タイムプレイ

審判のやり方

野球のタイムプレイとは?そのルールと球審の動き【審判のやり方メモ】

更新日:

素人親父が少年野球で審判をやるためのメモ。
今回はタイムプレイについて調べてみました。

この辺のルールについては、けっこう曖昧な人も多いのではないでしょうか。
僕もかなり怪しかったですね。。

タイムプレイとは

身近なスポーツにもかかわらず、深く知ろうと思うとかなり複雑なルールになっているのが野球。

そのひとつがタイムプレイです。
野球規則では以下のように述べられています。

三人アウトになってそのイニングが終了する前に、走者が正規に一塁、二塁、三塁、本塁に進み、かつこれに触れた場合には、そのつど1点が記録される。

【注一】第三アウトがフォースアウト以外のアウトで、そのプレイ中に他の走者が本塁に達した場合、球審は、その走者にアピールプレイが残っているか否かに関係なく、本塁到達の方が第三アウトより早かったか否かを明示しなければならない。

規則:4・09(a)

注釈に部分がタイムプレイの概念となります。
ポイントとしてはふたつ。

ひとつはフォースアウト以外のアウトという部分。
タイムプレイはタッチプレイになる場面のみ発生します。

そしてふたつめは、本塁到達の方が第三アウトより早かったか否かという部分。
ここが一番大きなポイントですね。

フォースが解除されている状態では、三つ目のアウトよりもホームインが早ければ得点が認められるわけです。

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審判の動きについて

タイムプレイ時の審判の動きについて、こちらの動画をもとにチェックしておきたいと思います。

この時点の状況を整理

ツーアウト満塁のようですね。
そして打球は外野へのヒットに。

まず3塁走者が生還します。
そして2塁走者も得点を目指し本塁へ、1塁走者は三塁への進塁を試みています。

本塁への到達か、三塁でのタッチアウトか

ここで、本塁への到達が早いか、三塁でのタッチアウトか早いか、というタイムプレイになりました。

それを球審は察知して動き始めます。
少し後ろに下がり視野を広くして、本塁と三塁の状況を同時に確認しています。

そして、タイミングを見るため最終的には三塁と本塁を結んだ延長線上に移動しています。

得点が認められる

この動画のケースでは、本塁への到達が早かったため、得点が認められました。

判定が出た瞬間にダイヤモンド内に移動して、バックネットに正対し、人差し指を上げ、『ランスコア!』と得点が認められたことを周知しています

ちなみに、三塁でのタッチアウトの方が早かった場合は、両手を頭上で交差するようにジェスチャーして、『ノーランスコア!』とコールし、得点が認められないことをアピールします。

関連記事:ノーランスコアとは?

最後に

このタイムプレイはなかなか難しいジャッジになりそうですね。
文字に書くと簡単そうですが、視野を広くして二カ所のタイミングを同時に見るなんて難しくないですか?(笑)

動画の球審の方は経験豊富なんでしょうね。
動きが的確すぎます。。

こんな落ち着いてジャッジできるのはいつの日になるのやら...。
基本的な動きですら慌ててたらダメですね。(汗)

関連記事:子どもの前でカッコよくジャッジするための審判マニュアルまとめ

予習→実践・・・の繰り返しだなぁ。。

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