素人親父の少年野球メモ。
今回は”バットリング”について書いてみたいと思います。
なぜかウチの子が急に欲しがりました。(笑)
友達の家にあったらしく(お父さんのもの)、プロ選手みたい!と興奮したようです。
ですが、どう考えても小学生、特に低学年にはデメリットの方が大きいような気がするので「はい、はい。」といって受け流してましたが。。
バットリング(バットウェイト)とは
バットリング(バットウェイト)は、簡単にいえば”重り”。
筒状の形をしていて、バットにパコっとはめます。
プロ選手なんかがネクストバッターズサークルで、重りをつけたバットで軽く素振りをしているのを見かけますよね。
筒香選手はウェイト付バット+普通のバットでウォーミングアップしてました。
怪物か。。(笑)
使い方
見た目のとおりリング状になっているので、バットのグリップが側から通して装着します。
抜け落ちてこないかと心配になるかもしれませんが、キュッとハマる上に、振るときには遠心力がかかってヘッド方向へ力が加わるので、大丈夫。
むしろ外せなくて困る可能性の方が高いかも。。
プロ野球選手でも外せなくて困ってます。(笑)
グリップを地面に「コンコン」と当ててウェイトを外しているシーンを見かけることが多いかと思いますが、なぜかカッコよく見えるの僕だけでしょうか。(笑)
ウェイトを使って練習する意味
以前は、”スイングスピードを上げるため”だとか、”実際に打席に立つときにバットを軽く感じるため”だとか言われていましたが、本質的にはそうではないようです。
- 自分のバッティングフォームを確認するため
- 腕力ではなくバットの重さを利用して振る感覚を確認するため
- ヘッドを残して引きつけて打つ感覚を確認するため
このように、重いバットを使って筋力をアップするようなトレーニングという意味ではなく、正しいフォームやインパクトの感覚を確認するための作業だそうです。
>> バッティングでムダな”力み”を抜けばスイングスピードは上がる!!
デメリット
ウェイトや重いバットを使うことで、フォームが崩れたり腰を傷めたりする危険性があるそうです。
.......なんとなくわかりますが。(苦笑)
しかし、先ほどのような”トレーニングではなく確認作業”という意味合いを理解していれば、ブンブン振り回す必要なんてないわけです。
そういえばプロ野球選手も、ネクストで思いっきり振ってはいませんね。
いわれてみると確認作業のようにゆっくりと動きをチェックしているような感じです。
この辺りは、ちゃんとした使い方を理解してないが故の問題点ともいえそうですね。
あと、ウェイトをつけたバットで素振りしておくことで、外した時に軽く感じでスイングスピードが上がるという部分に関しては、しっかりと解析した結果、実際にはむしろスイングスピードが落ちているという検証結果があるそうです。
そうなんですね。
実際に軽く感じて速くバットを振れているような感覚になりますが......違うんですね。。
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それでは人気のバットリングをいくつかチェックしてみましょう。
パワーラップ
今もっとも評価されているバットウェイトがこちらのパワーラップという製品です。
防弾チョッキに使われている素材が採用されているようで、非常に丈夫で安全性が高いとのこと。
メジャーリーグで広まり、現在では日本でも導入されています。
リトルリーグでも認可されているなど、今いちばんおすすめのウェイトといってもいいでしょう!
ただ少年野球では重すぎますね。(笑)約680gとバット一本分くらいの重さがあります。。
VARO(バロ)
メジャーリーグのフィールドサプライヤーであり、アメリカ代表チームの公式バットウェイト、Varo。
見た目も近未来的でこれまでのバットリングにはないデザインでカッコいい!
このバットウェイトは、持っていたら目立ちますね。。
Varoの特徴はもちろん見た目だけではありません。
これまでのバットリングは、装着するとどうしてもバランスが手元寄り(カウンターバランス)になってしまいますが、こちらはトップに重心が来るように設計されてます。
空気抵抗も調整されるような拡散技術も採用されているそうです。
重さは12オンス(約340グラム)と20オンス(約567グラム)の2種類。
カラーはブラックとライムの2種類。
今バットウェイトを買うなら、先進的な技術が詰め込まれているVaroもいいですね!
カッコいいし。(笑)
ゼット
定番野球メーカーのゼットですが、現在はバットリングの販売は無いようです。
Amazonや楽天など大手ショッピングサイトを探しても、商品登録はありません。
SSK
こちらはSSK、言わずと知れた人気メーカーですね。
重量やカラーも色々なものが用意されていて、目的に合ったウェイトを選ぶことができそうです。
値段もそれなりにリーズナブルなので、すべてのバランスが取れたまさに定番と言っていいバットウェイトになります。
装着時のバランスも好評。
実打も可能という事で、ウェイトを着けたままバッティング練習ができます。
このウェイトは両端でゴムの厚みに違いがあり、バットを入れる側は手でフニャフニャ曲げられるくらい柔らかいです。
なので、ちょっと裏技的な話になりますが、柔らかい方のゴムを切り落として重さを調節することもできます。(笑)
小学生など、もっと軽いウェイトが欲しいという場合にも、このカスタマイズで対応可能。
迷ったらコレ!というくらい、使い勝手のいいバットウェイトです。
リーズナブル系
こちらはGPというメーカー。
こちらはユニックスというメーカーです。
どちらもリーズナブルでありながら、画像のように細くて軽量のものから大人用まで幅広くラインナップされているのが嬉しい。
特に一番軽いもので120gほどですから、小学生でも使えそうです。
たしか、「小学生にウェイトは必要ないが、本当はいつものバットより100gほど重いバットで素振りすると良い」というようなことも聞いたことがあります。
バッティングの上達方法もいろいろですね。
最後に
ウチの子も欲しがってますが....多分、練習のためじゃありません。
プロ選手がネクストからバッターボックスに移動するときに、バットで地面を小突いてゴトッとウェイトを外すあの動作をしたいだけです。(笑)
確かにカッコいいですけどね。。
最近はバッティングを特に練習しているようなので、先ほどの120gのリングは買ってみてもいいかな?と思ってます。
1000円もしないので、それでヤル気スイッチが入ってくれれば安いものです。(笑)
ただ、外すときのカッコよさはパワーラップに比べると劣ると思いますが。。