スコアの書き方

野球トピック

初心者向け!スコアブックの書き方と記号の早見表【少年野球メモ】

更新日:

素人親父の少年野球メモ。
今回は”スコアブックの書き方”について書いてみたいと思います。

少年野球では子供だけでなく父母も運営に参加します。
練習や審判のお手伝いはもちろんのこと、スコアブックの記入も担当することがあります。

なんでもできるようになっておかなければ!っていうことで、スコアブックの書き方を調べてみました。

記号早見表

まずはスコアブックに書き入れる記号を確認してみます。
スコアブックは基本的に記号によって様々な状況を記録していきます。

「2番バッター〇〇がバントを試みたがピッチャーフライになって・・・」なんて文章で書いていたら大変ですからね。(笑)

詳しい説明はこの後にズラーっと続いていきますが、まず最初に記号の早見表を載せておきます。

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守備位置

守備位置の記号はこちらです。
この辺はスコアブックを書かずともよく目にしますよね。

ピッチャー1
キャッチャー2
ファースト3
セカンド4
サード5
ショート6
レフト7
センター8
ライト9

打者・走者

打順は数字で記入しますが、その他の記号はこちらです。

指名打者DH
代打PH
代走PR

各塁の記号はこちらです。

一塁A
二塁B
三塁C
本塁D

打席の結果

その打席の結果についての記号はこちらです。
基本的には頭文字のアルファベットになっていますので覚えやすいですね。

三振K
四球B
死球DB
エラーE
タッチアウトT
ダブルプレーDP
振り逃げKの反転
バント(バントヒッティング)BT

打球

そのバッター打球についての記号はこちらです。

ゴロ
ライナー-
フライ
ファウルF
犠打・犠飛
打球の飛んだ位置

進塁

進塁に関するものはこちら。
やはり頭文字のアルファベットになっています。

盗塁S
ダブルスチールDS
ボークBK
暴投WP
捕逸PB
走塁妨害OB
フィルダースチョイスFC
インターフェアIF

打席が終わるまでの経過

その打席が終わるまで、どのようなカウントになっていったかの経過はこちらです。

見逃しストライク
空振りストライク×
ボール
ファウル

※ファウルに関しては∨だけでなく、-や△で表記する場合があります。

走者の最終結果

塁に出た走者が最終的にどのような状況になったかはこのように記します。

ホームイン
ワンアウト目
ツーアウト目
スリーアウト目
残塁ローマ字小文字Lの斜体字
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スコアブックの書き方

ここまでで既にお腹いっぱいって感じでしょうか。(笑)
ここからは、スコアブックの書き方についてです。

上記のような記号をルールに沿って記入していくことで、どのようにして試合が進んでいったかを記録していきます。

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マスの意味

スコアブックにはこのようなマスがたくさん並んでいると思います。

スコアのマス

このひとつのブロックに打者ひとりの一打席の経過と結果を記入していきます。
各マスの意味はこのようになっています。

スコアのマスの意味

まずはじめにボールカウントを左端の縦長のマス①に書き込んでいきます。
その後、②~⑤で進塁の経過を記入し、最終的に⑥マスへ走者の最終結果を記録します。

打席がはじまったらボールカウントから記入

打席がはじまったらボールカウントから記入していきます。
例えばこんな感じ。

ボールカウントを記入したスコアのマス

ボール→見逃しストライク→空振りストライク→ボール→ファウル→ボールで3ボール2ストライクの状態です。

このマスについては、ファウルが連続する場合もありますので、なるべく小さめに記入していった方がよさそうですね。

それでは、こちらのカウントからの6球目に何かしらの結果が出た場合を想定して続けてみましょう。

打席の結果

打席の結果としてはヒットやフォアボールで出塁するか、もしくはアウトになる場合があります。

ヒットで出塁した場合

ヒットで出塁した場合には、進んだ塁まで線を引き、その時の打球を右下のマス(上記でいう②のマス)に記入します

例えば、三遊間をゴロで抜けたレフト前のシングルヒットだった場合にはこんな感じになります。

上の早見表と照らし合わせながら見てみましょう。

  • 進塁した塁まで線を引く(赤線で書くとわかりやすい)
  • 5と6で守備位置を記し、その間に・で打球が飛んだ方向を記入する
  • 打球がゴロだったので∪を記入

到達した塁、打球の質、打球の方向を記入していくんですね。
ここに状況に応じた早見表の記号を記入していくことで、どんな打球で出塁したのかがわかるわけです。

内野安打の場合には数字と記号を線で囲むことで表します。

サード手前の内野安打を記したスコア

こちらはサード手前にゴロが転がった打球で内野安打になったということですね。

守備側のエラーで出塁した場合

ヒット以外で出塁した場合には線は引きません。
そのときに起きたことを記号で記入するのみです。

まずはエラーで出塁した場合。
こちらは捕球ミス、送球ミス、送球を受ける側の捕球ミスと3パターンあります。

エラーの表記はE、そしてエラーが発生した一連のプレイを守備位置記号を使って記します。

まずはセンターフライを落として打者が出塁した場合。

エラーのスコア1

センターの守備位置を表す8の横にEを書き入れます。

次にショートがファーストへ悪送球した場合。

エラーのスコア2

6-3でショートからファーストへ送球したことを記し、悪送球した6の横にEを記入します。

逆にショートからファーストへの送球を、ファーストが捕球ミスした場合。

エラーのスコア3

このケースではファーストがエラーしたので3の横にEが記入されます。

その他の出塁

その他の出塁については記号のみ記入します。
主なものはこちら。

四球B
死球DB
振り逃げKの反転
フィルダースチョイスFC
インターフェアIF
タイブレーク時の最初の走者TB(またはTR)

振り逃げの記号はこちらです。

振り逃げのスコア

さらにP(パスボール)、W(ワイルドピッチ)、2TO(捕手によるタッチアウト)などを組み合わせることで、さらに詳しく記録しておくこともできます。

そして特殊な例ですが、タイブレーク(特別延長)に入った場合、イニングの最初から指定の塁に走者が配置されます。

例えば大会規定が”無死1・2塁から”となっていれば、1・2塁に走者が出ている理由を書き込まなければなりません。

その場合には、走者が配置された塁に、TB(タイブレーク)もしくはTR(タイブレークランナー)を記入しておきます。

アウトの場合

出塁できずアウトになってしまった場合は、打球の質とそれに対応した守備位置の記号を記入し、中央のマスにアウトカウントを書き入れます

使いそうな記号は、上記でいう打球の項目です。

ゴロ
ライナー-
フライ
ファウルF
犠打・犠飛
犠打失敗

例えば、ショートゴロをファースト送球してワンアウト目を取った場合はこちら。

ショートゴロでワンアウト

同様にそれぞれの記号と番号を組み合わせていけばいいわけです。
簡単ですね。。

ファウルと犠打のケースだけ補足しておきます。
レフトのファウルフライが犠打になったときの書き方で、まとめて見てみましょう。

レフトのファウルフライ犠打

走塁・進塁の結果

打者としてヒットを打ったか、アウトになったか、だけでは終わりません。
その打者が走者となり、その後どのような結果になったのかを最後まで記録していきます。

走者がアウトになった場合

走者としてアウトになったときには、アウトになった塁のマスに打球に対応した守備位置の番号を記入します

先ほどの三遊間を抜いてシングルヒットを打った選手を例にとり、その後に起きたプレイを想定して書いてみます。

打席終了直後はこちら。

その後の打者がショートゴロを打って二塁フォースアウトになってしまったとしたらこのように。

セカンドフォースアウト

同じ状況で送球ではなく、ショートがそのままベースを踏んだことによってアウトになったら書き方が変わります。

打球に対応した守備位置の番号と塁を表すアルファベットを記入します。

ショートが二塁ベースを踏んでアウト

フォースアウトではなく、例えば盗塁を試みて二塁タッチアウトになったならこちら。

二塁タッチアウト

ランダウンプレー(挟殺プレー)になった場合には、それに関わった守備を-で繋いで記入します。
3-4-1-6Tみたいな感じです。

進塁した場合

その後の打者がヒットを打ってさらに進塁した場合を書いてみます。

進塁のきっかけとなった打者(ヒットを打った打者)の打順を括弧書きし、進んだ塁まで矢印を引きます。

二塁まで進んだとしたらこちら。
(進塁のきっかけとなった打者は4番バッターとします。)

二塁へ進塁

長打となり一気にホームまで帰ってきたとしたらこのようになります。

本塁へ到達

打者が関係していないケースでの進塁は、進塁したマスに記号を記入します。
主なものとしてはこちらでしょうか。

盗塁S
ボークBK
暴投WP
捕逸PB

例えば、盗塁によって二塁に進塁した場合はこのようになります。

盗塁で進塁

こんな時どう書く?

ここからは基本の書き方以外の状況について、どのようにスコアリングするかを書いてみます。

自分がわからなかったことを書き足していきます。(笑)

...自分的な備忘録です。。

牽制球が暴投になって進塁した

ピッチャーが一塁に牽制したが暴投になって走者が二塁に進塁した場合。

牽制が暴投

ピッチャーの送球エラーなので1E、一塁に投げたのででつないで3

ちなみに、ピッチャーが投げた牽制球は問題なかったけどファーストが捕球ミスした場合には、3Eになります。

上記のとおり走者の欄は'1E-3にして、その時の打者の欄のボールカウントのところに'で印しておくと、どのタイミングで牽制悪送球があったかわかるようにできます。

牽制が悪送球2

セーフティバント失敗

セーフティバントという記号はありません。

そしてバントとはいえ犠打ではないので、♢や♦は使いません。

内野ゴロと同じ扱いにするか、わかりやすく書くならB(バント)やBH(バントヒッティング)で表記するのがいいです。

セーフティバント失敗

個人的には、Bだけだと二塁(上記”塁の記号”参照)とか四球とかも同じなので、BH表記が良いかと思います。(まぁ、わかると思いますが。。)

ファーストゴロを捕った一塁手がそのまま一塁を踏んでアウト

3Aか、3ー3です。

どちらかといえば、一塁手(3)が一塁(A)を踏んだということで、3Aの方がわかりやいですね。

ファーストが一塁を踏んでアウト

動画で見てみる

ここまではテキストと画像でスコアの書き方をご紹介してきましたが、今は動画で解説してくれている(僕と違って)親切な方々がいらっしゃいます。。

美人な女性にスコアの書き方を教えてもらいたいならこちら。(笑)

ホワイトボードではなく、あさぺんさんの顔ばかり見てしまうのは僕だけじゃないでしょう。(笑)

「これじゃ、ある意味ダメだ!(汗)」ということで、続いてはこちら。

おぉっ、講義だ。(笑)

約50分の大ボリュームでストイックにスコアの書き方を学びたいならこちらがいいですね。。

書き方を工夫してさらに見やすくする

チームのスタイルにもよりますが、少年野球なんかは特に、スコアは”わかればOK”という感覚で挑めば、思いのほか気楽に書くことができます。

さらに、書き方を工夫すると、後で見たときにわかりやすくなったりします。

違う色で出塁を書き込む

安打と得点に関しては赤字で書くので、パッと見でもそこで起こったことがわかりやすいです。

そこで、例えばエラーがらみでも出塁したシーンで、青色などまた別の目立つ色で書き込んでおくと、なんらかの理由でランナーが出たことが一目でわかります。

投球に関する記述を詳しく書く

投球に関する記述は、もっとも簡易的に書こうとすると〇ストライク、●ボール、レ(もしくは-)ファウルとなります。

ここへ、さらに書き込んでいくと、より詳しい情報を記録できます。

  • ○→見逃しストライク
  • ○の中に+→空振りストライク
  • ○の中に-→バント空振り
  • レの上に点→バントファウル

など。

さらに、〇の周りに点を書き込み、どのコースへの投球だったのかを記録することもできます。

少年野球ではこれくらいで十分すぎると思いますが、中学以上となり変化球もある場合には、それもルールを決めて(主に〇の中に変化した方向の線を書き入れる)書いておけば、より詳しい情報となります。

意外と重要な道具たち

スコアを書くマネージャースコアを書くマネージャー

ここまでくれば、あとは書くだけ!いざ試合会場へ!

...ですが、意外と重要なのがスコアを書くために必要な道具たち。

多機能ボールペン(シャーボなど)

初心者がスコアを書くときに大変なのは、記号や書き方を覚えることではなく、”試合の進行についていきながらスコアを書くこと”でした。(自分の場合。)

そのためには、なるべく作業環境を整えて、余計なストレスを無くしておくことが重要だと思ってます。

まず、ベンチ内でスコアラーに与えられる作業スペースは、それほど広くありません。

主役は選手、そして指導者ですから、これは仕方ありません。。

なので、道具はできるかぎりシンプルに。

そんなとき、多機能ボールペン(シャープ、ボールペン赤&黒が1本のペンに収納されてるやつ)が便利。

ペンを何本も出しておくのも邪魔ですし、安打や得点が発生したときにシャープから赤ボールに持ち変える手間もなくなります。(試合進行についていくためには、これ、けっこう重要。。)

安価なものからありますので、一本用意しておくことをお勧めします。

また、スコアシートは狭いスペースに色んなことを書き込むので、芯は細めがいいです。

バインダー

こちらも必須アイテム。

スコアシートを挟んで書きやすいよう、ボードの役目もはたします。

  • なるべくシンプルなものを選ぶ
  • なるべく頑丈そうなものを選ぶ
  • 挟む力(クランプ力)が強く耐久性がありそうなものを選ぶ

バインダーはボールペンと違って、多機能性は必要ありません。

なるべくシンプルで取り扱いしやすいものを選びましょう。

あとクリップ部分の強さは、けっこう重要です。

スコアシートを頻繁にひっくり返すので(先攻と後攻が両面裏表になってる)、クリップ部分がへたってきます。

当然ながらすぐに汚れるので安いものを選びましょう。(笑)

球数カウンター

近年の野球界は選手の健康管理の面から球数制限が導入され、運用も浸透してきました。

スコアラーさんも、イニングが終了したときに球数を数えて記入していると思います。

ただ...試合進行中に監督やコーチから「今何球?」と突然聞かれることが多いんです。(汗)

そこから現時点での球数を数え始め...

そんなことしてる間に試合は進み...

と確実に慌てます。(笑)

なので、自分は右手でスコアを書きながら、左手でカウンターを押してます。

これならば、突然に球数を聞かれても即答できます。

両チームの投手の球数を同時進行で数えられるカウンターもあるのですが、こちらは非常に便利です。

関連記事:ピッチカウンターの種類や値段は?球数制限導入に備えて調べてみた

スコア記入に慣れてきたら...という感じかもしれませんが、監督コーチの質問に素早く返答できるのは、試合のリズムがよくなることだと思っています。

早稲田式と慶応式

ここでちょっと一息。。

ちょっとしたトピックですが、スコアブックの書き方には早稲田式と慶応式という2種類の異なる方式があるそうです。

これまで紹介してきた書き方は早稲田式で、圧倒的に認知、使用されていることから一般式と呼ばれたりします。

一方で慶応式はほとんど使われていないながらも、なぜか(笑)日本のプロ野球で採用されているため、NPB式などと呼ばれているそうな。。

一見似たようなスコアブックに見えますが、早稲田式のダイヤモンドみたいな図柄はなく、ただのマスが並んでいます。

フォーマットが違うので、もちろん書き方も違います。

繰り返しになりますが、少年野球を含む様々な野球団体で採用されている一般的な書き方は早稲田式です。

スコアの書き方を覚えようと思って「NPBで採用されてるんだったら慶応式かな?」とそちらを勉強してしまうと、その努力が報われないかもしれません。(いや、もちろん無駄ではないんですが。。)

ということで、初心者の方は早稲田式から覚えましょう。(笑)

しかし、何でNPBで採用されている書き方と一般に普及している書き方が違うんですかね.....。

どうやら、日本野球黎明期に規則や記録に関する基礎を作った山内以九士という方がいらっしゃったそうです。

その方が慶応式スコアを確立させたそうで、そのまま日本のプロ野球に採用されたのは自然な流れだったようですね。

それだったら、余計に一般まで浸透しなかったのはなぜだ?(苦笑)

NPBに慶応式が採用された経緯なんかは調べると結構出てきましたが、早稲田式が普及した理由はよくわかりませんでした。(汗)

慶応式スコアの書き方に興味がある方は、NPBの公式サイトもご覧になってみてください。

かなり早稲田式と違いがあってオモシロいです。
慶応式のスコアカードもダウンロードできます。

関連サイト:NPB公式サイト 野球の記録のページ

スコアブックの活用

スコアブックはただの記録ではありません。

それを見て作戦や今後の方針に活用してくことこそ、スコアブックの存在意義であるといえます。

ここでは、スコアブックの活用方法について書いてみたいと思います。

攻撃の傾向を見る

相手チームの攻撃の傾向を読むためには、ボールカウントをはじめとするデータを参考にするといいそうです。

例えば、それほど球数を投げていなければ、ファーストストライクから積極的に打ってくるチームということ。

となれば、初球から安易にストライクを取りにいかず、際どいコースを狙ったりボール球から入って様子を見るのもいいでしょう。

逆に球数が多ければ、追い込まれるまではじっくり見てくる傾向があるので、早めにストライクを取って追い込んでいくという作戦が立てられます。

また、盗塁やバントで堅実に塁を進めてくるような流れが読み取れるのならば、しっかり牽制をとったり、早めに内野を前に出すことでプレッシャーを与えることができるでしょう。

少年野球にもチームカラーというか、監督が好む攻撃というのが必ずありますから、そのような部分もスコアブックから読み取れるということです。

打者の傾向を見る

さらに打者個人へもフォーカスしてみます。

スコアを書く際に、安打や得点を赤線で書くとわかりやすいですが、単純に赤線が多く記入されている打者は強打者というこがわかります。

さらに、打球の方向を確認することで、引っ張るタイプか、ボールに逆らわず逆方向に打つタイプかもわかります。

それに応じて、外野の守備位置を調整したり、バッテリーの配球も作戦だてられることでしょう。

あとは書いてみるだけ!

スコアの付け方について基本的な部分を書いてみました。

どうでしょうか。
難しいようで簡単だった?それとも、やっぱり難しかったですか?(笑)

少年野球などは父母がスコアを担当することも多いので、大分簡略化された書き方にしているチームもあるようです。

今後スコアを担当する可能性があるのなら、一度過去のスコアブックを見せてもらうといいですね。

あとはとにかく書いてみるのみ!

スコアは既製品を購入するのもいいですし、チームから借りてコピーするのもいいですね。
探せば無料でダウンロードできるエクセルファイルなんかもあります。

関連記事:野球スコアをダウンロードできるサイトまとめ!

最後にオマケとして、当サイトオリジナルのスコアシートを載せておきます。

スコアブックA4縦

  • イニングごとにひっくり返さなくていいようA4縦に2チーム分
  • 6回+タイブレーク2回の学童野球仕様
  • 球数記入項目あり
  • そのかわりマスが細かくなってしまいました!(苦笑)

ダウンロードしたい方は、こちらからどうぞ。

学童用スコアシート PDF

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事前に予習するならプロ野球や高校野球を観ながら、実際に書いてみるのがいいのではないでしょうか。

関連記事:プロ野球のリアルタイム中継&見逃しがある動画配信サービス

いきなり本番の試合で挑戦するのはハードルが高いですからね。(汗)
さて、僕も頑張って覚えよう。。

追記:実際に試合で書いてみた!

このページは自分の勉強のために書いたのですが、とうとう実際の試合でスコアを書く機会に恵まれました!

恵まれました.....というか、突然に「スコア書いて!」と言われました。(笑)

DAZNなどを見ながら練習しようと思っていましたが、なかなか時間が取れず(汗)手つかず状態で、スコアラーデビュー戦の時のスペックはこんな感じ。

  • このページを書くときにネットで色々と調べた
  • 調べたものを打ち込んでこのページを公開した
  • スコア用紙に書き込んだことはない
  • 記号もうろ覚え
  • ルールの理解も細かい部分は怪しい

完全に未経験者の素人です。(笑)

で、その結果どうなったかというと、意外に書けた。(笑)

記号はカンペを横に置いといて見ながら書く感じでしたが、なんとかなりました。。

一番の問題点は、試合の流れについていくことです。

どうやって書くのか悩んでも試合は止まってくれません。

実際に、書き方がわからなくてメチャクチャになった回がありました。(苦笑)

打球を見て、勝手にこのように動くだろうと頭で考えちゃうんですよね。

ですが、予想外の行動に出る子供続出。特に低学年。その結果自分もパニック。(笑)

やはりスコアラーも経験が必要です。でも楽しかったなぁ。(笑)

その後、若干ハマってしまって家でもプロ野球観ながらスコアを書くようになりました。。

初心者の皆さんも自分と一緒に(笑)頑張りましょう!

実際に読んだスコア教則本
  • わかりやすさ
  • 内容の充実度
4.5

書き方だけでなく分析も

一番よくわかる野球スコア つけ方と分析

スコアの書き方は、今ではネットでもYOUTUBEでも色んな情報を見ることができます。
(このページもそうですが。。)
ただ、自分もどれか一冊はスコア関連の持っておこう...と思い、こちらを購入しました。
スコアの書き方については、正直どれを読んでも同じかもしれませんし、結局のところは繰り返し書いてみて覚えていくしかないかとは思います。
ただ、書籍で持っておくと、何か気になったときにパラっと確認できますし、記号の一覧表みたいなものがあるとこちらも便利。
また、この本はスコアを書くだけでなく、後で役立たせる、分析する、といったところまで書いてあります。
本来はココが重要なんですものね。
書いたスコアから何を読み取るか...といったところも頭に入れておくと、より理解が深まるかと思います。

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