドでは超厳しいです。
でも、練習が終われば冗談言ったり、楽しくワイワイ話してコミュニケーションをとってくれます。
徹底してオンとオフを分けているそうです。
さっきまで怒られて半泣きだったのに今度は笑いながら話しているので不思議な気がしますが(笑)、結局みんなコーチ陣を好きなのはこれが理由かもしれません。
最後に
ということで、勝手ながらことばかり書いてきましたが、実際は難しい問題ではありますよね。
ウチはたまたま良い指導者がいる野球団でしたが、本当におかしな人がいる場合もありますからね。
そういう場合にはさっさと辞めて別チームに変更しましょう。
>> 団選びに失敗した!?途中退団して強いチームへの移籍はできる?
あっ、でも近隣のチームに移籍する場合には両チームの監督の許可が必要だったような・・・。
ウチの地域のローカルルールなのかもしれませんが。
この辺はもう少し柔軟に対応できた方がいいかもな。。
ちなみに首脳陣の方々も色々と考え、悩みながら指導されています。
怒り過ぎかな?と我慢してみれば明らかにダラっとした空気になったりしますからね。(苦笑)
かといって怒ればいいというわけではありませんし・・・。
少年野球は小学生という小さな子供たちを相手にしますから、本当に難しいことが多いと思います。
全ての部分をあくまでボランティアのコーチ陣にお願いしてしまうのは申し訳ないな、とも思います。
個人的には、首脳陣と親たちが上手に連携をとることができればいいような気がしますね。
追記:最近の筒香選手の活動が凄い
2019年のオフシーズンは筒香選手の活動が非常に目立ちました。
野球少年たちの将来のために積極的に行動されています。
- 子供たちを怒らない指導
- 指導者自身の成長
- 怪我をさせないためのルール作り
- 父母の負担軽減
- 勝利至上主義からの脱却
など、子供たちを守るため、色んな場所で発言されてます。
このような活動はアメリカでも注目されました。
このページでも書きましたが、僕は怒る指導の肯定派です。
そんな中で筒香選手の発言を聞いていると色々と思うところがありますね。(良い意味で。)
最近は少しだけ息子に怒らなくなりました。(笑)
それで調子乗ってダラダラしてくるから、また僕もイラっとしてくるんですが。(ダメじゃん。汗)
でも、筒香選手の活動はとても嬉しいですし、注目してますし、納得もしてます。
いや、プロ野球選手がここまでアツく動いてくれてると、野球少年の親としては感謝しかないですね。。
DeNA筒香嘉智「子供の将来、つぶれている」 外国特派員協会で会見https://t.co/wQqeaSKc12
→野球界では勝利至上主義が子供たちのけがにつながっていると批判
→多くの大会がトーナメントで行われることを問題視し「連投、連投で肘や肩の故障が小中学生に増えている」 pic.twitter.com/X6Jl7cQjBg— 産経ニュース (@Sankei_news) January 25, 2019
DeNAの筒香選手が日本外国特派員協会で会見を開きました。全ては子供たちの将来のために。トーナメント制の廃止、球数制限の導入など野球界の改革を訴えました。大リーグ挑戦についてこの場では言及を避け、今季の優勝を誓いました。#筒香嘉智 #横浜DeNAベイスターズ pic.twitter.com/VUgOVmF6ZE
— スポニチ記者ツイート 野球 (@sponichiyakyuu) January 25, 2019
【報知】筒香嘉智が野球で発信「暴力反対」…堺ビッグボーイズで野球教室 https://t.co/06mnKKB8MS #baystars
— ベイスターズ情報 (@bay_bot) January 14, 2019
練習後に行われた野球教室。子供達が釘付けになったのは、やっぱり筒香選手のバッティングでした!!豪快なホームランに大きな歓声が沸いていました(*^^*)#すぽると pic.twitter.com/xS4zGeY5pO
— フジテレビ☆スポーツ (@fujitv_sports) February 11, 2016