野球マンガから野球を学ぶシリーズ。。
今回は、バトルスタディーズ22巻218話から、気持ちの切り替え方について。
バトルスタディーズ22巻218話
舞台は甲子園球場、夏の高校野球選手権3回戦。
エースナンバーをもらえなかった檜は、その結果、精神的に大きく成長しています。
この日、先発は檜。
主将の狩野が、檜の背番号にちなんで10失点までは許してやる、と声を掛けます。
そこで檜は「ノーノー(無安打無失点)かます」と宣言。
しかし...初球いきなり捉えられて、先頭打者アーチをくらいます。(笑)
狩野に笑われてイジられた檜がこの発言。
この余裕。。
その後、後続打者を三者三振に切ってとります。
...三者三振じゃなくて、三者斬殺でした。(笑)
関連PR:プロ野球選手になるために小学生のうちにやっておくべきバッティング練習「次はどう動く?」
気持ちを切り替える...というよりは、起きた出来事と向き合って、次に何をすべきかを考えることだけに思考を働かせる。
過ぎたことに対して悔んだり、引きずったりすることは、まったく建設的ではないということですね。
特にピッチャーは孤独で、特殊なポジションです。
メンタルの安定は、良いピッチャーになるためには必要不可欠な要素なんでしょう。
子供に伝えるためには...
少年野球は、まだまだ小さな小学生。
ほとんどの子が、試合中に起きる様々なことに対して気持ちむき出し。(笑)
泣いたり、凹んだり、明らかに頭が真っ白になっていたり...と思ってたら何事もなかったようにチームメイトとふざけ始めたり。。
あぁ、そんなに深く考えてないんだな、と思いきや話してみると意外に奥深いこと考えてたりします。
子どもが少年野球をはじめて、個人的に一番難しいと思ったことは、野球のプレイそのものを上達させることではなく、気持ちの部分です。
試合は誰しも緊張します。
持っている力を100%全部出すことは難しいでしょう。
それじゃ、90%なのか、80%なのか。
それとも別人のようになってしまい、20%くらいしか出せないのか。
できる限りこの数字を上げるために、大人は何かしてあげられるのか。
そんなことを考えてたところに、バトルスタディーズで今回のシーンがありました。
成功しても失敗しても、その結果に惑わされず「次にどう動くか」を考える。
そして、その過程を楽しむ。
上手に伝わるかはわかりませんが、そういう思考になるように意識して接してみたいと思います。