素人親父の少年野球メモ。
今回は”バッティングでインパクト時に息を吐く効果”について書いてみたいと思います。
バットがボールに当たる瞬間、息を吐いているでしょうか。
それとも止めてる?いや、むしろ吸ってる?
吸うことはないかもしれませんが(笑)、何となくインパクト時にはグッと力を入れるため息を止めたくなるような気もします。
しかし、良いバッターはインパクト時に息を吐いているそうです。
インパクトの時に息を吐く
バッティング練習の時に、呼吸のことまで気にしてませんでした。。
でも、ウチの団のコーチが「インパクトの時に息を吐くと良い」というようなことを言っていました。
調べてみると、本当に効果的.....というか、わりと一般的なことだったらしく、少し驚きです。。
関連PR:プロ野球選手になるために小学生のうちにやっておくべきバッティング練習息を吐く(声を出す)メリット
インパクトする時に息を吐く、声を出す、といったことがバッティングにとってどれだけ大事かについて整理してみます。
そのあたりについてはこちらの動画が詳しいです。
この他、様々なメディアでインパクト時の呼吸について書かれていますのでまとめてみます。
腹圧を高める
これが一番良く言われているメリットです。
要は力を発揮しやすいということ。
息を吸いながら力を入れるのは難しいというのは何となくわかると思いますが、息を止めるよりも吐き出している方が力を入れやすいのです。
ボクサーもパンチを繰り出すときに「シッ!シッ!」と息を吐きだしています。
普通の人でも重いものを持ち上げようとするときに「うぉりゃーっ!!!」とか声を張り上げたくなりますよね。(笑)
実際にプロ野球選手でいうと、イチローや松井秀喜......というかほとんどの好打者が息を吐きだしているそうです。
腹圧とは?
腹圧とは、正式には腹腔内圧というそうで、横隔膜の下の内臓が集まっている空間にかかる圧力のこと。
この説明をする際に風船に例えることが多いそうですが、この風船を引き締めることで周りの筋肉が全体的に働き締めつけるような動きをするため腹圧が高まるのとのこと。
- 腹圧が高まると体幹が安定し、上半身と下半身が連動して動く
- 体幹が高まると力を発揮しやすくなる
先ほどは単純に”力を発揮しやすくなる”と書きましたが、体幹の安定や上半身と下半身のバランスが良くなるためバッティングに好影響を与えるんですね。
インパクトに集中する
バッティングでもっとも大切な事はタイミングとミートだといわれています。
タイミングを合わせて自分の好きなポイントでミートする。
少年野球でも、フォームの調整など細かい部分ではなく、「とにかくボールをよく見て打つ!」と教えられると思います。
子供には、インパクトするところで声を出す(=息を吐く)と教えると、上手くいくことも多いそうです。
- ボールをしっかり見るようになる
- リラックス状態からインパクトで力を入れる感覚が身につく
「息を吐きながらインパクトすると腹圧が......」なんて子供に言ってもわからないでしょうけど(笑)、ココ!というところで声出せ!というとわかりやすいかもしれません。
「打ぅつ!」でも「えぃっ!」でも、「よしっ!」でもいいんじゃないでしょうか。。
>> バッティングで強い打球を打つ!インパクト時の力の入れ方のコツ
最後に
正直なところ、自分自身ではバッティングのときの呼吸なんて気にもしていませんでした。(笑)
僕はどうしてたんだろう。。
息を止めていた気がしますね。
腹圧....というよりも、ボールをよく見てインパクトに集中するという意味で、ウチの子にも実践させてみようと思います。
なんて叫ばせようかな......。(笑)