素人親父の少年野球メモ。
今回は”自分が走者の時の牽制球の見破り方”について書いてみたいと思います。
低学年でも数カ月もすれば投げる!捕る!みたいなことはできるようになってきます。
しかし、こと走塁に関してはなかなか上達しない子もいます。(ウチの子です。汗)
特に牽制球が来るか来ないかみたいなことは、訳わかってないです。。
これではせっかく塁に出ても速攻で刺されて終了です。(チーン。)
これではいかんと、牽制球について調べてみました。
牽制球を見破る方法
と、書きましたが、実際にはそんなもの存在しないようです。。
ピッチャーのモーションも人それぞれですし、左か右かでも違いますからね。
それでも、いくつかのポイントを知っておくだけでも意識は変わってくると思いますので、あくまで低学年向けに書いてみます。
ピッチャーの足を見る
ぼやっとピッチャー全体を見るのではなく、主には足を見て判断します。
この辺はボークと絡んでくるので、本当はそのルールも覚えておくと理解が深まるはずです。
例えば、ピッチャーの上げた前足が少しでも内側に入ったら牽制球は投げられません。
投げたらボークです。
また、一塁走者時の左ピッチャーに対しては、判断がかなり難しいとされています。
しかし、こちらも足を見れば判断できます。
上げた前足に注目。
そこから投げる方向に向かって足を出さなければならないので、一塁側に出てきたら牽制、本塁側へ出たなら投球です。
小学生でも上手な左ピッチャーはあたかも投球するような素振りで動きますが、足の向きだけを見ていれば騙されることはありません。
プレートを外したかどうか
とても基本的なことですが、多分低学年はわかってません。(笑)
プレートを外したピッチャーは野手扱いとなるため、自由に牽制できます。
逆にプレートを外したまま本塁へ投球することはできません。
プレートを外しているにも関わらずリードしたままフラフラしてたら大変ですよ。(笑)
すぐに帰塁しましょう。
裏をかくような牽制に備える
ピッチャーも、できれば牽制で走者をアウトにしたいのですから、こちらの裏をかくような行動をしてくることもあります。
- 牽制を悟られないようこちらを一度も見ない
- 長くボールを持っているなどさっきまでの動作と違和感がある
- らくらくセーフになるような牽制球を投げてくる(次に速い球で刺そうとしてくるかもしれない)
帰塁の一歩目が遅くなると刺される可能性も高くなるので注意が必要です。
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あくまで少年野球として考えると、ピッチャーもキャッチャーも成熟しているはずがないので、そこまで神経質になる必要はないかもしれません。
あのイチローはこのような発言をしているそうです。
リードが大きくなればなるほど牽制で刺されないように帰塁への意識も高まる。
その状態でスタートを切っても、そもそもの意識が後ろに向いているため良い走塁はできない。
半歩進んで後ろへの意識を持つくらいなら、半歩戻って前に行く意識を高めた方がいい。
なるほど!以外の何の言葉も出てきません。(笑)
まずは自分のセーフティーリードをしっかりと把握しておくことが一番大切なのかもしれません。
牽制球で帰塁するときも、安全に戻れるリードならばそれ程気負う必要もないですからね。
落ちついて行動できれば、ピッチャーの動作を見る余裕も生まれます。
あらためて、なるほど。(笑)
最後に
牽制球を見破るなんてテクニックはないそうですが(そりゃそうか。汗)、やっぱり正しいリードをすることでピッチャーの動作を見ていられる余裕も出てくるんだと思います。
せっかく出塁したのに牽制でアウトになったら勿体ないですからね。。
しっかりと基本を覚えておきたいものです。