野球マンガから野球を学ぶシリーズ。。
今回は、ダイヤのA 47巻から、ピッチャーの心構えやメンタルコントロールについて。
ダイヤのA47巻
一応、最終巻である47巻ということでご紹介しますが、ダイヤのA主人公の沢村栄純がマウンドで「ガンガン打たせていきますんで、バックの皆さん、よろしくお願いします!」と声掛けするお約束シーン。
これ、本当に良いですよね。。
actⅡで、エースナンバー背番号1となった2年生でも、同じようにバックに声を掛けます。
ここまで元気よく、豪快に、他の選手へ声を掛けるピッチャーは、なかなかいませんよね。。
このような声掛けは、自分の気持ちを整えるだけでなく、周りの士気を上げることにも繋がることでしょう。
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ピッチャーは孤独である、とは言われますが、あまりに独りよがりなピッチングをすると、チームの雰囲気を悪くしかねません。
当然ながら、どんなピッチャーでも一人だけの力では、試合に勝つことはできません。
チームで一丸とならなければ、良い結果は生まれませんよね。
何よりも、メンバーが助けてくれると思えば、自分の気持ちも楽になります。
沢村のように、大きい声とジェスチャーでそれをメンバーに伝えるのは、自分にも周りにも非常に効果的な行動と言えると思います。
何よりも、聞いていて気持ちいいですよね。(笑)
チームメイトも、「よし、こいつを盛り上げるためにも、気合入れて守ろう!」と思ってくれるでしょう。
チームメイトだけでなく、観客や審判も味方についてしまいそうです。。
自分のメンタルコントロール
「辛いときにはバックに声をかけろ!」とは、よく言われることです。
打たれたくて打たれるピッチャーはいません。
走者を出したくて四球を与えるピッチャーもいません。
わざとストライクを入れないピッチャーなんて絶対いません。
しかし、焦ったり気弱になったりして、どんどん状況が悪くなってくることが多々あります。
特に少年野球は。(苦笑)
本当は少年野球では、とりあえずストライクさえ入れておけば、ガンガン打たれて打線がつながって大量失点になる...なんてことは少ないです。
相手も小学生ですから。(笑)
少年野球で大量失点につながるときは、たいていフォアボールの連発です。
ほとんどの子は、そのような状況になったときに、自分で何とかできる強いメンタルは持ち合わせていません。
そんな時は”周りに声を掛けろ、周りを頼れ”と教えられます。
大きい声を出せば心境も変わるでしょうし、チームメイトからも何かしらのレスポンスがあれば気持ちも落ち着くことでしょう。
沢村のように、バックに大きな声で声掛けするのは、小学生にもぜひ実践してもらいたいですね。