素人親父の少年野球メモ。
今回は”ホームベース”について書いてみたいと思います。
今どきの少年野球は、球数制限などのルール改訂によって、1チームで何人もピッチャーを育てなければなりません。
しかも、人数が少ないので、高学年のほとんどの子がやらなければならない場合も少なくありません。
ウチのチームも例にもれず、といった感じで、そろそろ息子も投球練習を始めることに.....。
そこで、自主練習のためにホームベースを買おうかと検討しているところでございます。。
学童のホームベースが一般用に!?
学童野球で2022年シーズンから適用されるルールが変更になりました。
学童野球で使用されるホームベースはこれまで”学童用”ということで、少し小さめのサイズが採用されていました。(ホームベースのサイズは本ページ後半に記載)
...が、2022年度より一般用のサイズに統一されることになります。
これはストライクゾーンを広くして、ストライクが入りやすくなることで、1試合当たりの球数を抑え、結果として選手の肘、肩の負担を軽減することが狙いです。
ちなみにどれくらい違うかというと、横幅は5.1センチ長くなります。
J球の横幅が6.9センチなので、左右でボール半個分程度ストライクゾーンが広くなります。(ボール半個分は言い過ぎか。。汗)
少し前に導入された球数制限しかり、選手の健康管理については、最近の学童野球においてひとつの重要なテーマとなっています。
このルールは、2022年度には全国大会にて適用、2023年度に各市区町村での地方大会でも適用される流れとなります。
ということで...持っていないチームは、一般用ホームベースを購入しなければなりませんね。(汗)
ホームベースについて
まさか自分の人生の中で野球のホームベースを購入することになるとは思いませんでした。(笑)
それどころか、改めて考えてみると、ホームベースのことについて深く考えたこともない。。
ということでホームベースについて少しだけ調べてみることに。
五角形の由来
皆さんもご存じのとおり野球のベースは4つありますが、一・二・三塁は四角形、ホームベースは五角形となっています。
踏んだら得点が入るホームベースは特別だから一味違う五角形なんだと勝手に解釈してましたが(笑)、あの形になったのにはちゃんとした理由があったみたいです。
元々は4か所とも四角形のベースだったそうです。
こんな感じだったんでしょうか。
※ここからのイラストはイメージ図です。サイズなどはテキトーなのでご承知おきください。。
で、ここで問題になったのが、審判のストライクorボールの判定です。
投球がホームベース上の一部でも通過していれば、それはストライク判定になるのですが、両端が角になっていると、その判断が難しくなってしまうのです。
判断基準が角の一点だけだと、視認しづらいですからね。
関連記事:球審の構え方、ボールの見方とストライクゾーンの判定
ということで、ホームベースをこのように置いてみました。
うん、見やすい.....がっ!下の三角形の隙間が気になる。
ということで、こうなったそうです。
はい、めでたく五角形。(笑)
さらに昔はゴム製ではなく大理石や鉄板で作られていたんだとか。
スライディングでホーム突入したら間違いなく怪我しますね。(苦笑)
ちなみにこのような変更が行われたのは日本に野球が伝わってるよりも前だったので、日本では最初から五角形のホームベースが使われていたそうです。
サイズ
雑学披露みたいになってしまったので軌道修正します。(汗)
現在使われているホームベースは、学童軟式野球だけ一回り小さいサイズになっているそうです。
一般の軟式と硬式、少年硬式、ソフトボールは同じなので、少年軟式だけ違うんですね。
それぞれのサイズはこちら。
一般&その他 | 少年軟式 | |
横幅 | 43.2cm | 38.1cm |
縦 | 21.6cm | 19cm |
斜めになってる部分 | 30.5cm | 26.92cm |
けっこう違うものですね。
いざ購入に向けて!
当然スポーツショップには売ってますが、総合スポーツショップのような大型店舗ではそれほど種類がありませんでした。
小さめの地域密着型野球専門店でもそれほど在庫は用意してないみたいです。
それもそうか、ホームベースなんてバンバン売れるようなものじゃないですからね。(苦笑)
もちろん注文すればどのメーカーのホームベースも購入できますが、手軽に注文するならネットショップも候補に挙がってきそうです。
値段はいくらくらい?
とりあえずAmazonで調べてみましたが、自分でも知っている大手野球メーカーですと、SSKとZETTがありました。
値段は1200円~2200円くらいでした。(本ページ執筆時)
メーカーの違いだけでなく、厚みによっても価格に差があるようです。
リーズナブルなもので3mmというのがありましたが、5mmか10mmが一般的みたいです。
多分5mmのものが踏むだけで位置が変わっちゃって、スライディングするとぶっ飛んでいくペランペランのやつで、10mmがウチのチームでいう試合用かな。
個人では買わないと思いますが、埋め込み式のホームベースもあって、こちらも厚くなっていくほど値段が上がっていくみたいです。
少年軟式用の方が高い
で、調べていて気付いたのですが、一般用より小さい少年軟式用の方が値段が高いみたいです。
最初こそ「なんで小さい少年軟式用の方が高いんだ?!」と思いましたが、多分一般用よりも買う人が少ないからですよね。
ちなみに本ページ執筆時に調べた時の価格を例に出すと、一般用は約1200円、少年軟式用は約1900円と、けっこう違います。(泣)
うーん、と思っていたんですが、レビューを眺めていたらオモシロい人発見。
安い一般用ホームベースを買ってから、少年軟式のサイズを測ってマジックで線を引いた後に、余分な部分を黒く塗りつぶしてしまうそうです。
なるほど。(笑)
最後に
思ったよりも安かったので、間違いなく購入すると思います。(笑)
少年軟式用の方が高いのは誤算でしたが仕方ないですね。
マジックで塗るのはなんかカッコ悪いし。(笑)