子供が少年野球をやっていると、避けては通れない道が”お父さん審判”です。
僕も塁審から少しずつ始めていきましたが.....正直なところ自分から手を挙げて「やりたい!」と思うレベルまではいってません。(苦笑)
やっぱり少なからずプレッシャーはありますからね。。
でも、「絶対にやりたくない」というわけではありません。
楽しい、というか”やりがい”みたいなものは、凄く感じてきています。
実際のところ審判は難しい(汗)
僕自身はお父さん審判について前向きにとらえていますが、実際やろうと思うとなかなか難しいのは事実です。(汗)
いきなりグラウンドに入って審判やろうとしても、多分わけわからなくなります。。
僕は小学校のときだけ少年野球をやっていたので、一応完璧な素人という訳ではありませんでしたが、全くできませんでした。
プレイヤーと審判は違う
ウチの少年野球団にも大学までバリバリ野球をやっていたお父さんたちがいますが、審判となるとかなり戸惑っているようです。
もちろんルールなんかは熟知しているので理解も早いですが、審判特有の動きとか連携は難しいみたいですね。
確かに、僕も初めて審判のやり方を教えてもらった時には「こんなのすぐにできないよ~(泣)」と、凹んだのを覚えています。(笑)
ただ、アウトやセーフを判定しているだけじゃないんですよね。
シチュエーションによって審判同士が連携して動かなければならないので、覚えるまではけっこう大変です。
ルールが複雑
野球のルールって難しくないですか?
ほとんど野球経験がなかったりすると、細かいルールまではわかりませんからね。
僕も「こういう時どうするんだっけ?(汗)」みたいなことが多々あります。
それでルールを覚えようとして調べたりするんですが、何度も読み返さなければ理解できないものもあったりします。
それを、審判をやりながら瞬時に判断するなんて、かなりハードル高いです。。
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このように、審判ってなかなか大変なんですが、先ほど書いたとおり僕自身は前向きにとらえて取り組んでいます。
もちろん「やりたい!」なんてレベルまではいってませんが(汗)、良いこともたくさんあります。
野球のルールを教えられるようになる
まず、子供に野球のルールを教えられるようになります。
僕は少年野球をやっていたとはいえ、まったく上手ではないので(汗)技術的なことは教えられません。。
というか、監督やコーチたちが教えてくれてるのに、親が勝手なこと言って出しゃばると子供も混乱しそうなので、技術的なことはほとんど言いません。
でも、審判をやるために覚えた野球のルールは伝えることができます。
それだけでも、”子供と一緒に野球やってる感”があって楽しいです。。
いちばん近い場所で子供のプレイを見られる
これは自分の中ではかなり大きいです。
審判をやっていると子供のプレイを間近で見ることができます。
自分の子供が一丁前に野球やってるのを見るのは感動しますよ。。
特に低学年の練習試合なんかでは、両チームとも割とゆる~い感じでやらせてもらえることもあるので、子供たちとコミュニケーションもとれます。
僕は自チーム、相手チーム関係なく子供たちに声かけちゃいますね。(笑)
良いプレイしたら「ナイスプレイ!」とか、どうしたらいいかわからなくなってる子に「こっちに動くんだよー」とか。。
そのうち、相手チームの控えの子が「オレ次代打で出るから見てて!」とか言ってくるくらい仲良くなっちゃいます。(笑)
チーム内のお父さん達と親睦が深まる
これも楽しいですね。
僕はまだまだ審判のスキルがショボいので、積極的に先輩お父さん達に教えてもらってます。
そんな感じでコミュニケーションをとっていると、お父さんたちと親睦が深まってくるんですよね。
ただお酒飲んで仲良くなっただけじゃない、チームとしての仲間意識も出てきます。
そうなると当然居心地もよくなってきますし、少年野球が楽しくなってくるんです。
子供との関係が深まる
僕としてはこれが一番大きな理由かもしれません。
ウチの子は僕が審判で試合に参加していると嬉しいようです。
むしろ「やってほしい!」と言われます。
やっぱり”一緒にやってる感”というのは子供にとっても大きいことなんでしょう。
試合に出てる時も、ボールボーイをやってる時も、僕がフィールドに立っているときは何だかテンションも高めです。(笑)
また、もうひとつ良いこととして、”親としての言葉の重みが増す”と思っています。
僕はまだまだ上手に審判をこなすことはできません。
それどころか、球審をやっていて頭が真っ白になって(汗)、とんでもないジャッジをしたこともありました。
ある意味では格好悪い父です。(笑)
しかし、父が頑張っている!という印象は凄く残ったようです。
その後、普段練習しているときでも、「父も頑張ってるんだから、お前も頑張って練習しよう!」と言うと、素直に取り組むようになりました。
ただ「頑張れ!」というよりも説得力が増したようです。
これは僕としても嬉しかったですね。。
その時は突然に・・・
まぁそんな感じで、どちらかといえばお父さん審判をエンジョイしてるわけなんですが(笑)、最初のうちはそれなりに緊張しましたね。。
なんせ始まりは突然。
お決まりパターンは「アウトかセーフだけやってくれればいいから!」というノリで、塁審を任されることが多いです。(笑)
でも、実際やるとアウトとセーフのジャッジだけじゃないんですよね。。
経験してない人がいきなりやるのは、まずムリです。
少年野球団に所属していると、お父さん達の審判講習会なんかもありますが、僕の場合は講習受けずに現場で覚えていった感じです。
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少しでも予習しておこう!
余裕のある少年野球団では、普段の練習や紅白戦で十分に経験を積んでから練習試合で審判デビュー!なんてこともあるでしょうが、ウチの団では難しかったです。(汗)
子供たちの人数が少ない=お父さんの人数も少ない、のでお父さんたちも割と忙しい。。
練習のお手伝いや他の役割もあるので、お父さんたちの人員を審判練習に充てるだけの余裕がないんですよね。
それに加えて、早く審判を覚えていかないとリアルに「次の年度の審判どうする?!」みたいな話になってくるんです。。
普段の練習は子供たちメインですから、それを割いてまで大人の審判練習はできない。
でも、覚えなければならない。
そうなれば、自分で予習しておくしかありません!
僕はいろんな書籍やネットの情報を見て勉強しました。
だからといって現場でいきなり上手にやるのは不可能ですが、教えてもらった時に内容を理解しやすいです。
今はいろんなところから情報を得ることができます。
少しでも知識をインプットしておきましょう!
そうすると突然審判を頼まれたとしても、いくらかは精神的にラクです。(笑)