子供が入っている少年野球団で審判をやることに。(汗)
しかも試合当日までの残り時間は、あと2週間!?
ということで、ド素人が試合で審判をやるまでのお勉強スタート!
今回は初っ端1回目、どこから手を付けていいのやら...。
立ち位置と構え方
まずいきなりですが、どこに立ってどんな格好していればいいのかわからない。(笑)
見ている限り、明らかにキャッチャーの後ろに立っているので、あの辺なんだろう...というのはわかりますが。。
なので、まずはここから手を付けてみます。
と、色々と調べようとしたら、いきなり神動画を発見しました。
いわずと知れた野球用品の大手、SSKさんの公式サイトです。
メッチャわかりやすい。(笑)
内容を要約するとこんな感じです。
スロットポジションに立つ
スロットポジションというところに立つんですって。
で、スロットポジションって何だ?(苦笑)
どうやら、バッターとキャッチャーの間の位置らしいです。
そうか、映像で見たことのある審判も、キャッチャーの真後ろではなかったような気がします。
もっと厳密に言うと、右バッターの場合にはキャッチャーの左足と自分の右耳を結ぶラインだそうです。
当然、左バッターの時には逆になります。(キャッチャーの右足と自分の左耳のライン)
スロットポジションについては、こちらの記事でより詳しく書いています。
足の位置
これで横方向の位置はわかりました。
続いて奥行、自分の足の位置をどこに置くか?ですが、右バッターの場合には自分の左足のつま先はキャッチャーのかかとに重なるライン、右足のつま先は自分の左足のラインに合わせます。(やっぱり左バッターの場合は真逆になる。)
思っていたよりキャッチャーに近いですね。
顔の位置
ここまでで構えと立ち位置までわかりました。
あとは顔の位置、映像なんかを見ていると中腰になってボールの軌道を確認していますよね。
その正しい位置は、自分の顎をキャッチャーの頭の上のラインまで下げるようです。
ただ少年野球の場合にはキャッチャーが小さいので、”できる限り下げる”という認識でいいみたいですね。
何故かというと、低めのボールを正しくジャッジするためなんだとか。
高い位置から見たり、ピッチャーと正対していなかったりすると、ちゃんと判断できないからです。
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ようやく立ち方だけはわかってきました。(笑)
これでとりあえずは”それっぽく”は見えることでしょう。。
お次は実際にやる動作。
主にはピッチャーが投げるボールを見て色んな判断することでしょう。
おぉ、動画のキャプチャ、審判の方メッチャ見てますね。(笑)
ボールはどうやって見る?
トラッキングというテクニックを使うそうです。
またカッコいい言葉が出てきました。(笑)
簡単にいえば、顔を動かしたりせずに、目の動きだけでボールを追う動作のこと。
そうなんですね、確かに映像を見ているとジャッジの瞬間まで審判の方は動いていなかった気がしますね。
最後まで目で追う!
ということがポイントになるようです。
- ミットに収まる前に目を切ってしまう
- 身体や顔を向けてしまう
どちらも正確な判断ができなくなるということなので、注意しなければなりません。
ストライクゾーン判定
ここまでわかったら後は実際にジャッジするだけ。
この辺はなんとなくわかりますよー、よっしゃ来い!
.....と思ってましたが、先日の練習の時に実際にやってみたら超難しかったです。(泣)
コースと高さ
ストライクゾーンはこちら。
- コース⇒ホームベースの上を通過したボール
- 高さ⇒バッターが実際に打ちにいった体勢で、膝下が下限~肩の上部とベルトの中間点が上限
ということです。
高さに関しては、ちゃんと判定しないとベンチ側から突っ込みが入ります。(笑)
コース(左右)はベンチからは見えませんが、高さは横からでもわかりますからね。。
だからといってコースは適当にやればいいというわけではありませんが。
例え微妙な判定でも、審判のジャッジが絶対!という強い意志を持ってコールしましょう。(笑)
パニックになってくると、投球がワンバウンドしても「ストライク!」とか言ってしまうことがありますが、それでもハートは強く。。
審判の動作
審判の動作やストライクorボールのコールとジェスチャーは一覧でどうぞ。
- インジケーターは左手で持つ
- マスクを外すときも左手
- ストライクは立ち上がって右手拳を振り上げて”ドアをノックするような動作”で「ストライク!」とコール
- ボールはジェスチャーなし、構えた状態のまま「ボール!」とコール
- ファウルorタイムは立ち上がって両手を上げた状態でコール
- フェアはフェアゾーンを指差す、コールはなし
この辺は動画で確認した方がわかりやすいかもしれません。
>> 子どもの前でカッコよくジャッジするための審判マニュアルまとめ
球審のジェスチャーやコールについては、こちらの記事で詳しくまとめました。
最後に
いやーこの動画たちはホントに役立ちましたね!
しかも僕自身が一番心に刺さったのは、動画冒頭にあったこの言葉。
「お父さんたちが楽しくできないと、子供たちも楽しく野球ができない。」
超名言きました!
なるほど確かにそうですよね。
あまりビビらずに”楽しむ”ということを前提に頑張ってみようと思います!
ちなみにこの動画で解説しているNPB審判技術委員の平林岳氏はこんな書籍も監修しています。
浅く広く取り上げているような内容ではなさそうだったので今回は他の書籍を購入しましたが、2冊目の教科書として買おうかな?なんて思っています。