素人親父の少年野球メモ。
今回は”アーム投げ(アーム式投球)”について書いてみたいと思います。
正しい投げ方について調べていると度々目にする”アーム投げ”という言葉。
どうやら、直した方がいいダメな投げ方のひとつみたいですが、どういう状態のことを指すのでそうか。
恥ずかしながら初めて聞いた言葉なので、少し調べてみました。
(子供のため.....というよりは、送球に難のある自分のためであります。。)
アーム投げとは?
調べてみると、アーム投げとはこういうもの!といった定義というか、確立されたものはないように思いました。
いろんなところで言われているアーム投げについてまとめると、このような投げ方のことを指しているようです。
- テークバック時に手の平が上を向いてしまう
- 腕が伸びたままになる(バッティングマシンみたい)
- 伸びたまま強引に腕の力だけで投げる
こんな感じでしょうか。
プロ野球でもアーム投げといわれている選手は結構多いそうです。
ジャイアンツの内海投手なんかがそうみたいですが.....。
わかりますか?
言われてみればそうなのかもしれませんが.......僕はよくわかりません。(笑)
アーム投げのデメリット
それでは、なぜアーム投げがダメといわれているのか、その理由を見てみましょう。
- 肩や肘に負担が掛かるので怪我しやすい
- コントロールが安定しない
- ボールのスピードが速くならない
- ボールの出所が見えやすいので打たれやすい
など。
特に少年野球では肩や肘に負担が掛かり故障しやすい、という部分が問題視されています。
アーム投げは、肘を曲がらない方向に曲げようとしている状況であり、腕が伸びたままだと肩にも力が入るため、肘、肩ともに負担が大きくなるそうです。
>> 小学生ピッチャーもアイシングは必要?やった方がいい球数は?
手投げとは違うの?
ここまで書いてきて思い出しました。
僕も少年野球をやってる時には、「手投げになってるぞー!下半身を使えー!」とか言われたような気がします。
この手投げとアーム投げは違うんでしょうか。
腕の力をメインに使うという意味では同じかもしれませんが、手投げはまさしく腕だけで投げている状態のことを意味しているみたいです。
言ってみればダーツの投げ方ですね。
まったくといっていいほど下半身を動かしていませんから。
......全然関係ない話になっちゃったんで元に戻します。(笑)
関連PR:プロ野球選手になるために小学生のうちにやっておくべきバッティング練習矯正する練習方法
それではアーム投げの矯正方法にいってみましょう。
体にかなり負担がかかる投げ方みたいなので、子供のうちに矯正しておいた方がよさそうです。
その練習方法については色々あるようですが、正しい腕の振り方に矯正する野球ギアもあります。
そして、非常に参考になったこの2つの動画も貼っておきます。
スローイングを矯正する野球ギア
このような野球ギアは色々ありますが、中でも安価で人気なのがこちらのジャイロスティック。
見た目的にはとても野球ギアには見えませんが、これを握りながらシャドーピッチングをすると、正しい腕の振り方の時には「ピュッ!」と音が出るという、なかなかの優れものです。
僕も持っていますが、最初はなぜか音が鳴らずに苦戦しました。
(なのに、子供は一発で鳴らしたりして焦った。汗)
腕の振りは自分で見れませんから、音で良し悪しがわかるというのはなかなか便利です。
マル書いてポン?
この動画はアーム投げの矯正についてのみ、詳しく紹介してくれています。
メチャクチャ本格的です。
ただ、あまりにも理論的に解説してくれてるので僕はチンプンカンプンでした。(汗)
内旋?外旋?トルク?なんのこっちゃ。。
わかりやすく表現してくれてる箇所のみ書くと、ボールを持った手を下げる→上げる→マル書いて→ポン!。
投げる動作をこのように簡単に説明してくれて何となくイメージが沸いてきました。
で実践してみたんですが、なんだか肩の辺りに違和感が....。
後にわかったことですが、僕が若干受け取り方を間違えてました。
上記でいう”マル書いて”のところが非常に重要な部分なんですが、実際は”マル書いて”という能動的な動きではなく、手をそこに留めておくと”勝手にマルが描かれる”イメージ。
その辺の感覚は次の動画の方がイメージしやすいです。
ペットボトルでシャドーピッチング?
こちらもアーム投げの矯正について解説されてますが、先の動画よりもわかりやすく簡単に説明してくれてます。
この中で水を入れたペットボトルを使った矯正方法が紹介されてます。
結論からいうと、このやり方メチャクチャわかりやすい!
ペットボトルを逆さに持ってシャドーピッチングするんですが、正しい軌道を描くイメージが掴みやすいです。
これに関しては実際にやってみた方が実感できると思います。
動画のとおりに投げられると、腕で投げているというよりも、体の動きにつられて自然に腕が振られるような感覚になります。
ここで、さっきの動画に出てた”マル書いてポン”の感覚がハッキリとわかりました。
この投げ方ができると非常に気持ちいいです。
あれ?ということは......
僕もアーム投げだったのか!
と気づきました。(苦笑)
繰り返しになりますが、この投げ方ができると自然に腕が振られるような気持ちいい感覚になります。
肩や肘あたりの違和感もありません。
関節が動くべき方向に動いているんですかね。。
この投げ方で子供とキャッチボールしてみましたが、実際にコントロールもしやすい気がします。
いやーいいこと知ったな。(笑)
練習を継続してもっと上手に投げられるように頑張ろう。。
(あれ、子供のためじゃなくて自分のためになってる。汗)